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対談・インタビュー一覧

河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」

河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」

河野有理 , 森本あんり

尾原宏之さんの「考える人」連載をまとめた『「反・東大」の思想史』が、新潮選書から刊行されました。刊行を記念して、東京大学の出身で、尾原さんと同じく日本思想史を専門とする河野有理・法政大学教授と、『反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮選書、2015年)の著者、森本あんり・東京女子大学学長が、本書をめぐって対談しました。

「帰って来た橋本治展」記念講演&対談

「帰って来た橋本治展」記念講演&対談

松家仁之

1977年、小説「桃尻娘」でデビューした橋本治さんは、以降、小説や古典の新訳、社会時評、評論、イラストレーション、ニットなど多種多様な作品を残し、多くの人を楽しませてきましたが、2019年1月29日、惜しまれつつ70歳でこの世を去りました。
その膨大な「仕事」を軸に生涯をたどる展覧会「帰って来た橋本治展」が神奈川近代文学館にて開催中です(2024年3月30日~6月2日)。開催を記念して行われた同展編集委員の作家・松家仁之さんによる講演、さらに橋本さんの実妹である柴岡美恵子さんを迎えた対談を採録。家族しか知らない貴重な橋本さんの姿から、編集者として橋本さんに教わったこと、展覧会の見どころまでをふたりが語ります。

マンガで歴史を描くということ

マンガで歴史を描くということ

ヤマザキマリ , とり・みき , 出口治明

ヤマザキマリ&とり・みきのコンビによる合作マンガ『プリニウス』(全12巻)が、第28回手塚治虫文化賞 マンガ大賞を受賞! 古代ローマの博物学者の生涯を描いたこの作品は、昨年7月に最終巻となる第12巻を刊行。連載開始から約10年、堂々のフィナーレを飾りました。受賞を記念して、「同作品のファン」という出口治明氏(立命館アジア太平洋大学学長)をゲストに迎えた、作者ふたりとの鼎談を再録いたします(初出『プリニウス 完全ガイド』新潮社、2016年)。

食の変態

食の変態

稲田俊輔 , マキタスポーツ

「エリックサウス」総料理長・稲田俊輔さんの新刊『お客さん物語 飲食店の舞台裏と料理人の本音』(新潮新書)の刊行を記念して、芸人・俳優・文筆家として活躍中のマキタスポーツさんとの対談が、青山ブックセンター本店にて行われました。
初対面のふたりですが、「稲田さんって、食の変態ですよね?」というマキタさんの発言から一気にヒートアップ。お互いの唯一無二の立ち位置から食への尋常ではないこだわりまで、縦横無尽に展開していきます。

三島由紀夫はなぜあのように生き、死んだのか

三島由紀夫はなぜあのように生き、死んだのか

平野啓一郎 , 小川公代

 執筆開始から23年の年月をかけて、小説家・平野啓一郎氏は今年4月に『三島由紀夫論』を刊行した。『仮面の告白』『金閣寺』『英霊の声』『豊饒の海』の4作品の精読を通じて、三島が描いてきた「作品世界」と、天皇主義者としての彼の「行動」とを一元的に論じる画期的な三島論。この作品は発売直後からSNSなどで大きな反響を呼び、発売後わずか1週間で増刷決定、1か月以内に三刷が決まるという、高価な文芸批評書としては異例の売れ行きが続いている。
 本書の出版を記念して、5月23日にジュンク堂池袋本店にて、刊行記念トークイベントが開催された。著者・平野啓一郎氏の対談相手を務めるのは、「ケア」の概念を軸とした文学研究で知られる小川公代氏。三島とオスカー・ワイルドとの共通性から始まり、セクシュアリティの問題、認識論、ニヒリズムの克服といったキーワードを軸に語り合った。

戦争と音楽

戦争と音楽

岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子

音楽学者の第一人者・岡田暁生さんと、博覧強記の音楽評論家の片山杜秀さんの対談本『ごまかさないクラシック音楽』(新潮選書)の刊行を記念して、朝日新聞の吉田純子さんを司会役に、著者の二人が「戦争と音楽」について語り合いました。ロシアによるウクライナ侵攻の最中、音楽はいかなる役割を果たしうるのか――。

