「エッセイ」一覧
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義母の「助けて」が離れない
先日、義母に受診が必要になり、付き添ってきた。ものすごく大変だったので(受診後二日ぐらい使い物にならなかった)、可能な範囲で報告したい。 ここ数か月、義母は……
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12.見世物小屋の奇人
世界最古の屋内劇場 世界最古の屋内劇場とされるテアトロ・オリンピコは、今でこそ世界遺産に登録されて知名度も上がったが、私がフレッド・パイに初めて連れて行かれた1……
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6.インドカレーに落胆
名古屋の「うっすらインド」 今回は先ず、「カレースタンドのうっすらインドなカレー」の話の続きから始めます。 僕が配属で関西から名古屋に移り住んだのは1994年でし……
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二十二、危うい湖
ここ最近は、戦争や紛争、天変地異の頻発するご時世だが、例の「インバウンド」と呼ばれる動向は、思ったほどの影響を受けていないらしく、どこに行っても、それなりの数……
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5.タイカレーという文化
バブル期文化に対するカウンター 学生時代に出会ったカレーとしては、もうひとつ重要なものがありました。後に自分の人生を変えたとも言っていい、それは「タイカレー」……
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義実家の片付け、いよいよスタート!
最近、グループホームに入居している義父から頻繁に電話が入るようになった。本人はケータイを持っていないので、義父担当の職員さんに頼みこんで、私に連絡をいれてくる……
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11.「素晴らしい画家になってください」……
フレッド家での日々 フレッドの家で私が寝泊まりしていた部屋は東向きに窓があり、桟(さん)が壊れていたために鎧戸をしっかり閉め切ることができず、どんなに夜更かしを……
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4.得意料理はカレー
夢と我儘を詰めた「自炊カレー」 京都での一人暮らしが始まると、僕は意気揚々と自炊を開始しました。もちろんカレーは、真っ先に作ったもののひとつです。もちろん市販……
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表紙をしげしげと眺めたくなる10冊
(23)美学者・難波優輝の10冊
本について考える『本とは何か』(新潮新書)を書きながら、いろんな観点から素敵な本について考えていた。本とは何か。本を読むとは何か。私にとって素敵な本は、装幀を……
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3.カレー専門店の衝撃
鹿児島の「うっすらインド」 今回は、昔のカレー専門店、いわゆる「カレースタンド」の話が中心になります。始めるにあたって、ひとつ約束事を作ります。それは、小規模……
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二十一、ヒーローは「仕方なく」戦う
国産テレビアニメの草分けと言うべき、「鉄腕アトム」と「鉄人28号」が初放映されたのは、私が4歳の時で、文字どおり白黒テレビに噛り付くようにして、見ていた。 これ……
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義母の友、遠方より来たる
GWに義母の幼なじみで親友のYさんが、グループホームに入居している義母に会うため、和歌山県からやってきた。Yさん長女とその夫、そして長男が彼女に付き添っていた。私……
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2.魅惑のハンバーグカレー
幼少期の外食の頂点 幼児の頃は食事自体が苦痛だった僕ですが、小学校に上がってからは、それもだいぶ解消されつつありました。相変わらず好き嫌いは多かったのですが、……
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二十、「サザエさん的家」の崩壊
福井の寺の住職になってしばらくしてだから、かれこれ30年近く前の話である。 戸や窓を開け放って、本堂の掃除をしていたら、 「あ、いたあ!」 いきなりの甲高い声……
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1.カレーしか好きじゃなかった
「カレーとサラダのお店をやりたい」 食いしん坊の権化のような今の自分からは考えられないことですが、幼い頃は食事そのものが苦痛でした。野菜も魚も嫌いで、肉も挽肉……
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10.「神の国」の無神論者
「君は本当のパンクを知らない」 トレヴィーゾ近郊の、のどかな田園地帯に建つフレッド・パイの家での滞在が数日を過ぎたころ、ロンドンからサンドラの息子のジョージが……
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この介護は、終わるのですか?
夫の話によると、義父、物盗られ妄想が始まっているらしい。私は昨年末に発生したメンタル崩壊大事件「おとうちゃんを捨てないで」以来、義父には一度も会っていないので……
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十九、右腕がけの修行
当時は「豪雪地帯」と言われた北陸山中の修行道場に私が入門したのは、極寒の二月下旬である。山門で上山の許可を待って立ち続けている間に、履いている草鞋が凍り付いて……
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「村上龍の黄金時代」を知るための10冊
(22)ライター・中溝康隆の10冊
1990年代中盤の話だ。高校時代、部活や受験勉強から早々にドロップアウトした私は、もちろん金もなく、放課後はどこにも行くところはなかったが、タダで時間が潰せるから……
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9.「イタリアの英国人」の正体
私の自己形成に影響を与えた英国人 イタリアへ到着してから1カ月と少しが過ぎたころ、私をマルコの家から連れ出したリアーノの家で出会ったイギリス人のフレッド・パイ……
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介護は傷つく
先日、数か月ぶりに義母に面会するため、グループホームに行ってきた。最後に彼女に会ったのは、年末に義母が搬送された総合病院の病室だった。穏やかな表情はしていたも……
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最終回 昭和20年生まれ、団塊世代が「友……
老いたとき、人は「友達」の存在をどう考えるようになるのだろうか。健康寿命を超え、一人、また一人といなくなっていく友達。かつての友情、若かりし日の思い出は美しく……
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嶋田俊平に聞く、地域をワクワクさせるには……
(前編はこちら) 移住のしやすい地域とは? 堀部 地方へ移住してみようと考える際、最大のハードルは人なのではないかと思うのですが、そのあたりはいかがですか? 既得……
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嶋田俊平に聞く、地域をワクワクさせるには……
若松英輔さんと中島岳志さんがコロナ禍のときに行った対談をまとめた『いのちの政治学』は大変興味深い本でした。世界中の人々が無力を感じ、困惑し、苛立ち、悲しみ、苦……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。
目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。
当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。
まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。
あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。
創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。
読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。
「考える人」編集長
松本太郎

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