「家族」一覧
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
1. お坊さんの結婚と離婚
お坊さん、結婚を決意する 「結婚することにした」 27歳のある日のこと。ぶっきらぼうに、両親にそう報告した。 いや、報告したというより、宣戦布告に近かった。 ……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
大晦日の税込み税抜き大激論、その意外な結……
(前回の記事を読む) 私にとって悪夢のような行事。それはわが家の年越しイベントだった。なぜだかわからないけれど、義理の両親が大晦日からわが家に泊まり込んで正月……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
税込みと税抜き、どちらになさいますか?
義理の両親の介護がはじまって、はや三年。私も夫も、義父の体調の悪化と、義母の認知症の進行に全く気づくことができず、一体なにが起きているのかと首をひねるばかりだ……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
きょうだいの手紙
先日、どうにもこうにも仕事が手につかないので、エクササイズを兼ねて家の大掃除をした。だいたい、仕事が手につかないときは、外に出てウォーキングなんてポジティブな……
-
- くらし
- イラスト
泡、かんさつ中。
-
- ことば
- くらし
- エッセイ
元旦、道路に寝転んで
今年こそ、絶対に十分な休息を取ると決めていた年末年始だったけれど、やはり今年もドタバタと年を越してしまい、気づけば正月はすっかり終わっていた。ゆっくりと休めた……
-
- たべる
- 対談
第1回 「野菜炒めでいいよ」って何?
料理は女の義務ですか 阿古真理/著 2017/10/14発売 ――阿古さんが書かれた『料理は女の義務ですか』の中で『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(以下、『ダメ女』……
-
- くらし
- 世の中のうごき
- エッセイ
闇の中を生きながら
のろのろと進む車の群れ、クラクションの間を駆けていく人々。フィリピン、マニラはいつものように喧騒に包まれていた。きらびやかなネオンから隠れた路地裏の暗闇に、彼……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
急いで大きくならないで
春休みが終わり、息子達は5年生へと進級した。あの幼かった2人がよくぞ成長してくれたと、喜びで震える私であった……はずなのに、いささかショックなできごとが続いたため……
-
- 思い出すこと
- くらし
- こころ
3月、今を生きる宿題
3月がもうすぐ、終わろうとしている。11日は6年前、東日本大震災が起きた日。同じ日、取材でお世話になった方のお子さんが、保育所で亡くなったことを昨年知った。12日、……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
しっぽブンブン
風のなかに春のにおいを感じる。朝晩はまだ冷え込むけれど、日中の数時間はリビングの窓を開け放つぐらいがちょうどいい。熱い珈琲を淹れて、ほっと一息。わが家に来て早……
-
- くらし
- こころ
- 思い出すこと
- エッセイ
こんにちは、ハリー
一月下旬から二月上旬にかけて、滋賀県は大雪に見舞われた。ここ十年でもっとも多い積雪量で、私達の生活にも少なからず影響が出た。立ち往生する車で生活道路が大渋滞し……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
君がいなくなってからのこと
正月は雪も降らず、暖かかった。まるで春のような日差しで、勘違いした動物が冬眠から覚めそうなほどだった。私は例年通り、特別に何をするでもなく、この時のためにと購……
-
- 思い出すこと
- くらし
- ことば
- エッセイ
父の命日
ハロウィンのメロディーが、肌寒くなりはじめた小路に漏れ聞こえる。街中がどこかカラフルで楽し気になるにつれ、暗澹とした気持ちになっていたかつての自分を思い出す。……
-
- くらし
- こころ
- たべる
- 内容紹介
家族のこれまで、これからの家族
初対面の印象を、ある女性作家がこう語っていました。とある賞の選考委員の控室です。そこには十名ほどの男性と、その半数くらいの女性がいました。私も関係者として、実……
ランキング
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
ランキング
「考える人」から生まれた本
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら