シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「内容紹介」一覧

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家族のこれまで、これからの家族

 初対面の印象を、ある女性作家がこう語っていました。とある賞の選考委員の控室です。そこには十名ほどの男性と、その半数くらいの女性がいました。私も関係者として、実……

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  • ことば
  • こころ
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すべてが つながっている

 編集という仕事をしていると、しばしば人との“縁”を感じるものです。今回の特集「オーケストラをつくろう」では、ひとしおその思いを深くしました。  ベネズエラの青少……

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  • ことば
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文庫愛を告白!

 文庫本の特集です。といっても、いわゆるブックガイドのような読書特集ではありません。文庫本というカタチ、あるいはその出版形態が、私たち読者に何をもたらしてくれた……

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  • ことば
  • 内容紹介

児童文学に直に触れた北欧への旅

「行くぜ!」  明らかにそんな顔でした。 「えっ、来るのか?」  そう思った瞬間、柵を蹴ったリスは私の左肩に飛び移り、首の後ろを駆け抜けて右肩から飛び去って行きま……

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  • しごと
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いたるところに青山(せいざん)あり

「はたらく」というテーマを一般論として述べることは、正直に言って、手に余ります。何だか分別くさくて、エラソーに聞こえることを恐れるからです。だいたい、ふだん自分……

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  • ことば
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スピーチ、日本画論、夢の共演

 日本人はスピーチ下手だと言われてきました。人前で話すとなると絶叫型の選挙演説か、官僚作文の棒読みか、でなければ場をわきまえない一人よがりのおしゃべりか……。反面……

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  • ことば
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みんな数学を愛してる。

 数学を特集したい、という考えが芽生えたのは、小誌二〇〇九年夏号の「日本の科学者一〇〇人一〇〇冊」のときかもしれません。日本のさまざまな分野の科学者の著作を、ポ……

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小林秀雄 人生の最終章

 三十年前の三月一日のことは、いまだによく覚えています。当時、私は「中央公論」編集部に所属していました。十日に発売される四月号の編集作業がほぼ終わり、ホッとして……

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眠りに誘うもの 夢を育むもの

 フランスの漫画、バンド・デシネ(BD)が元気です。二〇一二年に亡くなった巨匠メビウスや鬼才エンキ・ビラルに続く新世代の作家たちが活躍しています。  今号の特集……

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「歩く」ことで広がる世界

 それぞれ心に傷を持った四人の少年が、行方不明になった同い年の少年の死体を探しに「冒険の旅」に出ます。初めて自分たちの生まれ育ったホーム・タウンを離れ、まだ訪れ……

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笑いの不思議、笑いの力

『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)などの著書を持ち、世界のジョークに詳しい名越健郎さんが、最近の秀作を紹介していました(『東京人』四月号)。  まずは金融危……

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「東北」という窓から見る日本

 この一年を私たちはどう過ごしてきたのか。過酷な体験を経て、自分たちはどのように変わったのか――これは、三月十一日という節目を迎えて、多くの人々の胸に去来した問い……

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  • ことば
  • 自然
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山家のもてなし

 特集の対談が行なわれたとき、話題に出た山梨県笛吹市の御坂山地を近いうちに歩こう、と話はまとまりました。山に登る人は往々にして体験談がうまく、聞いているとぜひ行……

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料理をしないのはもったいない

 今回の料理特集、企画と関係なく読んでみたら面白かった、そんな本もありました。たとえば、中公文庫の『檀流クッキング』。九歳で母親が家出してしまったので、やむなく……

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文章家としての梅棹忠夫

 梅棹忠夫は「ひと言」で捉えにくいスケールの持ち主ですが、私にとってはまず文章の人でした。  中学生の時に読んだ『モゴール族探検記』が最初の出会いなのですが、何……

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日本仏教の底力が問われている

 本号の校了をちょうど一週間後に控え、編集作業が佳境にさしかかった三月十一日、東日本大震災が勃発しました。  本号では、二〇〇五年冬号から六年ぶりに仏教を特集し……

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紀行文学ツアーのすすめ

 父が旅好きだったせいもあって、小さい頃から地図を広げて眺めたり、時刻表を調べるのがなんとなく好きでした。少し大人の世界に近づくことができるようで、心ときめく感……

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福岡伸一さんとの旅の成果

 森村泰昌さんとの対談で、福岡伸一さんのこんな言葉を目にしました。雑誌に掲載されていた森村さんの本棚に「ドリトル先生」シリーズがあった、というのです。他人の本棚……

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ハッセルブラッドと午後の雷

 村上春樹さんへのインタビューは、五月十一日の火曜日から十三日の木曜日まで、三日間にわたって行われました。  もしこれがテレビ番組のインタビューだとしたら、それ……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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