J-WAVEのスタジオからの眺め。忙しい帰宅ラッシュの時間がはじまる。


 多くの人が新生活をはじめる4月。慣れない通学路や通勤、都市部では満員電車に悩まされている人たちも少なくないはずだ。
 ある時、日本を訪れたウガンダの友人に、こう尋ねたことがある。「日本はどう? 特にあの満員電車、びっくりしない?」。するとその友人、ちょっと考えて「そうだなあ。ウガンダだったらね、あの空間にあれだけの人がいたら、多分皆で歌っていると思うんだよ」と真面目に返してきたので、思わず吹き出してしまった。「そんな発想、私の中に浮かんだことない!」と。
 それから色々思いを巡らせてみた。例えばぐるぐる回る山手線、五本に一本くらい「音楽列車」に指定してみて、色んな世代が楽しめるように「J-POP車両」「洋楽車両」「昭和歌謡車両」「演歌車両」を並べてみる、静かに過ごしたい人は「クラシック車両」、「ヘビメタ車両」や「テクノ車両」は車両ごと揺れ動きそうなので要検討、なんて一人で考えているだけで楽しくなってしまった。
 もちろん想像の中の世界、けれどもそんな発想を頭の中で持っているだけで、毎日の見え方が少し変わってくるかもしれない。それとも、本当にいつか、そんな車両が実現したりして?

ウガンダ、ナンサナの朝。歌声と共に一日がはじまる。