2003年夏号

特集

建築家・中村好文が提案する「小さな家」

I. 浅間山麓に Asama Hut ができるまで

■小さくて「粗末な」家にこそ、
 家の原型が現れる。……中村好文
■本のない小屋……………加藤典洋

II. 七つの小屋めぐり………中村好文

■ヘンリー・デヴィッド・ソロー
■フィリップ・ジョンソン
■ル・コルビュジエ
■バーナード・ショー
■磯崎新
■武満徹
■鴨長明

III.ドライエリアのSmall Study

小さな都会の家に、極小の書斎を増築する。

IV. 大磯の崖に聳える Cliff House

海の見える「小さな家」。

養老孟司 万物流転
考える田舎

池澤夏樹 詩が必要な時

藤原正彦 暗号エニグマをめぐる熱い闘い

連載

坪内祐三 考える人
唐木順三

梨木香歩 ぐるりのこと
風の巡る場所2

橋本治 いま私たちが考えるべきこと
「私たち」を考える

茂木健一郎 仮想の系譜
思い出せない記憶

小谷野敦 大衆社会を裏返す

齋藤孝 天才を生み出す組織とは
サッカー選手養成システム 清水FC

中島義道 醜い日本の私

いとうせいこう 他人の知恵
彫れば、わかる

赤瀬川原平 大和魂
土下座について考える

吉成真由美 やわらかな脳
独裁者の脳は如何にして作られるか

俵万智 考える短歌

蓮實重彦 『「赤」の誘惑』補遺(2)
「フィクション」をめぐる
進行中の作業のためのノート

玉村豊男 農園主としてのわが人生
急転直下の大問題

河合隼雄 神々の処方箋
大女神の受難

新連載
高橋秀実 泳ぐ人
水がこわくて仕方がない

宮沢章夫 考えない
たとえフロイトがなんと言おうと

堀江敏幸 短篇小説
ピラニア

阿部謹也自伝
昭和の渦潮の中で[5]

望月通陽 風に頼んだ手紙
葦の言い訳

島村菜津 にっぽんをスローにする
沖縄の養生食の源流

山川みどり 六十歳になったから
俺たちに明日はない!?

新連載
鈴木春恵 革職人ピエール・ジェルベールの仕事と暮らし
しなの木のもとで

柿澤津八百「つる壽」味がたり
夏の料理

新連載
三谷龍二 小さな工房の四季
夏のテーブル

平松洋子 台所でにっこり
手で、つくる。

今森光彦 里山の匂い
夏の深緑

岩合光昭 海の熊
赤い花と白いクマ