「生き方」一覧
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十四、「ま、いいか」の精神
世には超有名寺院とでも言うべき寺もあれば、ほとんど馴染みの檀家しか来ないような寺もある。恐山と私が住職を務める寺のようなものである。 ところが昨今、インター……
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25.あたらしい診断
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十三、ゼロ思考――万事を休息せよ
いつの頃から言われ始めたのか知らないが、私がどうしても苦手で馴染めない言葉に「プラス思考」というものがある。これをやたら連発するのは、多くの場合中年以上の男で……
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十二、住職の地獄耳
かれこれで30年余、住職などしていると、忘れがたい人や出来事、言葉などがあるものだ。中でも、思わぬところで、思わぬ時に聞いた言葉は、インパクト絶大である。 「……
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24.ちば先生との再会
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十一、「コミュ力」に必要な本当のこと
何度もあちこちで書いたり話したりしたことだが、私は人生最初の記憶が小児喘息の発作で、絶息状態になって目の前が真っ赤になるという、実に筋金入りの虚弱児である。 ……
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23.LIFE IS VERY SHOR……
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少しずつ、でも確実に変わりゆく日々
デイサービスが苦痛だと義父に訴えられ、苦肉の策で正月明けからお休みして、しばらく経過した。しっかり休んで自宅での自由時間を満喫した義父は、再びチャレンジする気……
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- ルポ
第6回 美城れん(前篇) 私の努力は、誰……
芸とユーモアの人 宝塚歌劇団には、花月雪星宙という5つの組の他に、「専科」という生徒の集団がある。専科生は各組へ特別出演して、重厚な演技が必要とされる年長の役……
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22.ネタ作りの日々
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十、禅と宇宙
先般、『東洋経済』という経済誌から対談の依頼があった。 「誰と対談するんですか?」 すると編集者が、 「いや、まず南さんに受けていただいて……」 「はあ……」 ……
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私たちはなぜ親鸞に魅了されるのか
『私の親鸞』&『考える親鸞』刊行記念対談
もうひとつの『坂の上の雲』 五木 碧海さんがお書きになった『考える親鸞 「私は間違っている」から始まる思想』を興味ぶかく読ませていただきました。たまたまですが、……
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21.ちば先生のトークショー
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九、「親ガチャ」をゆるせないか
「親ガチャって、知ってるか?」 と知人が言った。 「よく知らんがオモチャだろ」 確か、お金を入れて、ハンドルを回すとオモチャが出てくる遊びで、街のところどころ……
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- まなぶ
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知識ゼロから聖書に親しむための10冊
(13)作家で英訳者・清涼院流水の10冊
1996年、京都大学在学中に『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞しミステリー作家としてデビューした時、私の聖書知識は、ほぼゼロでした。自分が将来、クリスチャン……
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20.ラストスパート
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八、修行道場の怪獣
修行道場というのは、毎日、毎月、毎年、することが決まっている上に、何をするにも作法や手順まで定まっていて、ほぼ完全な「ルーティンライフ」の日々である。 する……
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19.うでのケガ
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大晦日の税込み税抜き大激論、その意外な結……
(前回の記事を読む) 私にとって悪夢のような行事。それはわが家の年越しイベントだった。なぜだかわからないけれど、義理の両親が大晦日からわが家に泊まり込んで正月……
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28. コロナに翻弄されたけれど、これか……
チャンティの両親がやって来た ある時、スタッフのチャンティの両親が田舎から、娘の様子を見にやってくることになった。乗合ミニバンを乗り継ぎ、プノンペンまで3時間……
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七、後ろ向き人生訓
恐山にいると、地元の学校などから、学習や行事に協力するよう求められることがある。 先だっても、知り合いの先生から電話があって、 「〈総合学習〉の一環で、恐山を……
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18. 今沢さんのことば
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税込みと税抜き、どちらになさいますか?
義理の両親の介護がはじまって、はや三年。私も夫も、義父の体調の悪化と、義母の認知症の進行に全く気づくことができず、一体なにが起きているのかと首をひねるばかりだ……
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なぜ親鸞は、人気なのか?
碧海寿広『考える親鸞』 2021/10/27 公式HPはこちら。 親鸞の人気の理由 なぜ、親鸞は人気なのか。一つの理由として、真宗が日本で広範に普及したことがあるだろう。日本……
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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