言葉は「間違い」の中から生まれる

言葉は「間違い」の中から生まれる

今井むつみ , 高野秀行

「言語はジェスチャーゲーム(言葉当て遊び)のようなものだ」という画期的な見方を提示して話題になっている『言語はこうして生まれる』(モーテン・H・クリスチャンセン、ニック・チェイター著)。本書にいち早く反応した辺境ノンフィクション作家の高野秀行氏と、本書の原著者とはお互いの研究に刺激を受けてきた慶應義塾大学SFC教授の今井むつみ氏による対談が実現。言語について縦横に語り合った。

黒川創×行司千絵 「性」をどうやって生きてきたか

黒川創×行司千絵 「性」をどうやって生きてきたか

黒川創 , 行司千絵

「フリーセックス」の空気が漂う70年代の京都から、好景気のなか「自立」が謳われた80年代の東京、そして#MeToo運動に世界が揺れる2020年代の現在まで――。 「性」が人生にもたらすものを歳月とともに描きだす長篇小説『彼女のことを知っている』をめぐって、京都新聞記者の行司千絵さんと作者の黒川創さんが語りあいます。

村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」

村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」

村井理子 , 鹿田昌美

「今の知識と経験を踏まえて、過去に戻ることができるとしたら、それでも母になりますか?」
 この問いに「いいえ」と答えた女性23人へのインタビューを元に、イスラエルの研究者オルナ・ドーナトが書いた『母親になって後悔してる』。本書が今年3月に日本で刊行されるや否や、SNSを中心に大きな反響を呼びました。
「子どもを産んで後悔してるなんて、絶対に言ってはいけない」「今まで胸に秘めていた想いを代弁してくれた」――真っ二つに割れた議論が意味するものは?
 訳者・鹿田昌美さんと、刊行直後からこの本に熱烈な共感を示し議論を巻き起こした翻訳家・村井理子さんが今回の現象、そして日本社会における「母親」について語ります。

岸本佐知子×津村記久子「世界文学に関するあれこれをゆる~く語ります」

岸本佐知子×津村記久子「世界文学に関するあれこれをゆる~く語ります」

津村記久子 , 岸本佐知子

『華麗なるギャツビー』『ゴドーを待ちながら』『ボヴァリー夫人』……名前は聞いたことあるけど、実は読んだことのない名作ありませんか? 

そんな作品たちと真っ向から向き合ったのが作家・津村記久子さん。時にはツッコミを入れながら、古今東西92作の物語のうまみと面白みを引き出した世界文学案内『やりなおし世界文学』の刊行を記念して、翻訳家・岸本佐知子さんとの対談が実現。読み巧者の二人ならではの翻訳文学の楽しみ方を軽妙に語り合いました。

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」

スージー鈴木 , 川添愛

好評発売中の『桑田佳祐論』で、サザンオールスターズやソロ26作の歌詞を徹底分析した音楽評論家・スージー鈴木さんと、言語学者・川添愛さんによる対談。川添さんは著書『言語学バーリ・トゥード』で、ユーミンの名曲の歌詞を分析。今回もその知見を活かして、スージーさんとともに桑田佳祐の独特にして絶妙な日本語の魅力に迫ります。はたして、桑田佳祐の歌詞のどごが凄いのか?――この難問に、音楽評論家&言語学者という異色のコンビが挑みます。

『ハレム 女官と宦官たちの世界』刊行記念 「ハレム」の魅力を語ろう 篠原千絵×小笠原弘幸

『ハレム 女官と宦官たちの世界』刊行記念 「ハレム」の魅力を語ろう 篠原千絵×小笠原弘幸

篠原千絵 , 小笠原弘幸

性愛や淫蕩のイメージで語られてきたイスラム世界の後宮「ハレム」。その実態を描く『ハレム:女官と宦官たちの世界』を刊行した九州大学准教授の小笠原弘幸さんは、同じくハレムを舞台にした人気漫画『夢の雫、黄金の鳥籠』の大ファン。その作者の篠原千絵さんと、ハレムの不思議な魅力について語り合います。

水野良樹×柴那典「ヒットは難しいけれど」

水野良樹×柴那典「ヒットは難しいけれど」

水野良樹 , 柴那典

音楽ユニット「いきものがかり」の水野良樹さんが、コロナ禍の日常からメンバーの脱退、歌への想いを綴ったエッセイ集『犬は歌わないけれど』(新潮社)。音楽ジャーナリストの柴那典さんが平成30年間のヒット曲を分析した論考『平成のヒット曲』(新潮新書)。両書の刊行を記念して、旧知の二人がヒット曲の条件からコロナ後の音楽までを語ります。

