シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「国語」一覧

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ことば」

 私は文章を書くとき、漢字の「言葉」を使わず、「ことば」とひらがな書きにします。いつ頃からこの方式をとっているのか、忘れてしまいました。最初に出した本は、すでに……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「むちゃくちゃ」

「明日までに報告書を出せなんて、むちゃくちゃを言う」「むちゃくちゃな量の仕事」などと使う「むちゃくちゃ」。日常的に、ついつい使うことばです。「秩序がない」「普通……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「負けず嫌い」

「負けず嫌い」は「負け嫌い」の誤用ではないのか、という質問をよく受けます。たしかに不思議な言い方です。勉強するのが嫌いなことを「勉強嫌い」と言うのと同様、負ける……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「下駄を履くまで分からない」

「勝負(事)は下駄を履くまで分からない」と言います。勝負事は最後まで何が起こるか分からず、下駄を履いて帰りかけるまで勝敗は分からない、ということです。これはいっ……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「おたく」

 1980年代頃、口頭で「御社(おんしゃ)」という呼称を使うことが広まり、90年代には普通に用いられるようになったと述べました。なぜこの時期に「御社」が広まったか……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ムズい・キモい」「ハズい」

ムズい・キモい 「ムズい」を1980年代末に使っていた記憶が、私にはあります。  当時、大学生だった私は、江戸時代の各元号が西暦何年に当たるかを暗記しようとしてい……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「夭逝」

夭逝(ようせい)  大学でかつて私の授業を受け、今はことばに関わる仕事をしている優秀な教え子がいます。あるとき私は、彼の手になる詳細な調査報告書を読んでいました……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「居眠り・うたた寝」「爆笑」

居眠り・うたた寝  1973年のヒット曲、アグネス・チャン「草原の輝き」は、私(67年生まれ)と同世代の人ならば、たいてい誰でも歌えるのではないでしょうか。この歌……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「白羽の矢が立つ」

 「白羽の矢が立つ」という慣用句があります。私の携わる『三省堂国語辞典』(三国)第7版を引くと、「多くの中から特にえらび出される」という説明の後に、気になる……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ヤバい」

 「ヤバい」という形容詞の由来は、江戸時代の「やば」という語に遡る、ということまでは分かっています。  その「やば」とは何か。滑稽本「東海道中膝栗毛(ひざく……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • たべる
  • エッセイ

「コンビニ」「ファミレス」

コンビニ  新井素子さんのSFファンタジー「扉を開けて」(1985年)の中で、ヒロインが20世紀当時の東京について語る場面があります。 〈何だかんだ言ってもね、やっ……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「どたん場」

 「どたん場」は、もと、処刑場のことを言いました。  以前、この語源を調べていて、「へえー」と感心した覚えがあります。でも、普段はそんなことは意識に上りません。と……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ふいんき」「サザンカ」

ふいんき 「雰囲気(ふんいき)」のことを「ふいんき」と発音する人がいます。昔、私が学校に通っていた頃の友人にもいました。彼は「正解」を知って、「えっ、『ふんいき……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「どういたしまして」「何もありませんが」

どういたしまして  学生たちに聞くと、目上の人から「ありがとう」と言われたとき、どう返せばいいか困るそうです。「どういたしまして」と返すのは抵抗があるらしいので……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ダサい」「トッポい」

ダサい  かつて若い世代の男性から絶大な支持を得た週刊誌、『平凡パンチ』。その1974年4月28日号に、興味深い記事が出ています。題して「ダサイもシブイもベシャっ……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「虫が好かない」

 漫画の「ドラえもん」に「ニクメナイン」という話があります。この薬を1錠のむと、しばらくとっても感じのいい人物になります。その反対が「ムシスカン」で、のむと誰に……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「G」

G(虫の名前)  晴れた日の午後、私は東京・永田町にある国立国会図書館の「音楽・映像資料室」にいました。ここで、ある懐かしいテレビドラマの台本を閲覧しようとして……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「つまらない」「くだらない」

つまらない  ものが詰まって滞るのはよくないことなのに、その反対の意味であるはずの「つまらない」が、いい評価でなく悪い評価を表すのは不思議だ。どうしてでしょう。……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ギャフン」「ギョギョッ」

ギャフン  テレビの製作会社から、「『ギャフン』の語源について放送したいが、こういう内容でいいか」と問い合わせがありました。テレビで取り上げるには少々古風なこと……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「いずれアヤメかカキツバタ」

 平安時代の武士・源頼政は、怪鳥を退治した手柄により、上皇から「あやめ」という女性を賜わることになりました。頼政が昔から噂(うわさ)に聞いて憧れていた女性です。……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「赤い糸」

 結婚する運命にある男女は、小指と小指が赤い糸で結ばれていると言われます。ロマンチックな話です。とはいえ、「赤い」と色彩を示しているからには、目で見えなければな……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「はっけよい」

 語源に関する説は、思いつきのものが多いのが特徴です。根拠もなく、民間で流布している語源説のことを「民間語源説」と言います。英語で言えば「フォーク・エティモロジ……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「うやむや」

 音の響きの面白いことばです。「誰が犯人かはうやむやになった」「資金の使い道がうやむやにされた」のように使う「うやむや」。国語辞典を見ると、「有耶無耶」という漢……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「烏賊」「信天翁」

烏賊(いか)  あるとき、テレビ番組から、「難読漢字をクイズに出すので、解説してほしい」という依頼が来ました。私はホイホイと引き受けました。  引き受けてすぐに「……

ランキング

MAIL MAGAZINE

「考える人」から生まれた本

もっとみる

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき
  •  

考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


ランキング

「考える人」から生まれた本

イベント

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき

  • ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら