シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 
西崎憲
西崎憲

にしざき・けん 翻訳家、作家、アンソロジスト。訳書にコッパード『郵便局と蛇』、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』、『ヘミングウェイ短篇集』、バークリー『第二の銃声』など。編纂・共訳に『短篇小説日和』、『怪奇小説日和』、ウルフ『ピース』(共訳)など。著書に第十四回日本ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』、ほかに『蕃東国年代記』、『ゆみに町ガイドブック』、『飛行士と東京の雨の森』、『全ロック史』など。歌集『ビットとデシベル』刊行(歌人名フラワーしげる)。音楽インディーレーベルdog and me recordsと電子書籍レーベル〈惑星と口笛ブックス〉主宰。2016年フジロックフェスティバルでトラッシュキャン・シナトラズをトランペットでサポート。同年から3年間刊行された文芸ムック『たべるのがおそい』編集長。

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「考える人」から生まれた本

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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