川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」

川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」

川添愛 , 高野秀行

理論言語学で博士号を取得し、『ふだん使いの言語学』(新潮選書)をはじめとするさまざまな著書で「言語を観察する」方法を披露している川添愛さん。かたや、アフリカや南米、東南アジアなど世界の秘境で数々の言語を習得してきた経験を持つ高野秀行さん。
一見、まったく別のやり方でことばに触れてきたように見える二人ですが、その言語との接し方は驚くほど共通しています。それぞれのフィールドで観察してきた「ことばの謎」についての初対談。

ヤマザキマリ×清水克行「歴史は民衆によって作られる」

ヤマザキマリ×清水克行「歴史は民衆によって作られる」

ヤマザキマリ , 清水克行

室町時代という「最も日本らしくない」時代の庶民を生き生きと描いて話題となった『室町は今日もハードボイルド』。著者の清水克行氏は、『テルマエ・ロマエ』や『プリニウス』で古代ローマの生活文化を描き続けるヤマザキマリ氏にずっと親近感を持ってきたという。一方のヤマザキマリ氏も、清水氏の同書を「思い込みや予定調和から解放される本」と絶賛。中世日本と古代ローマをとおして人々やその生活文化について考え続けてきたお二人が、コロナ下の日本と世界について縦横無尽に語り合いました。

山戸結希×菊地健雄「ドラマとか演出とか背中とか」

山戸結希×菊地健雄「ドラマとか演出とか背中とか」

山戸結希 , 菊地健雄

大きな反響を呼んだ、2021年4~6月放送のドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京「ドラマ24」、現在はAmazonプライム・ビデオなどで配信中)。原作は、父と25年前に亡くなった母のことを綴ったジェーン・スーさんの同名エッセイ。同ドラマの監督を務めた山戸結希さん(1、2、9~12話を担当)と菊地健雄さん(3~8話を担当)が、演出における試行錯誤を振り返りながら、あらためて作品の魅力を語ります。

五木寛之×碧海寿広「私たちはなぜ親鸞に魅了されるのか」

五木寛之×碧海寿広「私たちはなぜ親鸞に魅了されるのか」

五木寛之 , 碧海寿広

昨年10月、新潮選書から親鸞聖人を論じた2冊の本が刊行されました。ひとつは、五木寛之氏の『私の親鸞 孤独に寄りそうひと』。その出会いから50年以上親鸞を追い続けてきた作家による半自伝的親鸞論です。もうひとつは、近代仏教研究者・碧海寿広氏の『考える親鸞 「私は間違っている」から始まる思想』。近代以降の論客たちが、いかにして親鸞の魅力や影響を語り続けてきたのか――それぞれの親鸞論を読み解いた一書です。その両者が、あらためて親鸞の魅力を語ります。

鴻巣友季子×竹内康浩『謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか』刊行記念対談

鴻巣友季子×竹内康浩『謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか』刊行記念対談

鴻巣友季子 , 竹内康浩

サリンジャーの名短篇「バナナフィッシュにうってつけの日」のラストについて、これまで誰も発したことのない問いを投げかけ、名うての読み手たちを仰天させた竹内康浩・朴舜起著『謎ときサリンジャー』(新潮選書)。スカーレット・オハラとレット・バトラーという名キャラクターを擁し、めくるめく展開が心揺さぶる巨篇『風と共に去りぬ』の本質は恋愛小説ではない、として熱烈なファンたちを瞠目させた鴻巣友季子著『謎とき『風と共に去りぬ』』(新潮選書)。それぞれの著者が、文学作品を読む楽しみを思う存分、語り合います。

三浦佑之×安藤礼二「海の民、まつろわぬ人々――。」

三浦佑之×安藤礼二「海の民、まつろわぬ人々――。」

三浦佑之 , 安藤礼二

出雲と筑紫、そして若狭、能登、糸魚川から諏訪まで続く「海の道」—―古代日本、「表通り」は日本海側だったことを、『古事記』等の文献はもちろん、考古学や人類学も含めた最新研究から丹念に追った『「海の民」の日本神話 古代ヤポネシア表通りをゆく』(新潮選書)。著者の三浦佑之氏(千葉大学名誉教授)と安藤礼二氏(多摩美術大 学教授)による、古今東西を自由に駆け巡る、刊行記念対談をお届けします。

