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「AI」一覧

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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12.言葉を委ねないために

 Nukabotの長期実験を終え、道具としてのテクノロジーが人間との関係において果たすべき役割のイメージに近づいてきた。それは、伝統的な発酵食の文化から多くの示唆を得……

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11.ケアの宛先

「糠床が一人で死んでいく場面を想像してしまった」  糠床のセンサーデータをもとに声を発するNukabotを、いよいよ生活の現場へ送り出す時が来た。妖怪の姿へと生まれ変わ……

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9.十年越しの問い

 「思考の発酵」とは何だろう。それはAIによる情報処理のプロセスではなく、書き手自身の意識の中で起こる現象である。意識の中に常駐する「問い」が微生物のように、半……

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8.「思考の発酵」とは

Pickles開発を振り返って  2026年1月現在、ジャーナリングの執筆継続を助けるツール、Picklesをつくりはじめてから半年が経った。日本、そして香港の様々な人たちに……

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7.香港市民によるPicklesの使用体……

香港での展示計画  Picklesの開発が本格化した頃、香港在住のキュレーター、フローレンス・ワイさんとジョエル・クオンさんから二年ぶりにメールを受け取った。  クオン……

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6.問いかける存在としての生成AI

「手紙」という定型の力  箇条書きという摩擦の少ない情報を出力しがちな生成AIに対して、箇条書きを禁止し、手紙のような文面にするようにプロンプトを書き換える。期……

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5.「箇条書き」に抗う

最初のプロンプト  7月に入り、いよいよ、開発したソフトウェアを自分たちで日常的に試す「ドッグフーディング」の段階に入った。当初は、Picklesからのメールは週に一度……

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4.Picklesを使いはじめるまで

単純な作動原理  日誌の執筆を支援するサービス、Picklesのアイデアの原理は、とても単純なものだ。前提として、書き手が日誌を書き溜めていく。そして週に一度、Pickles……

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3.思考の発酵を促すAI

別様のSNSのかたちは?  主要SNSのアカウント削除後、新聞の取材を受けた。そこで前回に書いた理由を話した後に、どのような別のSNSのかたちが考えられるかと問……

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2.「つくりながら書く」

SNSに抱いたジレンマ  わたしはテクノロジーを研究する者だが、それと同時に多くのテクノロジーサービスの利用者でもある。学生時代から長年、各種SNSを使ってきた……

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1.テクノロジーとの距離をはかる

人間と技術(テクノロジー)の発酵に向けて  蔵の奥に佇む木桶の中で数百年ものあいだ、眼には見えない無数の微生物たちの絶え間ない働きが、ぷちぷちと幽(かす)かな音を立……

AI時代を生き延びる、たったひとつの冴えたやり方
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プログラミングは数学だ!

 長きに亘ったこの連載もいよいよ最後である。まとめに入るとしよう。  いまさらだが、そもそもコンピュータ・プログラムとは「何」なのか。その本質に迫ってみたい。  ……

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新たな成功への道(その2)

 『Most Likely to Succeed』(新たな成功への道)という教育ドキュメンタリー映画についての続きである。  ネタバレになってしまうので(DVDも出ていることだし)、詳し……

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新たな成功への道

 先週、妻と二人で渋谷のグローカルカフェ(三修社という語学出版社がやっているカフェで、物凄い数の辞書が置いてあったりする)を訪れた。アメリカで製作された『Most L……

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ウーバー(UBER)の死亡事故が意味する……

 AI時代とプログラミングの話を書こうと思っていた矢先、大事件のニュース速報が飛び込んできた。  現地時間2018年3月18日の夜、アメリカのライドシェアリング大手ウーバ……

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クラシック音楽の指揮とAI

 またもや小休止というか番外編である。  先日、六本木のアカデミーヒルズにおいて、東京交響楽団・正指揮者の飯森範親さんと、「人工知能(AI)は指揮ができるか?」と……

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AIと英語の未来(その2)

英語をやるメリット  先日、ある人から「英語は、日本語がきちんと固まってから習ったほうが良い」という意見を頂戴した。英語の早期教育は、母国語である日本語の習得を……

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AIと英語の未来

 ここからしばらく、AIと英語について考えてみたい。  AI時代は、同時に超グローバル時代でもある。現在、世界中で17.5億人の人が英語を使っている。そのうち、英語を母……

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人生は探究と暗記のくりかえし(続き)

 小学校5年のとき、父親が東京に呼び戻され、私は日本の小学校に転入し、そこからふたたび暗記型の授業が始まった。アメリカの探究学習は楽しかった。知識と知識が有機的……

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プログラミング現場の昔話(ふたたび)

――1995年・東京――  初老の男は、うなだれて座っていたが、上目遣いでぼんやりとわれわれを見つめていた。  その顔は、ただただ白く、能面のような表情で、しかし、その充……

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人生は探究と暗記のくりかえし

 この連載では、かなりの割合で竹内薫の個人的な体験を綴っているが、暗記型・探究型の話でも、自分の体験をざっくり振り返ってみたい。  子どもの頃、私はどちらかとい……

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暗記型と探究型

 話を元に戻そう。  前に、「答えのない教科書」こそがAI時代の教育・人材育成のヒントだと書いた。それは言い換えると、「常に探究する姿勢」である。AI時代が来なけれ……

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答えのない教科書

 読者は、かつて、どのような教科書や参考書で勉強してきたであろうか。また、学校の先生は、どのような授業をし、みなさんは、それをどのように受容してきたであろうか。……

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会社の消滅とAIノマドの時代

ある一族の創造的生き残り戦略  先日、公益財団法人・奥出雲多根自然博物館(館長:宇田川和義さん)で開催された「こども未来まつり」に招かれて参加した。シンポジウム……

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考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


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