Kangaeruhito HTML Mail Magazine 657
 
 仕事始めの弁
 
 年末恒例の本の大整理や大掃除をしているうちに、ホコリで粘膜をやられました。鼻がグシュグシュし始め、喉がいがらっぽくなったなと思う間もなく、馴れない肉体労働で足腰が悲鳴を上げ始め(例年にもまして“弱音”を吐くのが早かった気がします)、最後は首、肩、背中がガチガチに固まってしまいました。

 案の定、大晦日の夜から完全にブレーク・ダウン。元日、2日と何をする気力もなく、風邪薬を飲みながら、すっかり寝正月になりました。

 一年の計は元旦にあり、というのに、「病とともに生きる」を特集したからといって、これでは洒落にも何にもなりません。ただ、旧年中の疲れを一気に掃き出し、ここで再生を図れたことは上々であったと考えるべきかもしれません。

 ウツラウツラするうちにハッとするような名企画が頭にひらめいた瞬間も何度かありました。目が醒めるとあらかた忘れているのがこうした場合の常ですが、そのうちひょいと思い出すことがないとも限りません。何より熟睡して、気力が戻ってきたのが幸いです。

「考える人」はこの7月で創刊15年目を迎えます。plain living & high thinkingの創刊理念を胸に刻みつつ、新しい試みを積極的に手がける年にしたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
「考える人」編集長 河野通和(こうのみちかず)
Copyright 2016 SHINCHOSHA (C) All Rights Reserved