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2026年7月22日

井上章一さんの連載が、『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか:土足禁止の精神史』として7月23日に発売!

 井上章一さんの連載「土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか」が、『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか:土足禁止の精神史』として、723日に新潮選書より発売されます!

 

 ブラジルの病院での意外な出来事をきっかけに、南蛮屏風や江戸・明治期の絵画、昭和の生活写真などを分析し、西洋では珍しい「室内で靴を脱ぐ」という習慣の文化的意味を掘り下げる。霊柩車、桂離宮、美人、京都など独自のテーマと視点に定評のある著者が、「われわれのこだわり」の隠された側面を明らかにする知的冒険の書!

著者紹介

井上章一

1955(昭和30)年、京都府生れ。京都大学大学院修士課程修了。国際日本文化研究センター所長。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想―ユリシーズ伝説と安土城』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。著書に『京都ぎらい』『学問をしばるもの』『美人論』『関西人の正体』『ヤマトタケルの日本史 : 女になった英雄たち』などがある。

本の目次はこちら!

まえがき ベッドで靴をぬがないで
1 階層や地域をのりこえて
2 住まいの近代
3 南蛮時代のミサ聖祭
4 日本の風俗とむきあって
5 スリッパの使い道
6 スリッパをはいて庭へでる
7 オランダか中国か
8 ロシアの影
9 ブーツ、そして靴袋
10 ロシアから英米へ
11 万延元年、未知との遭遇
12 旅館へあがる時
13 家のなか、店のなか
14 伊勢神宮への不敬とは
15 占領期の床と靴
16 戦後のアメリカで
17 世界は靴を脱ぎだした
18 公共の場でも抵抗は
19 鉄道史から見えること
20 野外でも履き物をぬぐ場合
21 草履かスリッパか
22 階層社会の諸問題
23 舞踏会の住宅史
24 架空世界の靴生活
25 官憲にはゆるされて
26 ロイヤル・ファミリーの場合
27 補論・裸の場合は

井上章一『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか:土足禁止の精神史 』(新潮選書)

2026/7/23

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新潮社公式HPはこちらへ。

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考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


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