「文学は予言する」一覧
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第5回 アマンダ・ゴーマンの詩が提起した「翻訳の政治」……
(*本連載について) 大統領就任式で披露された「言葉と声の力」 ここからは、現代を象徴するもうひとつの特徴である「多様性と他者性」、つまり異なる人種や文化、言語……
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第4回 「ミューズ」になるか、自分で書くか? 女性作家た……
(*本連載について) 女性を型にはめる「聖と魔」の理論 父権社会で男性たちが自分の理解を超えた女性の力に出会ったとき、対処に困った彼らは女性たちにレッテルを貼っ……
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第3回 文学に描かれてきた「舌を抜かれる女たち」
(*本連載について) 「口封じ」というナラティブの武器 ここからは、実社会でのみならず文学においても、さまざまな形で抑圧されてきた女性やマイノリティの「声」につ……
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第2回 女性と子どもにとってのリアルなディストピア
(*本連載について) SFから日常へ――ディストピアの曲がり角 ここで、ディストピアとSFの関係に少し触れておきたい。 ディストピア文学はもともと未来を舞台にするこ……
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第1回 ディストピア文学はなぜ長年流行しているのか?
*本連載について わたしは翻訳業と並行して、2000年頃から新聞や雑誌で書評の執筆を始めましたが、気づいたら、書評や評論のほうが仕事の大部分を占めるようになってい……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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