中野翠×佐久間文子 『ツボちゃんの話 夫・坪内祐三』をめぐって

中野翠×佐久間文子 『ツボちゃんの話 夫・坪内祐三』をめぐって

中野翠 , 佐久間文子

2020年1月に急逝した坪内祐三さん。25年という時間を共に過ごした妻・佐久間文子さんが、その想い出を綴った『ツボちゃんの話 夫・坪内祐三』には、坪内さんが残した貴重な仕事から生活ぶり、激しい喜怒哀楽までが、使命感をもって記されています。
「やっぱり不思議な人だったね」と語るのは、コラムニストの中野翠さん。坪内さんとは30年来の友人。そのふたりが、稀有な評論家の“素顔”を探りながら、その想い出を語ります。

磯野真穂×與那覇潤「コロナ禍に人文学は役に立つのか?」

磯野真穂×與那覇潤「コロナ禍に人文学は役に立つのか?」

磯野真穂 , 與那覇潤

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、1回目の緊急事態宣言が出されてから1年4か月あまり。理系の専門家が主導するコロナ対策の裏で、見過ごされている問題はないのか。人文学の視点から何か提言できることはないのか。人類学者の磯野真穂さんと、(元)歴史学者の與那覇潤さんが話し合いました。※この記事は、2021年7月16日にジュンク堂書店池袋本店にて開催された【與那覇潤書店第3回オンラインイベント】の対談の一部を再構成し、加筆修正を施したものです。

ブレイディみかこ×ヤマザキマリ「パンク母ちゃん」

ブレイディみかこ×ヤマザキマリ「パンク母ちゃん」

ブレイディみかこ , ヤマザキマリ

初対面にしてすぐに意気投合したふたりには、「長い海外生活」「外国人男性との間に生まれたひとり息子」「20代でお付き合いした男性の“職業”」など、多くの共通点があることが発覚しました。そして何より、ふたりともパンクにハマった青春時代があり、その経験が後の人生に大きな影響を与えたこと――。
 海外での凄絶な恋愛、出産、子育て、その経験から見えてくる日本という国の特殊性など、話題は多岐にわたります。これまで数々のタフな修羅場をくぐり抜けてきたふたりによる、喜怒哀楽の詰まった、グルーヴ感溢れる対話をお楽しみください。

若松英輔×山本芳久「人生のソムリエ」になろう

若松英輔×山本芳久「人生のソムリエ」になろう

若松英輔 , 山本芳久

「世界は善に満ちている」――こう言われると「そんなわけはないだろう」と反発を覚える人も多いかもしれません。しかし中世ヨーロッパを代表する哲学者トマス・アクィナスは、この世界の在り方を論理的に分析して、そう結論づけました。新刊『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義 』を刊行した東京大学教授の山本芳久さんに、批評家の若松英輔さんがその真意を聞きます。

ドミニク・チェン×全卓樹「共同体をつくる科学の言葉」

ドミニク・チェン×全卓樹「共同体をつくる科学の言葉」

ドミニク・チェン , 全卓樹

『未来をつくる言葉』『銀河の片隅で科学夜話』の二作が第3回目八重洲本大賞を同時受賞。その二作を書いたのは、それぞれドミニク・チェン&全卓樹の両氏。授賞式での話が弾み、つながったのが今回の対談だ。情報学者と物理学者の織りなす、未来の共同体をつくるための科学夜話とは?

春間豪太郎×高野秀行「自分のゲームを創れ!」

春間豪太郎×高野秀行「自分のゲームを創れ!」

春間豪太郎 , 高野秀行

『草原の国キルギスで勇者になった男』を刊行した春間豪太郎さんと、彼が尊敬するノンフィクション作家・高野秀行さんとの対談が実現。なぜ人は冒険や探検に憧れるのか。年齢が二回り違う二人のスタンスはどう違うのか。ノンフィクションを書く極意、生きづらいこの世の中をどうサバイブしていくのか――勇者たちの夢の対談をお届けします。

三品輝起×島田潤一郎「雑貨の地図と断片化する世界」

三品輝起×島田潤一郎「雑貨の地図と断片化する世界」

三品輝起 , 島田潤一郎

東京・西荻窪の雑貨店「FALL」の店主・三品輝起さんの連載に書きおろしを加えた単行本『雑貨の終わり』が2020年に発売されたのを記念したトークイベントを開催。聞き手は夏葉社・島田潤一郎さん。〈雑貨化〉とは何か。断片化する世界とは? 白熱したトークをお届け。

