シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「文学」一覧

やりなおし世界文学
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(6)船は誰にも従わない――スティーヴン……

 『宝島』は小学一年の時に買ってもらってよく読んでいた覚えがある。といっても、当時のわたしの認識では『デブの国 ノッポの国』とか『十五少年漂流記』、『若草物語』……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(10)特異な若手作家二人の特異な第二作

 今回は、以前に特異なデビュー作で感銘を受けた若手作家二人の、やはり特異な第二作を取り上げる。  まずは、カナダの作家ジェイソン・フリヴナク。第一作『苦境の家』……

やりなおし世界文学
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(5)孫子曰わく、「長引くのはほんとうに……

 「孫子」って書名だっけ人名だっけ? そうか正解は両方なのか。こんなことを言っている上に、まったく将軍とかではないわたしですが、『孫子』を読んでみることにした。……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(9)ロックンロール、フォークナー、ディ……

 1950年代アメリカは、ロックンロールが生まれた時期であり、と同時にフラナリー・オコナー、カーソン・マッカラーズ、ウィリアム・スタイロン、トルーマン・カポーティと……

やりなおし世界文学
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(4)罪に晒されたその後の物語——ホーソ……

 そういうことはナサニエル・ホーソーン。二十年以上前、ふと頭によぎった「そういうことはなさそう」を言い換えたナメクジ並みの物言いなのだが、これが頭をよぎり続けて……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(8)読んでよかったと思えるエドワード・……

 自分が訳しているのであまり持ち上げるのも気が引けるのだが、エドワード・ゴーリーがアメリカン・アートの世界においてone-of-a-kind(唯一無二)と言うしかないユニー……

やりなおし世界文学
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(3)退かぬ媚びぬメアリー・ポピンズ——……

 メアリー・ポピンズて結局どんな人やったっけ? と考え始めると、子供さんの面倒見る人やっけ? アルプスにおる人やっけ? エーデルワイス歌う人やっけ? とすごい早……

来日記念対談:ジョゼ・ルイス・ペイショット×中島京子「土地の記憶、犬たちの瞳」
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前篇 知らないのに、なつかしい場所

誰にでもある原風景 中島     ペイショットさんの『ガルヴェイアスの犬』、旅先で読ませていただいたんですが、ページを開くとピッとスイッチが入って、頭の中が一気……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(7)遍在するブライアン・ウィルソン

 無茶振りというのも時には有難いものである。昨年11月に東京で開かれたヨーロッパ文芸フェスティバルで、アイルランド人作家ケヴィン・バリーの朗読会に飛び入りで参加す……

やりなおし世界文学
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(2)幼年期はべつに終わっていい——クラ……

 大学生の頃はよくSFを読んでいて、この本もまた必読書としてしょっちゅう挙げられる本だったのだが、かなり最初の方で挫折したのを覚えている。十八歳の頃だ。なんだった……

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(6)ウルグアイの不思議なピアニスト兼作……

 つい先日、メキシコの作家フアン・ホセ・アレオラ(Juan José Arreola,  1918-2001)の短篇集『共謀綺談』がこの夏に松籟社から安藤哲行訳で刊行されているのを知って、……

やりなおし世界文学
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(1)限りなく豊かな「読む」クリスマス—……

 クリスマスは好きですか? わたしはちょっとよくわからなくなってきた。最近はクリスマス商戦のスタートダッシュが異様に早くて、ハロウィンが終わったらもうクリスマス……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(5)21世紀のおとぎばなし――レアード……

 アメリカ小説の文章上の特徴を考える上で、僕が勝手に「ヘミングウェイ指数」と呼んでいるものがある。その計算式は、ある文章がいくつの音節から成っているかを数え、そ……

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(4)自分を郵送した男

 前々回は「木」をいわば主人公にエコロジーの問題を考えたリチャード・パワーズの新刊を取り上げ、前回はグローバリズム、テロリズム等の今日的問題にいち早く目を向けた……

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(3)ジョゼフ・コンラッドはわれらの同時……

 過去の作家が、現代的なテーマを「先取り」していたというのは、どれだけすごいことなのか。  たとえばある作家が、テロリズムという現象をいち早く取り上げ、テロが生……

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(2)木の讃歌――リチャード・パワーズの……

 誰も聞いたことのない音楽を作ろうとした男の話である前作『オルフェオ』(2014、邦訳新潮社)が素晴らしかったので、もちろん本格的でない作品など一冊もない作家ではあ……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(1)カーヴァーについて語るときにエヴン……

 ニューヨークを拠点とするig publishingという小さな文芸出版社が、Bookmarkedというシリーズを出している。現役の作家が、若いころに読んで衝撃を受けた本を取り上げ、……

短篇小説を読む
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短篇小説を読む:作品一覧

レベッカ・マカーイ「赤を背景とした恋人たち」(藤井光訳) 短篇の名手として知られるアメリカの作家、レベッカ・マカーイの初短篇集『戦時の音楽』(新潮クレスト・ブッ……

来日記念対談:ジョゼ・ルイス・ペイショット×中島京子「土地の記憶、犬たちの瞳」
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後篇 たくさんの物語、たくさんの犬

膨大な名前と〈名のない物〉 中島     『ガルヴェイアスの犬』には、ものすごくたくさんの名前が出てきますよね。そして、一つだけ名前がついてないものがあって、そ……

随筆 小林秀雄
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四 微妙という事

 小林秀雄先生は、昼間はきわめて寡黙だった。お宅に参上するのは午後の三時が多かったが、その日の相談事がすんでしまうと、後はいつも静寂に領された。こちらが何かを切……

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漱石アンケート 私のベスト3 "Webで……

質問(1) 漱石作品のうち、「私のベスト3」を決めるとしたらどれですか? その理由も教えてください。 質問(2) 若い読者に一点薦めるならどれですか? 質問(3) 個人的な……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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