2011年春号

特集

考える仏教「仏壇」を遠く離れて

ネルケ無方 命を噛み締める修行
安泰寺の“禅プラクティス”

対談 高村薫×南直哉
考えて問う。“仏教復興”の条件と可能性

末木文美士 日本仏教を哲学として鍛え直す

対談 釈徹宗×中島岳志 未完の親鸞

ふたたび日本仏教を問う

酒井順子 我が家の仏壇

井上章一 拝観料と花柳界

千宗屋 茶と仏教

佐々木閑 日本仏教から失われた「律」

勝本華蓮 現代の尼さんの傾向と対策

みうらじゅん グレイト余生。

松下弓月 仏教と「サブカル」

吉永進一 近代仏教史の余白から 海の向こうから来た仏教者たち

佐藤哲朗 「仏壇」に吹きこんだ新しい風
日本仏教に「原点回帰」を促すブックガイド

特別読み物 鹿島茂
バロン薩摩の「わが青春に悔いなし」

インタビュー 丸谷才一
漱石は誰をからかったのか?

聞き手・湯川豊

特別対談 養老孟司×千宗屋
かすかな美の世界を求めて

連載

新連載「便利」は人間を不幸にするのですか?(1)
飽和する便利さ
佐倉統

續・浄瑠璃を読もう(8)
『妹背山婦女庭訓』と時代の転回点(上)
橋本治

形態の生命誌 最終回 カタチのカタチ
長沼毅

月日の残像(26) オフレコ
山田太一

文体百般 ことばのスタイルこそ思考のスタイルである 第二回
短い文――時間と空間に縛られて
山本貴光

行ったり来たり(5) ノーベル文学賞と「いい翻訳者」
マイケル・エメリック

須賀敦子の方へ 第三回
「ぴったりな靴」を求めて
松山巖

天下無敵 第九回
「貧強新聞」奮戦記
佐藤卓己

花森安治伝(4)
結婚と帝国大学新聞
津野海太郎

親鸞と日本主義 第六回
転向と教誨
中島岳志

チキュウズィン(0083-0086)
木内達朗

考えない(35) テレビから5メートル
宮沢章夫

考える短歌(32)
俵万智

レッドアローとスターハウス 西武と郊外の戦後思想史 第十一回
堤康次郎の死
原武史

サンタバーバラ便り 第四回
[十二月十七日~二月十七日]
加藤典洋

京都寺町お茶ごよみ(9) いり番茶
渡辺都

日本のすごい味(12) 京都・丹後「竹中罐詰」
オイルサーディン
平松洋子

私の暮らしかた 第二十二回
贈りもの
大貫妙子

娘と私(27) 初めての「お念仏」
さげさかのりこ

みちくさ絵本(24) さかな
おーなり由子

考える手(34)
堺の包丁

ニッポンの里山(2)
奈良県吉野郡吉野町
今森光彦

動物たちの惑星 第十五回[アメリカ5]
岩合光昭

※今号、西江雅之「マチョ・イネの文化人類学」は休載します。