今福龍太×真木悠介「宮沢賢治の気流に吹かれて」

今福龍太×真木悠介「宮沢賢治の気流に吹かれて」

今福龍太 , 真木悠介

『宮沢賢治 デクノボーの叡知』(新潮選書)の著者・今福龍太さんが、第30回宮沢賢治賞に続き、今年度の第18回角川財団学芸賞を受賞されました。これを記念して、「新潮」2020年1月号に掲載された真木悠介(見田宗介)さんとの特別対談をウェブでも公開いたします。真木さんがお書きになった『気流の鳴る音―交響するコミューン』に影響を受け、若い頃にメキシコ行きを決めたという今福さん。インディオ、石牟礼道子、グレタ・トゥンベリ、そして他ならぬ宮沢賢治をめぐって大いに盛り上がったこの初めての対話を、是非お二人の著書とあわせてお楽しみください。

ロジャー・ペンローズ インタビュー

ロジャー・ペンローズ インタビュー

ロジャー・ペンローズ , 茂木健一郎

天才物理学者、という言葉がこれほど適切な人物もまずいないだろう。スティーヴン・ホーキング博士との共同研究によるブラックホールの証明。量子重力理論、ツイスター理論。その彼が意識についての大胆な仮説を提案した『皇帝の新しい心』を発表して16年。批判と賞賛の嵐を経たのち、世界的科学者の現在は。「考える人」2005年夏号に掲載された茂木健一郎氏によるロングインタビューを再掲。

村井理子×宮下奈都「村井さんちと宮下さんちの生活」

村井理子×宮下奈都「村井さんちと宮下さんちの生活」

村井理子 , 宮下奈都

「考える人」の人気連載、村井理子さん『村井さんちの生活』が単行本になりました。刊行を記念してオンライントークイベントを開催。対談のお相手には作家・宮下奈都さんをお迎えしました。

滋賀県在住の村井さんと、福井県にお住まいの宮下さんにお話しいただけるのも、オンラインならではの企画。

共に地方で暮らし、ご自宅で仕事をされながら場所に縛られずに活躍されているお二人に、働くということ、家族との暮らし、そして子供との関係の変化などについて、笑いの絶えないトークとなりました。

今福龍太×小川洋子「デクノボーという知恵をさがして」

今福龍太×小川洋子「デクノボーという知恵をさがして」

今福龍太 , 小川洋子

昨年9月に刊行された『宮沢賢治 デクノボーの叡知』(新潮選書)の著者・今福龍太さんが、第30回宮沢賢治賞を受賞することが発表されました。これを記念して、今年1月に下北沢B&Bでおこなわれ、大好評を博した小川洋子さんとの対談を短期連続公開します。今福さんの前著『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』や、小川さんの長編小説『小箱』との驚くべきつながりも含め、たっぷり語られた充実の対話。

斎藤環×與那覇潤『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』刊行記念特別企画

斎藤環×與那覇潤『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』刊行記念特別企画

斎藤環 , 與那覇潤
映画の「現在」という名の最先端 ――蓮實重彦ロングインタビュー

映画の「現在」という名の最先端 ――蓮實重彦ロングインタビュー

蓮實重彦

韓国のインディペンデント映画誌「FILO」。世界各国のシネフィル(映画通)に直接原稿を依頼するという意欲的な編集方針で知られる同誌には、過去に日本を代表する映画監督である黒沢清氏・諏訪敦彦氏、俳優の加瀬亮氏らも寄稿しています。そして、最新の第13号には、長年国内外の映画批評をリードし続けてきた蓮實重彦氏のメールインタビューが掲載。今回、蓮實氏と「FILO」編集部のご厚意により、「考える人」で特別にその日本語版を公開することになりました。

今年84歳を迎えた「映画狂人」は、自らが体験した映画史、さらに最前線を見据えて何を語るのか? 映画時評から離れて久しい蓮實氏が現代の映画監督についても率直な評価を明かしたこのロングインタビュー、聞き手を務めたホ・ムニョン氏による充実した後記とあわせて、ぜひお楽しみください。

