「author」の検索結果
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2019年12月26日
【2019年総合ランキング】21〜40位
やりなおし世界文学 (9)「高さ」により野生化する人々――バラード『ハイ・ライズ』 津村記久子 100%ORANGE 山と食欲と私 日々野鮎美の山歩き日誌 山頂でのご飯、下山して……
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2019年12月25日
【2019年総合ランキング】41〜60位
村井さんちの生活 心臓へたっちゃってますけど大丈夫 その6 村井理子 村井さんちの生活 サクラサク 村井理子 亀のみぞ知る―海外文学定期便― (12)365×365 柴田元幸 村井さ……
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2019年12月24日
【2019年総合ランキング】61〜80位
にがにが日記―人生はにがいのだ。 第11回 2019年9月15日〜10月4日 岸政彦 村井さんちの生活 突然の入院騒ぎ その3―No pain, no gain.― 村井理子 御つくりおき――京都のひと……
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2019年12月23日
【2019年総合ランキング】81〜100位
ソマリ人のきもち 酒はないがカートはある 高野秀行 にがにが日記―人生はにがいのだ。 第7回 2018年8月5日〜8月24日 岸政彦 「反東大」の思想史 第1回 「東大的なもの」と……
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2019年9月30日
(15)世界がすべて紙だったら――カナダの漫画家が描く扇風機……
20年近く前にアメリカの漫画家アート・スピーゲルマンをインタビューしたとき、威勢のいい言葉がポンポン飛び出すなかで「絵を描くと画家と呼ばれて尊敬される。字を書く……
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2019年7月26日
(8)家に意思があるだって?――ポー『アッシャー家の崩壊』
アッシャーさんち、崩れちゃったんだってね。あっしゃー。という書き出しにしようと決めていたら、翻訳の小川高義さんが訳者あとがきで全然高度なネタにされていた(翻訳……
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2019年5月31日
(11)いまごろの発見で恐縮ですが――ジョン・キーン、すごい
ニュー・ディレクションズといえば海外の文学を積極的に出版していることで知られるアメリカの出版社で、これまで出版してきた作家のリストを見てみると、ボルヘス、ボラ……
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2019年5月30日
[訳者まえがき]ジョゼ・ルイス・ペイショット『白い村の老人た……
ポルトガルのアレンテージョ地方の家は、夏の熱い外気を避けるために、どれも背が低く窓は小さく、壁には白い漆喰が分厚く塗られている。真っ青な空に映える建物の漆喰の……
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2019年3月29日
(9)ロックンロール、フォークナー、ディラン
1950年代アメリカは、ロックンロールが生まれた時期であり、と同時にフラナリー・オコナー、カーソン・マッカラーズ、ウィリアム・スタイロン、トルーマン・カポーティと……
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2019年3月5日
ジョゼ・ルイス・ペイショット
1974年、ポルトガル内陸部アレンテージョ地方、ガルヴェイアス生まれ。2000年に発表した初長篇『無のまなざし』でサラマーゴ賞を受賞、新世代の旗手として絶賛を受ける。ス……
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2019年3月5日
宮本輝
みやもと・てる 1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。……
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2019年3月4日
池田清彦
いけだ・きよひこ 1947年、東京都生れ。東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。理学博士。生物学者。早稲田大学国際教養学部教授を2018年春に退任。著書……
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2018年12月28日
第3回 歴史のif、人生の偶然
歴史上の「謎の材料」たち 出口 今日は本屋さんでのイベントなので、本に関わる材料の話をすると、人間にとって何に書くかというのは非常に大事だと思うんです。 たと……
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2018年12月27日
第2回 日本が資源大国になる?
「海洋資源」の可能性 出口 日本には資源がありません。化石燃料も鉄鉱石もゴムも採れない。でも、海洋を含めて考えれば、日本は世界で6番目に大きな排他的経済水域(EE……
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2018年12月26日
第1回 「文明の3要素」とは何か
高校生の質問から生まれた本 佐藤 このたび刊行した『世界史を変えた新素材』という本は、人類の歴史を「材料科学」の視点から描き直してみたものです。「材料」と言う……
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2018年6月27日
赤を背景とした恋人たち
いままでは、彼を「バッハ」と呼んでいた。少なくとも、頭のなかでは。でも、彼が元夫の服を着るようになって、コーヒーメーカーの使い方も覚えたとなると、もう「ヨハン……
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2018年2月28日
編集長からごあいさつ
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうござい……
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2018年2月9日
町山智浩
町山智浩 1962(昭和37)年、東京生れ。早稲田大学法学部卒。宝島社にて『おたくの本』『裸の自衛隊』『いまどきの神サマ』『映画宝島』などを企画編集。洋泉社にて「映画……
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2016年7月29日
漱石アンケート 私のベスト3 "Webでも"編
質問(1) 漱石作品のうち、「私のベスト3」を決めるとしたらどれですか? その理由も教えてください。 質問(2) 若い読者に一点薦めるならどれですか? 質問(3) 個人的な……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