シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「エッセイ」一覧

村井さんちの生活
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祝100回!

 様々な事件が勃発する村井家、ハプニングの神様に愛されている村井家、大ピンチなのになんとなく逃げ切る村井家……そんな村井家の日常を綴ってまいりました『村井さんちの……

私の同行二人――ふたたびの四国遍路
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第2回 遍路という“トポス”

父の供養も目的の一つ  9月17日、徳島市内のホテルに前泊した私は、JR高徳線で一番札所霊山寺(りょうぜんじ)の最寄り駅板東(ばんどう)駅へと向かった。二輌電車の中にたっ……

住職はシングルファザー!
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18.孤独と仲良くつきあう

学校からの呼び出し  かくして、悪戦苦闘しながらも私なりに工夫してユーモアのある子育てを試み、なんとか親二人分のしつけを果たしていたのだが、これが実は後年に思わ……

土俗のグルメ
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第25回 パンと親父と満腹社会

朝の親父の絵ヅラ  実のところパンが好きではなかった。  現に今も好きではない。というか、パンのことが“頭にない”と言うほうがしっくりくる。普通「好き」ならば、何か……

私の同行二人――ふたたびの四国遍路
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第1回 歩かざるを得ない生

芭蕉、山頭火、寅さん  逍遥する、散歩をすることを英語でsaunterという。  19世紀半ばに『森の生活』を著したヘンリー・ソローによれば、この言葉は「中世に国中を放浪……

住職はシングルファザー!
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17.住職、堪忍袋の緒が切れる

素直すぎる長男  私への愛を叫んだあたりに如実に表れているが、長男はあまりに素直である。YouTubeがのびのび育ててくれたおかげなのかもしれない。しかし、これも手放し……

土俗のグルメ
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第24回 私のモスバーガー物語――土俗の……

帰郷してすぐに副店長  モスバーガーで働いていたことがある。  今から30年前のことだ。  前回に引き続き、「自分の料理遍歴」のようなものを書こうとしている。ファス……

あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ
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4.よい雑談とは?——「ひとりで考える」……

「考えすぎちゃう」は本当に考えているか 「考えすぎちゃうんです」と言う人がいる。  わたしも子供の頃から間違いなく「考えすぎ」の部類に入る人間だ。例えば、誰かに何……

『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』試し読み
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歓喜の魚――ほんの少し買い、たくさん作り……

登場人物たち 私 キャスリーン・フリン。本書の著者。 サブラ(23歳) マーガリン大好き。マクドナルドが実の母との思い出の味。子宮がん検診で引っかかり、野菜を食べな……

村井さんちの生活
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私が認知症になったら

 昨年まで、義母は週に三回、デイサービスに通っていた。三回とも、義父の通うデイサービスとは別の場所で、過ごす時間の長さも、受けるサービスもまったく異なる施設だ。……

住職はシングルファザー!
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16.親ひとりで子供を叱る難しさ

怒るときは「一人二役」  私は、子供を怒るときには3つのルールを決めている。  一つ目が、逃げ道を用意することである。娘が学校を休みがちだった小学校低学年の頃、「……

土俗のグルメ
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第23回 歌舞伎町のつくね煮――土俗の料……

我、いかにして料理を始めたのか  編集者から「マキタさんはいつから料理をするようになったのですか?」と訊かれたので考えてみた。  プロの料理人でもない私がそのよう……

住職はシングルファザー!
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15. 哀しい住職の朝寝坊

朝の訃報  さて、「シングルマザーよりシングルファザーのほうが孤独だ」という愚痴の根拠についてさんざん書き綴ってきたが、現実の生活をワンオペで回さなければいけな……

村井さんちの生活
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フードファイター義父

 義父が元気だ。年始から大変めでたい。もうすぐ91歳にもなろうかという彼だが、確かに体力は落ちたし、足腰は弱ったものの、「死ぬかもしれない」と弱音を口にしつつ、非……

住職はシングルファザー!
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14. 別れた妻との面会

シングルファザーがもっとも困ること  世の中のシングルファザーがどうしても悩むのが、子供たちの「お母さんと会いたい」願望ではないか。私のなかでのシングルファザー……

あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ
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3.「よい雑談」とは?――「あなたとわた……

「よい雑談」とは、いったいどんなものだろうか。言葉を使って人と関わるシーンを、過去に遡って思い出してみることで、「よい雑談」になるための条件を見つけてみよう。 ……

土俗のグルメ
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第22回 義母が作る奇跡のお雑煮

料理と文脈  食べ物にも「文脈」がある。言わば、その料理が生まれた背景だ。元来、それはその土地の形状や土壌、また、気候だったりもするのだろう。そこで育まれた何か……

住職はシングルファザー!
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13. 孤独なシングルファザー

シングルファザーへの偏見  この連載を読んでくれている人のなかには、これから離婚を考えている人も少なからず含まれているだろう。経験者として忠告しておきたいのは、……

村井さんちの生活
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夫が介護に参加し始めた、けれど……

 「そろそろ、実の子の出番ですよ」ということで、夫が介護に積極的に参加するようになって数か月が経過した。週末になると実家に行き、食料を調達し、家のメンテナンス(……

あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ
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2.なぜ「雑談」が必要なのか

雑談が足りない  わたしがマンツーマン雑談の仕事を始めたのは2020年の1月で、当時は「自分の話を思いきりできる場所がないから、あったほうがいいよね」ぐらいの感覚だっ……

住職はシングルファザー!
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12. 育児、家事、お寺の仕事――すべて……

習い事も消去法  習い事も、消去法でしか選んでやれなかった。  子供たちの将来を考えるなら、興味のありそうな習い事をいくらでも試させてやりたいが、幼い子供の習い事……

土俗のグルメ
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第21回 50代からの焼肉革命

年相応の焼肉を  焼肉は無知なぐらいがちょうどいい――。  いきなり格言めいた始まりで恐縮だが聞いて欲しい。これは、別に馬鹿にした物言いでもなんでもなく、むしろ、憧……

住職はシングルファザー!
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11. シングルファザー住職の過酷な夏休……

お盆の珍道中  家族3人が少しずつスキルアップを重ねること数か月が経ち、ついに夏が来た。  夏のお寺はハイシーズン。お盆の読経で忙しさを極めるからである。  お盆と……

村井さんちの生活
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そろそろ、実の子の出番ですよ

 先日のことだ。実家に両親を訪ね、戻って来た夫曰く、義父が「最近、来てくれなくなったなあ……」と言っていたそうだ。私のことである。「なにそれ! はぁ!?」と夫に言う……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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