「暮らしのサウンドスケイプ」一覧
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童謡の動揺
小学生のころ、NHKの「みんなのうた」に「コンピューターおばあちゃん」というのがあった。いまならスマホやパソコンのスーパーユーザーを連想するのではないか。この……
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現場の音スナップ
テレビのニュースでインタビューが放送されるとき、私には注意して聞く音がある。それは、背後の音だ。街の喧騒、子供たちの歓声、人々の足音、鳥や動物、虫たちの鳴き声……
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音の忍(しのび)
六月のある日、夜の山でムササビを観察していたら、突然、頭上でギイーンと長く引きずるような音がした。何かがきしむような、バイオリンの弓を、音が出ない程度に弦とこ……
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美しい声とは
歴史上の人物の肖像画や骨格をもとに声を復元した合成音声をいくつか聞いた。ネットで聞ける音声については出典が分からないので信憑性は度外視になるが、舌の動き加減で……
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歳末、 「音のある季語」を訪ねて
好きな季語の一つに「年用意(としようい)」がある。正月事始ともいい、十二月十三日から掃除や残務整理など、新年を迎えるための準備に入ることである。 試しに、私の……
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四季を告げる鳥の声 2 寒い季節の鳥たち
前回の暖かな季節に続き、今回は寒さのなかで聞ける鳥たちの声に耳を澄ませてみよう。 立秋の声を聞くと風の温度が微妙に下がるのが分かる。だが鳥たちの声が変わる……
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四季を告げる鳥の声 1 暖かな季節の鳥たち
俳句を作るとき、私は音で聞こえる季語を中心に探しがちになる。中でも、鳥の声は細やかに季節の進行を音に訳してくれる。今回と次回は、暖かな季節から順に、四季の鳥の……
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体感で聞く音楽
小学校三年生くらいのとき、ピアノ曲「ラ・カンパネラ」と出会ったことで、私の音楽の聞き方が決まったような気がする。 私は四歳で失明した直後から現在まで、ピアノ……
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川のマリンバ
つい十年ほど前まで、川岸に立ったときにどちらの方向が上流なのかということにあまり頓着していなかった。 川の中・上流域には瀬が多く、音は一定の方向からホワイト……
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風の音
活動拠点に選んだタワーマンションの十六階に住むことが決まったとき、さみしくなるなと思った。親元を離れるからではない。自然の音が聞けなくなりそうだったからだ。 ……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。
目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。
当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。
まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。
あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。
創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。
読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。
「考える人」編集長
松本太郎

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