2009年秋号

特集

活字から、ウェブへの……。

電子ブックの何がすばらしく、楽しいのか I

手作業で文字を組む、活字をつくる
内外文字印刷株式会社

【エッセイ】(活版組) 光を吸い込むくぼみ
堀江敏幸

【ロングインタビュー】 糸井重里
ここにいることがうれしい

電子ブックの何がすばらしく、楽しいのか II
瀧口範子

【インタビュー】

養老孟司
反論を予測しながら書く文章はつまらない。

水村美苗
私のウェブへの参加のしかたは二重言語者の典型のようです。

谷川俊太郎
ただただ憧れだけで、本当に小さなディスプレイのマックを買いました。

宮下志朗
何かを考え、何かを受け取るには書物との対話が必要です。

小林弘人
個々のメディア特性は、それが依拠するインフラの設計思想に織り込まれている。

木滑良久
出版社は、町工場じゃなくちゃいけない。

【エッセイ】

滑川海彦
アイコンの銀河系へ

橋本治
そもそもパソコンを持ってないし――

内田樹
書物に明日はあるか

荒川洋治
文字のことば

いとうせいこう
紙か電子か、ではなく

マイケル・エメリック
ホテル・カリフォルニアへ、ようこそ

野口悠紀雄
情報の生産者に利益を与えるような新しい仕組みは可能か?

内澤旬子
さよなら、活版

木村裕治
「手をつかえ」

佐藤卓己
活字がニュー・メディアになる未来

武田徹
ネットは、マスメディアの「オルタナティブ」から卒業できるか

加藤典洋
電子活字はどうすれば死ぬことができるのか

いしいしんじ
「自分の字」の現在、未来

第8回小林秀雄賞決定発表
選評
受賞者インタビュー・水村美苗
受賞作抄録

対談 福岡伸一×養老孟司
見えるもの、見えないもの
[中編]

インタビュー 丸谷才一
詩は酒の肴になる
聞き手・湯川豊

連載

日本の身体 第八回
【雅楽演奏家】安倍季昌
聞き手・内田樹

續・浄瑠璃を読もう(3)
『ひらかな盛衰記』のひらがな的世界(上)
橋本治

月日の残像(20) 忘れた自分
山田太一

レッドアローとスターハウス 西武と郊外の戦後思想史 第五回 社会主義と集合住宅
原武史

水惑星の旅(4) クソ水と「皆水道」
椎名誠

マチョ・イネの文化人類学(3)
意味を伝えるもの
西江雅之

万物流転(30) 生物多様性と採算性
養老孟司

天下無敵 第三回
「広告取り東洋一」の実業雑誌
佐藤卓己

きれいな風貌 西村伊作伝 第六回 文化学院の教師たち
黒川創

形態の生命誌 第六回 数学的な生命のカタチ
長沼毅

考える短歌(27)
俵万智

みんな誰かの末裔 第五回 ご先祖様はどちら様?
高橋秀実

チキュウズィン(0059-0062)
木内達朗

偶有性の自然誌 第八回 遊びの至上
茂木健一郎

考えない(29) ウクレレの者
宮沢章夫

イラスト・ルポ
かもめ舞う、小さな港町

長崎訓子

娘と私(21) お別れと誕生日
さげさかのりこ

私の暮らしかた 第十六回
親と歩く
大貫妙子

京都寺町お茶ごよみ(3) 抹茶のこと
渡辺都

日本のすごい味(6) チーズ
平松洋子

みちくさ絵本(18) キンモクセイ
おーなり由子

考える手(28) チェンバロ製作者、木村雅雄さん
チェンバロ
湯川豊

琵琶湖水系の旅(13) 田んぼの風情
今森光彦

動物たちの惑星 第九回[ボルネオ4]
岩合光昭