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「芸術」一覧

萩尾望都 聞き手・構成 矢内裕子 『私の少女マンガ講義』試し読み
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  • 評論

「どんなふうにマンガを描いているのでしょ……

萩尾望都『私の少女マンガ講義』 2021/06/24 公式HPはこちら。 描くペース  ――次にイタリアでの講演後に行われた質疑応答の中から印象的だった質問を念頭におきながら、萩……

猪木武徳『社会思想としてのクラシック音楽』試し読み
  • こころ
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  • 評論

音楽はなぜリベラル・アーツに含まれたのか

音楽は「生の根幹」に結びついている  音楽は、少し贅沢な、余った時間の娯楽だとみなされることがある。確かに気持ちに余裕が生まれれば、ふと音楽が聴きたくなるものだ……

Superfly ウタのタネ
  • こころ
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ユーズド偏愛

小さい頃、洋服といえばお下がりでした。 あまり新しいものを買ってもらったことがありません。私服も、制服や学校で使うあれこれも。 少しは羨ましいなーと思うこともあっ……

Superfly ウタのタネ
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

影響アレルギー

2021年が始まりました。昨年が特殊な年だったので、今年は心が落ち着けるような明るい年にしたいですね。 私にとっても昨年は今までとは違う特別な一年となりました。 こう……

アクションとポイエーシス
  • こころ
  • 評論

アクションとポイエーシス

1  二〇世紀を代表する哲学者のひとり、ハンナ・アーレントは、『人間の条件』という有名な著作で、人間の行いを「活動」と「仕事」と「労働」という三つの領域にわける……

平成ベストテン
  • こころ
  • エッセイ

平成建築ベストテン

 建築の視点から平成の時代を振り返ると、バブル期の派手なデザインから、バブル崩壊後のミニマルなデザインへ、そして阪神・淡路大震災や東日本大震災による激烈な破壊を……

橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に――
  • こころ
  • ことば
  • 対談

第3回 俵屋宗達は匿名である

浅田 橋本さんが考える日本美術史のピークは、一つはいまの後白河法皇のあたり、もう一つは安土桃山時代から江戸時代の初期まででしょう。さらに強いて言えば、一番のピー……

橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に――
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  • 対談

第2回 骨董屋の丁稚の手習い

浅田 そういえば橋本さんは大学時代、美術史の山根有三の研究室に居候的に押しかけていたんですって? 橋本 山根先生の美術史のゼミというのがあり、私、国文科で美術史……

橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に――
  • こころ
  • ことば
  • 対談

第1回 私の中に「奇」はない

浅田 お久しぶりです。二十五年くらい前に、『広告批評』が紀伊國屋ホールで開いたシンポジウムで、オブザーヴァーと称して隣どうしに座らされて以来ですよね。 橋本 あ……

『<映画の見方>がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』文庫化記念対談
  • こころ
  • 対談

いま再びよみがえるカルト作!《後篇》

~『ブレードランナー2049』と『ツイン・ピークス The Return』をめぐって~

(前篇へ) やりたい放題の『ツイン・ピークス The Return』 町山:2017年夏に放映された、デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』の25年ぶりの続編、『ツイン・ピーク……

『<映画の見方>がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』文庫化記念対談
  • こころ
  • 対談

いま再びよみがえるカルト作!《前篇》

~『ブレードランナー2049』と『ツイン・ピークス The Return』をめぐって~

『ブレードランナー2049』を徹底解説 町山:滝本さんも『ブレードランナー』は相当お好きですが、続編として2017年に公開された『ブレードランナー2049』はいかがでしたか……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
  • こころ
  • 評論

第十三回 東洋はどこにあるのか(一)

 一九〇三年に刊行された『東洋の理想』は、西欧社会において東洋に主体的な関心を抱いている人々にKAKUZO OKAKURAの名前を印象づけるのに十分なはたらきを担った。  こ……

石内都と、写真の旅へ
  • こころ
  • 評論

横浜篇――建物、人間の忘れ物 その2

『連夜の街』は、二〇〇一年、あらたにプリントした作品などをおさめた『Endless Night 2001連夜の街』としても刊行されている。横浜美術館の展覧会準備のために、二冊の……

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私の心の奥にもある女心と、遥かな平安の時……

 林真理子さんによる「源氏物語」の現代訳です。  登場人物の1人、六条御息所の一人語りという形で物語は綴られていきます。既にこの世から去っている六条御息所の目と……

石内都と、写真の旅へ
  • こころ
  • 評論

横浜篇――建物、人間の忘れ物 その1

 石内都と桐生を旅してから四か月が過ぎた。この間の石内は、横浜美術館で開催される個展「石内都 肌理と写真」(二〇一七年十二月九日―一八年三月四日)の準備に多忙な……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
  • こころ
  • 評論

第十二回 美の国、美のちから(四)

 一八八四(明治一七)年、天心はフェノロサの通訳として調査のために法隆寺にいた。フェノロサは寺側に夢殿に収められている仏像の公開を求める。しかし、寺院はそれを容……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
  • こころ
  • 評論

第十一回 美の国、美のちから(三)

 天心の精神――さらにいえば、その霊性を――考えるとき、現代に生きる私たちは、彼が考えた「美術」の深みを幾度踏みしめ、感じ直しても徒労に終わることはないだろう。それ……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
  • こころ
  • 評論

第十回 美の国、美のちから(二)

 表し得ないものを、あえて語ろうとする者は、表し得ないものの実在を信じる者である。少なくとも天心はそうだった。人間が十全に表現することのできない、万物に遍在する……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
  • こころ
  • 評論

第九回 美の国、美のちから(一)

 著述家としての天心の日本語を、私たちは知らない。彼が残した三冊の本はすべて英語で書かれている。天心にとって英語が第二の母語というべきものだったことは先の章でふ……

石内都と、写真の旅へ
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桐生――上州の風にのって その4

 映画「フリーダ・カーロの遺品」の上映後、石内とアーティスト・片山真理との対談が行われた。  片山は一九八七年埼玉で生まれ、群馬県太田市で育った。先天性の四肢疾……

石内都と、写真の旅へ
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  • 評論

桐生――上州の風にのって その1

 浅草発の東武伊勢崎線「りょうもう7号」に乗車したのは、二〇一七年四月三十日。ゴールデンウィークに入り、よく晴れた気持ちのいい朝だった。石内都と私の行く先は、彼……

石内都と、写真の旅へ
  • 思い出すこと
  • こころ
  • ルポ

U.S.A.――POSTWAR SHAD……

 オープニングの翌日、石内は映画監督・脚本家・プロデューサーのウィラード・ハイクと妻のグロリア・カッツが主催する自宅でのランチパーティに招待された。夫妻は「アメ……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
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第八回 呼びかける東洋

美術院の創設と暗礁  人生の岐路というべき出来事に遭遇するたびに天心は海外へ行った。欧米だけでなく、中国、インドを含め天心は、生涯に十回外国を旅している。  一八……

岡倉天心 日本近代絵画を創った描かぬ巨匠
  • こころ
  • 評論

第七回 修復という創造

仏像の修復は新しい美の創造  今日では名刹と呼ばれる寺はどれも荒廃していた。明治政府が唱えた神仏分離が原因だった。この政策は、寺の立場を弱めるだけでなく、千年を……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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