宇宙特集号では、「わたしと宇宙」と題したシリーズエッセイを掲載。さまざまな分野で活躍される4名の方にご登場いただきました。

 まずは、小さいころから宇宙に興味があり、SFもたくさん読んできたというミュージシャンの細野晴臣さん。〈YMOの初期のアルバムは、宇宙人に聴かせたいというロマンチックな気持ちで作った〉そうですが、〈空気を震わせる音楽って、知る限りやっぱり地球にしかない〉。スタジオに置いてあるUFOの模型をかたわらに、音楽と宇宙について語って下さいました。

 作家・森博嗣さんのエッセイのタイトルはずばり「僕は宇宙少年だった」。科学への強い興味を抱いて、プラネタリウムに通ったり、ロケット実験を計画するも実行できず悔しい思いをしたなつかしい日々を書いて下さいました。

 作家・津村記久子さんは「憧れのエレベーター」で妄想炸裂! 近々実現化されるという宇宙エレベーターについて、津村さんが繰り広げる想像の世界は抱腹必至です!

 生まれたときから弱視で、12歳で視力を失った東京外国語大学特任助教モハメド・オマル・アブディンさんは宇宙をどのようにとらえているのでしょうか。そこには生まれ故郷のスーダンで見た大きな大きなお月さまの姿がありました。かつて見たお月さまがつなぐ、お嬢さんとの心温まるお話が書かれた本作は、まさに珠玉のエッセイです。