「スターリン」一覧
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第22回 言葉が先か、音楽が先か――音楽……
言葉と音楽 これまで、18世紀から20世紀半ばまでの西洋音楽と政治経済体制との関連について、いくつかの論点を取り挙げてきた。対象となった200年は、貴族制からデモクラ……
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第21回 国家は文化芸術を主導すべきか?……
西欧の「ヒューマニスト」たちへの怒り ショスタコーヴィチの人間観や人間評価の判断基準を考える場合、彼の西欧知識人に対する見方が参考になる。表現の自由が抑圧を受……
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第20回 スターリンを激怒させたショスタ……
「大祖国戦争」への愛国的反応 では戦争に対してショスタコーヴィチはいかに反応したのか。1941年6月22日、ヒトラー・ドイツの国防軍は、2年前に締結された「独ソ不可侵……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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