「やりなおし世界文学」一覧
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(3)退かぬ媚びぬメアリー・ポピンズ——トラヴァース『風……
メアリー・ポピンズて結局どんな人やったっけ? と考え始めると、子供さんの面倒見る人やっけ? アルプスにおる人やっけ? エーデルワイス歌う人やっけ? とすごい早……
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(2)幼年期はべつに終わっていい——クラーク『幼年期の終……
大学生の頃はよくSFを読んでいて、この本もまた必読書としてしょっちゅう挙げられる本だったのだが、かなり最初の方で挫折したのを覚えている。十八歳の頃だ。なんだった……
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(1)限りなく豊かな「読む」クリスマス——ディケンズ『ク……
クリスマスは好きですか? わたしはちょっとよくわからなくなってきた。最近はクリスマス商戦のスタートダッシュが異様に早くて、ハロウィンが終わったらもうクリスマス……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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