シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 
嶋田俊平
嶋田俊平

1978年、大阪府生まれ。幼少期の計9年間をタイ・インドで過ごす。京都大学大学院農学研究科森林科学専攻修了後、環境系シンクタンクに勤務。2013年、仲間とともに株式会社さとゆめを設立。「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに、地域ビジネスの事業化を支援。地方創生の戦略策定から商品開発・販路開拓、店舗の立上げ・集客支援、観光事業の立上げ・運営支援まで地域に伴走するコンサルティングを実践している。山梨県小菅村〈NIPPONIA 小管 源流の村〉を運営する株式会社EDGE、山形県河北町の地域商社・株式会社かほくらし社、JR東日本との共同出資会社・沿線まるごと株式会社等の代表も兼務。

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
 「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
 どうして自分が「考える人」なんだろう―。
 手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
 それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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