「池澤夏樹」一覧
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- エッセイ
10 古典が読めない!
私がある本をえらぶのか、それともある本が私をえらぶのか。いずれにせよ、近ごろは、じぶんとおなじ年ごろの70代から80代ぐらいの人たちが書いた本を手にとる機会が、め……
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- ことば
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「歩く」ことで広がる世界
それぞれ心に傷を持った四人の少年が、行方不明になった同い年の少年の死体を探しに「冒険の旅」に出ます。初めて自分たちの生まれ育ったホーム・タウンを離れ、まだ訪れ……
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- ことば
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- 自然
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「東北」という窓から見る日本
この一年を私たちはどう過ごしてきたのか。過酷な体験を経て、自分たちはどのように変わったのか――これは、三月十一日という節目を迎えて、多くの人々の胸に去来した問い……
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紀行文学ツアーのすすめ
父が旅好きだったせいもあって、小さい頃から地図を広げて眺めたり、時刻表を調べるのがなんとなく好きでした。少し大人の世界に近づくことができるようで、心ときめく感……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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