千葉雅也×岸政彦「書くってどういうこと?――学問と文学の間で」

千葉雅也×岸政彦「書くってどういうこと?――学問と文学の間で」

千葉雅也 , 岸政彦

執筆には常に「制約」が必要である――哲学と社会学から文学へ漸近する2人が語り合う。2019年12月に、立命館大学衣笠キャンパスで行われたトークイベント「書くってどういうこと?――学問と文学の間で」の内容を再構成し、掲載(コーディネーター・西成彦)

古井由吉×蓮實重彦「終わらない世界へ」

古井由吉×蓮實重彦「終わらない世界へ」

古井由吉 , 蓮實重彦

亡くなった古井由吉さんは、『辻』単行本刊行時に、蓮實重彦さんと「新潮」2006年3月号にて対談をしました。時代をリードしてきた同い年の小説家と批評家でありながら、お二人の対談はこの一度きりです。「新潮」2020年5月号(4月7日発売)の蓮實重彦さんの追悼文にも、この対談の話が出てきます。対談を構成したのは私なのですが、緊張感と文学的高揚感のあふれるお二人の対話の場に立ち会えた記憶は、一生消えそうにありません。今回、古井さんご遺族と蓮實重彦さんのご厚意により、「新潮」掲載版の対談を復刻掲載いたします。(編集長 松村正樹)

菅付雅信×山本貴光「AIを魔術化しないために」

菅付雅信×山本貴光「AIを魔術化しないために」

菅付雅信 , 山本貴光
柴崎友香×滝口悠生「作家が街に滞在するということ」

柴崎友香×滝口悠生「作家が街に滞在するということ」

柴崎友香 , 滝口悠生
千葉雅也×保坂和志「響きあう小説」 『デッドライン』刊行記念トークイベント

千葉雅也×保坂和志「響きあう小説」 『デッドライン』刊行記念トークイベント

千葉雅也 , 保坂和志
しつもん、考える人

しつもん、考える人

考える人編集部

世の中をよくすること、おもしろくすることを考えている人に、いろいろ聞いてみたい。編集部がインタビューしてきました。

「吃音」をもっと知るために~重松清が近藤雄生に聞く~

「吃音」をもっと知るために~重松清が近藤雄生に聞く~

近藤雄生 , 重松清

吃音(きつおん)とはどういうものか。『吃音 伝えられないもどかしさ』を執筆された近藤雄生さんと、『きよしこ』『青い鳥』といった吃音をテーマにした小説を書かれている重松清さん。リクエストの声にお応えして、貴重な場の記録としてまとめました。

ブレイディみかこ×金原瑞人 「他人の靴」で常識を飛び越えろ!

ブレイディみかこ×金原瑞人 「他人の靴」で常識を飛び越えろ!

ブレイディみかこ , 金原瑞人
南伸坊×養老孟司「虫展」ツアー!

南伸坊×養老孟司「虫展」ツアー!

