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「デモクラシーと芸術」一覧

デモクラシーと芸術
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第17回 「金銭」と「多数」から芸術を救えるか――批評家……

革命期のパトロン貴族たち  ベートーヴェンも貴族制から共和制・民主制への移行期に活動した芸術家であった。しかし彼のパトロンとの関係は、モーツァルトの場合とは異な……

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第16回 芸術家にパトロンは必要か――バッハとモーツァル……

公の援助の限界  友人夫妻に誘われて久しぶりに長岡京室内アンサンブルの演奏会(「望郷に寄す」)に出かけた。プログラムは、林 光が映画につけた音楽(『裸の島』より「……

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第15回 中間層は自律した聴き手となれるのか――グールドと……

所得の上昇が需要増加を生み、新技術が需要を開拓した   18世紀のヨーロッパの演奏芸術を支えていたのは教会と宮廷であった。宮廷はいかに上質のオペラ歌手やオーケストラ……

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第14回 グールドが夢想した「平等性のユートピア」……

オリジナルの持つアウラ(Aura)  絵画の世界では不確実性の問題が中心を占めることはない。画を観るものは完成品と対峙するのがほとんどだ。もちろん油絵画家が、何度も……

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第13回 技術進歩は音楽の何を変え、何を変えないのか……

演奏芸術における技術革新の影響  技術革新が個人の精神や社会風土に与える影響は途方もなく大きい。しかし変化を経験した瞬間の衝撃(impact)がいかに強くとも、人間は……

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第12回 「指揮者」に必要とされる能力は何か……

指揮者は専制君主か調整役か  これまで述べてきたところを、政治体制としてのデモクラシーとの類比で考えるとどうなるであろうか。共同体とそのリーダーという図式で捉え……

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第11回 「弦楽四重奏曲」と共存の精神……

正しい音があるはずだ!――クレンペラーの対話から  マーラー『交響曲』第8番は、作曲者自身の指揮によって、1910年9月、ミュンヘン博覧会の開幕行事として初演された。こ……

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第10回 マーラーが追求した「1000人超の大音響」……

体制(regime)と芸術における「規模」  経済社会における生産活動や消費者の行動、あるいは市場交換の機能の仕方を考える場合、規模(大きさ)という要素を無視すること……

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第9回 ヤナーチェクが追求した普遍性……

ヤナーチェクが注目した「発話旋律」  すでに触れたスメタナとドボルザークは、チェコ・ボヘミアを代表する国民的作曲家である。チェコは、大きく西のボヘミアと東(スロ……

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第8回 ドボルザークとチャイコフスキーを結びつけた「絶対音……

故郷は遠きにありて思ふもの   19世紀のロマン派の音楽をナショナリズムとの関連で考える場合、いくつかの「区別」が必要になる。たとえばショパンのマズルカ、ポロネーズ……

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第7回 ショパンにおける望郷のナショナリズム……

 モーツァルトが、ドイツ語オペラの作曲に強い熱意を示したことについてはすでに述べた。ジングシュピール(Singspiel 歌芝居の一形式)の伝統上にある「後宮よりの誘拐」……

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第6回 芸術の評価の基準は何か……

少数派であることの誇り   中産階級が富を蓄え、劇場やコンサート・ホールへと押し寄せる時代になると、音楽の聴き手が何を好むのかという点で、二つの相反する気持ちが生……

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第5回 「ボヘミアン」シューベルトの〈死〉の意識……

シューベルトはロマンティックな古典派?  ルネサンス以降のクラシック音楽の歴史は、バロック(17世紀初頭~18世紀中頃)→古典派(18世紀中頃~19世紀初頭)→ロマン派(1……

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第4回 バッハは祈り、ロマン派は自己を語る……

デモクラシーが生み出す人間類型  第一次世界大戦の勃発から第二次大戦の終焉までを一括りにして「第二の30年戦争」と呼ぶことがある(W.チャーチル)。この期間は人類史……

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第3回 名曲を生んだモーツァルトの「抵抗の精神」……

18世紀末の音楽家の地位  教会から劇場へという音楽の空間移動が、音楽家は誰のために作曲活動をするのか、という「送り手」側の事情を変えていくことになる。その典型的……

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第2回 ハイドンのミサ曲はなぜオペラ化したのか……

定義の議論は避ける  「芸術とは何か」、「芸術家とは誰なのか」という難問が控えていることは確かに気になるところではある。しかしこの問いに正面から向き合うのはそれほ……

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第1回 芸術からレジームを読む……

芸術と社会体制  読者にある程度の見通しを持っていただくために、この連載のねらいと、始めることになったきっかけをまず簡単に記しておきたい。  中学生以来、わたしは……

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹

  • 津野海太郎「最後の読書」読売文学賞受賞


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