シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「鳥類」一覧

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと

脳神経の研究者が夜型なのは仕方ない

 1989年春、米国メリーランド大学で博士の学位を取った俺は、日本に帰国し、上智大学でジュウシマツのさえずり研究を始めた。90年秋、筑波にある農林水産省の研究所、「農……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
  • こころ
  • エッセイ

小西正一先生の思い出

 2020年7月23日、小西正一先生が亡くなった。87歳であった。たいへん残念である。いくつかの報道によると、特定の病気と言うより、老衰により眠るように穏やかに亡くなっ……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
  • こころ
  • エッセイ

小鳥部屋を作る

 日本で入手できるキンカチョウの鳴き声が、世界標準のキンカチョウとずれていることを発見した俺は、いったんは途方に暮れた。しかし、代理親としてキンカチョウを育てて……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
  • こころ
  • エッセイ

さえずり研究事始め

 これまで数回にわたり、米国留学から帰り、いくつかの機関で研究を進めながら、いろいろと恋に落ちてきた話を懲りもせず続けてきた。もちろんこの間も研究を続けてきたわ……

カラスの悪だくみ
  • 世の中のうごき
  • 自然
  • エッセイ

またまた番外編 歌舞伎町、そこはカラスの……

「誰もいねえ!」 新宿アルタ前の通りを見た時の第一印象がそれだった。日曜の朝6時45分といえば確かに人は少ないだろうが、それでも朝イチで仕事に向かう業者さん、日曜で……

川上和人(森林総合研究所主任研究員)×高柳明音(SKE48) 『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』刊行記念対談
  • 自然
  • まなぶ
  • 対談

鳥の羽毛にも「神セブン」が!?(前篇)

(2017・5・25於ラカグ)

小笠原諸島をフィールドに研究を続ける職業鳥類学者・川上和人を悩ませるのは、爆発する火山の溶岩、耳に飛び込む巨大蛾、そして襲い来るウツボにネズミの大群! さらに、……

川上和人(森林総合研究所主任研究員)×高柳明音(SKE48) 『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』刊行記念対談
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  • 対談

小笠原より愛をこめて(後篇)

(2017・5・25於ラカグ)

(前篇はこちらから) 高柳 センセイは小笠原にずっと行かれてるんですよね。私も行きたいと思ってるんですよ。 川上 今度は6月、7月の2ヶ月ほど行きます。是非ご一緒……

考える四季
  • まなぶ
  • 自然
  • エッセイ

鳥類学者は恐竜をかく語りき

 憚りながら、春先に「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」という本を上梓した。恐竜は恐竜学者に任せておけばよかろうと思う方もおられるだろう。しかし、現代においては鳥類……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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