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「かあさん! 俺、自分の部屋が欲しいわ!」次男くんの一言から、村井家に念願の子供部屋が。いつのまにか「ママ」から「かあさん」へ、そして自立へ……? 
好評発売中の『女系図でみる驚きの日本史』を軸にしたトークイベント。「母親は誰か」に注目するだけで、日本史はこんなに面白くなる!
座間の事件でSNSの規制を求める声もありましたが、〈「死にたい」と言わせない厳しさではなく、「死にたい」と安心して〉言える世間を作るべきではないかと安田さん。
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11月20日(月)
松家仁之さんの長編小説『光の犬』刊行記念イベント、加藤典洋さんとの対談「記憶が織りなす物語」を聞きに、ジュンク堂書店池袋店へ。デビュー長篇『火山のふもとで』で読売文学賞を受賞してからもう5年。そして『光の犬』は3年ぶりの新作なのだな、としみじみ思う。

松家さんと加藤さんのつきあいは、松家さんがまだ新潮社で「考える人」を創刊する前、1997年、加藤さんが『言語表現法講義』で第10回新潮学芸賞を受賞したときからだから、20年に及ぶ。公開対談だけでも、加藤さんの『耳をふさいで、歌を聴く』刊行時、松家さんの『沈むフランシス』刊行時につづき三度目である。

二人の息はぴったりで、丁々発止のやりとりで、会場は笑いにつつまれて、とかならないのがこの二人のいいところで、開始早々から、加藤さんは公開対談ではあまり聞かないような、小説の急所をつくことを遠慮なく聞き、松家さんもそれをはぐらかすことなく、考えながら真摯にこたえる。将棋の真剣勝負を脇で眺めているような気持ちになってどきどきする(この対談は「新潮」2018年2月号に掲載予定です)。

11月21日(火)
待ち望んできたauの契約月がきたので、12年間使ってきたauを解約、いわゆる格安スマホのUQモバイルと契約した。支払いの終わったiPhone6sに新しいSIMを入れて使うことにした。

不器用なのでSIMの入れ替えに苦労していたところ、webデザイナーのSさんが助けてくれた。任せたら1分で入れ替えが終了。プロファイルと回線切り替え手続きをすませて全部で30分ぐらいで全ての工程が終了した。意外と簡単(不器用なので、SIMの入れ替えが一番緊張する)。

今のところ極めて快適である。特に通信速度が遅くなったとは感じない。auのメールが使えなくなったが、これは、ほぼgmailやLINEで代用できそうだ。貯まっていたauポイントが使えなくなるので、アマゾンギフト券に変えた。メールマガジンの読者にも格安スマホを検討して迷っている方がいると思うので、この件はまた報告しますね。

auでは旧プランの「スーパーカケホ+データ定額3」からスマートバリューが引かれて月に5600円ほど払っていた。UQモバイルのプランは「データ高速+音声通話プラン」にしたので、電話代は別になるが、それをあわせても月2500円ぐらいになるのではないか、と思っているのだが、どうなることやら……。

11月23日(木)
宇野常寛さんの大著『母性のディストピア』を読む。宮崎駿、富野由悠季、押井守というアニメーション界の巨人の仕事から、戦後日本が抱えた問題を紐解く。江藤淳が『成熟と喪失』で書いた問題意識を引き継ぎ、戦後的文化空間を「母性のディストピア」であると看破する。これは、宇野さんにしか書けない書物だ。

あとがきにも書いてあるが、宇野さんには『ゼロ年代の想像力』のあと、「新潮」にもまったく同じ「母性のディストピア」のタイトルで連載をしてもらったことがある。その連載はうまく単行本にまとまらなかったが、同じ問題意識の延長線上で書かれた本書が世に出るのはうれしい。

宇野さんのサイトPLANETSに掲載された【特別寄稿】宇野常寛「あなたはなぜ『母性のディストピア』を読むべきか」という文章にもひどく切実なものを感じた。

11月24日(金)
新潮」校了前になると、校閲のゲラがくるのを待って、一人で会社の近くで夕飯を食べることが増える。高血圧なので、野菜をとりたいのだが、どうも一人だとラーメン屋やら定食屋に入って炭水化物中心の食事をしてしまう。申し訳程度にトマトやキャベツの入ったミニサラダを注文しても、なんだか罪悪感から食べているようであまりおいしく感じない。

タイ料理屋に入ってもカオマンガイやタイカレーやガパオライスばかり頼んでいたが、これではいかんと、ふつうは一人では注文しなそうなスキヘーン(春雨とシーフードのタイスキ炒め)とライスにしてみた。すごくヘルシーで、野菜もたっぷりで、好みの味なのだが、いつもの定番メニューを頼むよりはちょっと高くなってしまう。外で野菜をとると高くつくのって、なんとかならないのだろうか。うーん、あと5年ぐらいしたら、タイカレーを出した松屋などのメニューにスキヘーンが入らないかな?
 
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