2014年夏号

特集

文庫 小さな本の大きな世界

グラフィック
新潮文庫の100年

鼎談
角田光代×坪内祐三×祖父江慎
「やっぱり文庫が好き!」

評論

宮下志朗
自由を獲得した英知

内田洋子
創意と熱意の出版人

江戸時代にもあった小さな本

竹内洋
岩波文庫と教養主義の台頭

中村真人
もうひとつのレクラム文庫

マイケル・ビンヨン
ペンギンはどこへ行く?

永江朗
鉄道が運んできたもの

エッセイ

正木香子
目においしい書体味くらべ

岡崎武志
文庫王三たびあらわる

スティーヴ・ターナー
ビートルズ『ペイパーバック・ライター』バックステージ物語

ルポ
石原たきび
世界一小さな本が生まれるまで

私の小さな本

高村薫
加筆する理由

小山田浩子
その記憶の最初

三上延
武器として

町田樹
スケーターとしての強み

岡ノ谷一夫
「観念時代」の記念碑

宮田珠己
旅のお伴としての不自由な魅力

山田チカラ
海外への憧れを培った“おむすび”

宮下奈都
秋の森のリス

隈研吾
精神をコントロールするための道具

特別企画
シュタイデル
「世界一美しい本を作る男」を訪ねて[前編]

第2回 河合隼雄 物語賞・学芸賞 決定発表

選評
受賞のことば
角田光代・与那原恵

特別寄稿
河合俊雄 河合隼雄との三度の“再会”

新連載

高野秀行
謎のアジア納豆
(1)

納豆は外国のソウルフードだった!

養老孟司
ヨーロッパ墓地めぐり
(1)

死者は時間を超越する

しつもん、考える人
「知足」を知らないうちは、人間は幸せになれない
岡田武史

考える夏
歴史から教訓を学ぶということ
呉座勇一

連載

自由をめぐる八つの断章(3)
古代ローマ人の自由と自死
猪木武徳

「メディア流言」の時代(3)
「キャッスル事件」の呪縛
佐藤卓己

向井万起男のどんな本、こんな本(2)
『フラニーとズーイ』J・D・サリンジャー/著 村上春樹/訳
向井万起男

母の母、その彼方に(4)
四方田保との出会い
四方田犬彦

富士──ある山の伝記(5)
崩れる
池内紀

新地球紀行(6)動き続ける海面
大河内直彦

ニッポンの馬(6)競走馬の世界 その二
内澤旬子

生命の内と外 ホメオスタシスの謎(6)
細胞内のリサイクル
永田和宏

アメリカン・レガシー(5)
セサミストリート――幼児教育番組のしなやかなグローバリゼーション
渡辺靖

行ったり来たり(18)
記憶と悲劇
マイケル・エメリック

チキュウズィン(0135-0138)
木内達朗

考えない(48) そっちのほうの天才
宮沢章夫

『犬が星見た』をめぐる旅
高山なおみのロシア日記
(12)
ウズベキスタン編
高山なおみ

日本のすごい味(25) 駅弁
岩手県久慈市
宮古市「三陸鉄道」
平松洋子

日本の色と言葉(4)
羽衣
志村洋子

娘と私(40) ネコのおまわりさん
さげさかのりこ

考える手(47)
山口県宇部市大字西万倉岩滝
赤間硯

ニッポンの里山(15)
岡山県井原市美星町
今森光彦

動物たちの惑星(28)[タンザニア3]
岩合光昭