特集「数学の言葉」の冒頭にご登場いただいたのは、国立情報研究所の新井紀子さんです。「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトなど話題の研究を進めていらっしゃる新井さんには、『数学は言葉』(東京図書刊)というご著作があり、誌面では、山本貴光さんのブックガイドで紹介いたしました。

特集にずばり関係してくるぞ、これはぜひとも話を聞かなくては。
というわけで、今回はご多忙の中をご登場いただきました。うかがった濃密な内容については誌面をご覧いただくとして、新井さんのご著作は文系読者にわかりやすいものも多く、大いにお勧めです。

「具体的には自分の娘に語りかけるように書いたので、娘の成長と共に本の内容も深まっていく」と笑いながら話される言葉がインタビューにもありますが、「子どもにもわかるように」という、それこそが実はいちばん難しいことではないでしょうか。その優しさがあふれるご著作の数々、目を通しておいて損はありません! 未読の方には、以下がわかりやすいでしょう。

まずは、娘さんが小学生のときに書かれたという、『ハッピーになれる算数』(イースト・プレス刊)でしょうか。次は、「中学、高校時代のころ」だという、『生き抜くための数学入門』(同)。 娘さんが大人になられてからの作品かと思いますが(笑)、これからの時代を考えるうえで示唆的な衝撃作『コンピュータが仕事を奪う』(日本経済新聞出版社刊)や、人工知能プロジェクトについてまとめた『ロボットは東大に入れるか』(イースト・プレス刊)などもわくわくしながら頁をめくってしまうこと必至の本たちです。

知らなかった世界が広がります!