2016年冬号

特集

病とともに生きる

巻頭エッセイ
高橋源一郎
ぼくたちには弱さが必要なんだ、ということ

ロングインタビュー
澤地久枝 命はもろくて強いもの

医療を考える

中島孝
患者が輝きを手にする ナラティブの書き換え

立岩真也
生きて在るを学ぶ 「生存学」とは何か

人物ルポ

岩崎航 筋ジストロフィーの詩人 千葉望

星野史雄 患者に寄り添う闘病記 専門古書店店主に聞く

三遊亭歌笑 大病と笑いを味方に 泣き語りも芸のうち

矢澤智子 亡き子と営む診療所

エッセイ

近藤千津子
白血病で知った病のちから

永田淳
四十年後の邂逅 歌人・河野裕子が残した物語

短歌
松村由利子 味わい深き病の歌18首

私の一病息災

穂村弘 緑内障
小さな砂時計

朝井リョウ 粉瘤
どっこい生きてる、ど肛門ガエル

保険会社勤務S氏 睡眠時無呼吸症候群
チワワが嫌う夜のマスク

藤野千夜 ひどい肩こり
ほぐすの怖い

新連載 だから私は木を植える(1)
TOKYO「海の森」からのメッセージ
安藤忠雄

しつもん、考える人
タブレットですべての子どもたちに創造的な学びを
石戸奈々子

考える冬
数学者へのオーラル・ヒストリー
御厨貴

連載

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠(6)
光雲と波山
若松英輔

いまヒマラヤに登ること(4)
チョモランマ[4]
石川直樹

向井万起男のどんな本、こんな本(8)
『病の皇帝「がん」に挑む 人類4000年の苦闘』(上下巻)シッダールタ・ムカジー著
向井万起男

ヨーロッパ墓地めぐり(7)
墓とはなにか
養老孟司

ナイティンゲールの梟(最終回)
風景の調整と見守りについての話
梨木香歩

科学する心(3)
無限と永遠
池澤夏樹

超越と実存 私流仏教史(6)
中国仏教、智顗と法蔵の思想
南直哉

「文明」との遭遇(3)
逆転する歴史
苅部直

謎のアジア納豆(7)
元・首狩り族の納豆汁
高野秀行

行ったり来たり(24)
ナマリについて(2)
マイケル・エメリック

チキュウズィン(0159-0162)(最終回)
木内達朗

牛でいきましょう(3)
忘れるようにできている
宮沢章夫

空の虫かご(2)
旅と祭とタキシード
是枝裕和

日本の色と言葉(最終回)
平和の色
志村洋子

日本のすごい味(30) 栗きんとん
岐阜県中津川市「栗菓匠 七福」ほか
平松洋子

暮らしのサウンドスケイプ(6)
歳末、「音のある季語」を訪ねて
三宮麻由子

ニッポンの里山(最終回)
青森県八戸市
今森光彦

動物たちの惑星(最終回)[マダガスカル4]
岩合光昭