シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
村井理子
村井理子
(むらいりこ)

対談・インタビュー一覧

村井理子×宮下奈都「村井さんちと宮下さんちの生活」

村井理子×宮下奈都「村井さんちと宮下さんちの生活」

「考える人」の人気連載、村井理子さん『村井さんちの生活』が単行本になりました。刊行を記念してオンライントークイベントを開催。対談のお相手には作家・宮下奈都さんをお迎えしました。 滋賀県在住の村井さんと、福井県にお住まいの宮下さんにお話しいただけるのも、オンラインならではの企画。 共に地方で暮らし、ご自宅で仕事をされながら場所に縛られずに活躍されているお二人に、働くということ、家族との暮らし、そして子供との関係の変化などについて、笑いの絶えないトークとなりました。

村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」

村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」

「今の知識と経験を踏まえて、過去に戻ることができるとしたら、それでも母になりますか?」  この問いに「いいえ」と答えた女性23人へのインタビューを元に、イスラエルの研究者オルナ・ドーナトが書いた『母親になって後悔してる』。本書が今年3月に日本で刊行されるや否や、SNSを中心に大きな反響を呼びました。 「子どもを産んで後悔してるなんて、絶対に言ってはいけない」「今まで胸に秘めていた想いを代弁してくれた」――真っ二つに割れた議論が意味するものは?  訳者・鹿田昌美さんと、刊行直後からこの本に熱烈な共感を示し議論を巻き起こした翻訳家・村井理子さんが今回の現象、そして日本社会における「母親」について語ります。

阿古真理×村井理子 私たちは「ダメ女」なのか?

阿古真理×村井理子 私たちは「ダメ女」なのか?

試し読み一覧

『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』試し読み

『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』試し読み

38歳で名門料理学校を卒業した著者は、ふとしたきっかけから女性たちに料理を教えることになった。自分らしい料理との付き合い方がわからず、自信が持てなかった年齢も職業もバラバラな10人とともに笑い、一緒に泣き、野菜を刻み、丸鶏を捌いていたら、彼女たちの人生が変わり始めた! 買いすぎず、たくさん作り、捨てないしあわせが見つかる、一冊で何度も美味しい料理ドキュメンタリー。

『人間をお休みしてヤギになってみた結果』試し読み

『人間をお休みしてヤギになってみた結果』試し読み

33歳でまだ父親と同居、お先真っ暗。今の僕には何もない。悩むのはもうイヤだ! 人間をお休みしてヤギになる! 奇天烈な発想を、驚愕のスピードと熱量で実現してみた抱腹絶倒サイエンス・ドキュメント、冒頭を試し読み!

『義父母の介護』試し読み

『義父母の介護』試し読み

「考える人」の好評連載「村井さんちの生活」。近年は、認知症の義母と90歳の義父のケアに奔走する日々が中心になっていましたが、そのパートをまとめた新刊『義父母の介護』が7月18日に新潮新書より発売されます。  義母の認知症が8年前に始まり、義父も5年前に脳梗塞で倒れた。結婚以来そりが合わなかった姑と舅だが、「私がやらなければ!」と一念発起。仕事と家事を抱えながら、義父母のケアに奔走する日々が始まった――。しかし、急速に進行する認知症、介護サービスを拒絶する義父に翻弄され、やがて体力と気力は限界に。介護の最初の一歩から、高齢者を騙す悪徳業者との闘いまで、超リアルな介護奮闘記です。 発売を記念して、本書より「プロローグ――それは瓶ビールから始まった」を公開いたします。すべての始まりとなった7年前、義母に起きた異変とは?

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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