南伸坊 , 養老孟司
橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に――

橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に――

橋本治 , 浅田彰
パオロ・コニェッティ×松家仁之 朗読&トーク『帰れない山』

パオロ・コニェッティ×松家仁之 朗読&トーク『帰れない山』

パオロ・コニェッティ , 松家仁之
来日記念対談:ジョゼ・ルイス・ペイショット×中島京子「土地の記憶、犬たちの瞳」

来日記念対談:ジョゼ・ルイス・ペイショット×中島京子「土地の記憶、犬たちの瞳」

ジョゼ・ルイス・ペイショット , 中島京子
鶴見俊輔「外伝」の試み

鶴見俊輔「外伝」の試み

黒川創 , 井上章一
『世界史を変えた新素材』刊行記念 出口治明×佐藤健太郎 歴史と化学が出会うとき

『世界史を変えた新素材』刊行記念 出口治明×佐藤健太郎 歴史と化学が出会うとき

出口治明 , 佐藤健太郎
独占完全版 『流転の海』完結記念・宮本輝12000字インタビュー  聞き手・堀本裕樹

独占完全版 『流転の海』完結記念・宮本輝12000字インタビュー  聞き手・堀本裕樹

宮本輝 , 堀本裕樹
「仏教伝道文化賞 沼田奨励賞」受賞記念インタビュー

「仏教伝道文化賞 沼田奨励賞」受賞記念インタビュー

みうらじゅん
能が知りたい!「古典の森へようこそ」

能が知りたい!「古典の森へようこそ」

安田登 , 山本貴光
フツーの路地歩きはもう飽きた! 2018年おさんぽ進化論

フツーの路地歩きはもう飽きた! 2018年おさんぽ進化論

宮田珠己 , 皆川典久 , 松澤茂信
「Q&A的 小説作法講義 ――『孤独の歌声』から『永遠の仔』『悼む人』、最新作『ペインレス』まで」

「Q&A的 小説作法講義 ――『孤独の歌声』から『永遠の仔』『悼む人』、最新作『ペインレス』まで」

天童荒太
小山田浩子×津村記久子「奇妙な『庭』の作り方」

小山田浩子×津村記久子「奇妙な『庭』の作り方」

小山田浩子 , 津村記久子
川上和人×小林快次「鳥類学者 無謀にも恐竜学者と語り合う」 (2018年8月1日・於神楽坂ラカグ)

川上和人×小林快次「鳥類学者 無謀にも恐竜学者と語り合う」 (2018年8月1日・於神楽坂ラカグ)

川上和人 , 小林快次
池田清彦×養老孟司「虫との大切な時間」

池田清彦×養老孟司「虫との大切な時間」

池田清彦 , 養老孟司
片桐仁×小松貴「昆虫愛!」  『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念

片桐仁×小松貴「昆虫愛!」  『昆虫学者はやめられない―裏山の奇人、徘徊の記』(小松貴著)刊行記念

小松貴 , 片桐仁
大西巨人『歴史の総合者として』(幻戯書房)刊行記念トークイベント「歴史の総合者とは何か?」

大西巨人『歴史の総合者として』(幻戯書房)刊行記念トークイベント「歴史の総合者とは何か?」

考える人編集部
新しい「わかる」はどこにあるのか 『数学する身体』文庫化記念対談

新しい「わかる」はどこにあるのか 『数学する身体』文庫化記念対談

森田真生 , 青木淳
古川日出男×いとうせいこう「ニップノップの初期衝動」

古川日出男×いとうせいこう「ニップノップの初期衝動」

いとうせいこう , 古川日出男
高橋源一郎×平田オリザ「文学のことば、演劇のことば」

高橋源一郎×平田オリザ「文学のことば、演劇のことば」

考える人編集部
阿古真理×村井理子 私たちは「ダメ女」なのか?

阿古真理×村井理子 私たちは「ダメ女」なのか?

阿古真理 , 村井理子
『<映画の見方>がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』文庫化記念対談

『<映画の見方>がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』文庫化記念対談

町山智浩 , 滝本誠

映画評論家・町山智浩氏の評論集『<映画の見方>がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』がついに文庫化! それを記念し、著書『映画の乳首、絵画の腓』の新装版が刊行されたばかりの旧知の評論家、滝本誠氏をお相手に、新潮社lakaguにてトークイベントを行いました。

岩松了ロングインタビュー(聞き手・柴田元幸)

岩松了ロングインタビュー(聞き手・柴田元幸)

岩松了 , 柴田元幸

今年、被災地をテーマにした新作戯曲『少女ミウ』『薄い桃色のかたまり』を公演して話題を集めた劇作家・岩松了、東京乾電池時代からのファンを自認する英文学者・柴田元幸。

この両氏が出会ったきっかけから影響を受けた文学作品、新作戯曲の魅力まで、大いに語り合います!

「能を知りたい!」シリーズ

「能を知りたい!」シリーズ

安田登 , いとうせいこう , 内田樹
不敵な薔薇を咲かせるために

不敵な薔薇を咲かせるために

國分功一郎 , ブレイディみかこ
2017年10月22日(日)「うさぎ飲み! 特別公開対談」(於A Day In The Life・新宿2丁目)にて

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大塚ひかり , 中村うさぎ
人間を変えるメディア、「能」

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下西風澄
加藤典洋×上岡伸雄対談「9・11後の世界と敗者の想像力」

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加藤典洋 , 上岡伸雄
五木寛之×中島岳志特別対談 親鸞思想の危うさをめぐって

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五木寛之 , 中島岳志

戦前から戦中にかけてこの国を蔽った超国家主義、ファシズムに親鸞思想はどう関わったのか。

「考える人」での連載を経て『親鸞と日本主義』を上梓する中島岳志氏と、小説『親鸞』三部作を著した作家・五木寛之氏が、自らの経験とともに縦横に語り合う――。

川上和人(森林総合研究所主任研究員)×高柳明音(SKE48) 『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』刊行記念対談

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川上和人 , 高柳明音
「考える人」トークイベント

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三宮麻由子

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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