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「グルメ」一覧

ロビンソン酒場漂流記
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第11夜 二本松のひとつ屋根の下で

 待ち合わせはJR横浜線の相原駅だった。  「今度のロビンソン酒場は相模原です。待ち合わせは相原にしましょう」  出かける前、私はいつもの相棒・編集者のMさんに、そう……

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第10夜 街も酒場もちょっと控えめがいい

 阿佐ヶ谷駅を降りたら阿佐ヶ谷姉妹さんの巨大な写真が出迎えてくれた。  阿佐ヶ谷姉妹さん。同じ中央線沿線でもほかの駅ではこうもしっくりこなかったはずた……

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第9夜 L字には過去がある

 その日、待ち合わせをしたのは小田急線の狛江駅の改札前であった。待ち合わせの相手は、いつもの編集Mさんである。  狛江駅は小田急線の各駅停車と少しの準急しかとまら……

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第8夜 ロマンとともに30年

 つぎのロビンソン酒場は座間にある。神奈川県座間市である。  編集者のMさんから座間がどんなところかと聞かれて、思わず、  「米軍基地と日産の工場があるところ」  ……

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第7夜 霊園の山のあなたの空遠く

 その店を知ったのは、車で迷子になったせいだった。  神奈川県川崎市に生田緑地とよばれる都市公園がある。そのなかに日本民家園という全国から歴史的な民家を集めた施……

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第6夜 呑みたい日には川を下って

 待ち合わせたのは蒲田駅だった。  蒲田駅にはJRと京急の二つの駅がある。いつも使うのはJRのほうで、こちらは『砂の器』でいきなり死体が発見される操車場がある。その……

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第5夜 絶対に囲みたい場所がある

 長の無沙汰、大変失礼しました。  先日、久しぶりに会った酒場の大将から  「ジャンプさん、ロビンソン酒場に行ったきり戻って来ないっすね」  と言われた。もはや、改……

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第4昼 緊急事態宣言、歩いていけるロビン……

 緊急事態宣言があけた。といっても飲食店には相変わらず短縮営業を要請しているし、感染者は減らないし、ワクチンの順番も全然やってこないし、聖火ランナーは走り出すし……

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雲取山でテント泊を満喫する

 みなさま、こんにちは!  日々野鮎美(27歳 会社員)です。  わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……

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丹沢入門! 三ノ塔までのショートハイキン……

 みなさま、こんにちは!  日々野鮎美(27歳 会社員)です。  わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……

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中国地方の最高峰、大山を登る

 みなさま、こんにちは!  日々野鮎美(27歳 会社員)です。  わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……

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山いっぱいに広がる紅葉を見るなら栗駒山へ……

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第3夜 そこはロビンソン酒場界の待庵であ……

 広尾にロビンソン酒場がある――  毎度サングラスをかけて待ち合わせ場所にあらわれる担当編集Mさんが、おかしなことを言い出したのである。そもそもロビンソン酒場とは、……

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体力に自信があるなら、会津駒ヶ岳にチャレ……

 みなさま、こんにちは!  日々野鮎美(27歳 会社員)です。  わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……

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物見山から日和田山へ低山のプチ縦走!

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第2夜 そうだ、亀有は交番だけじゃない

 亀有である。亀有が葛飾区にあることは、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のおかげで、30代以上は誰でも知っている(と思う)。告白すると、実はちゃんと読んだこと……

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愛宕山の総本宮へお参り!

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テーブルマウンテン、苗場山で初心に戻る!

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鹿児島へ! 半島を一望できる開聞岳へ

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三浦半島から相模湾、東京湾を一望できる大……

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のどかな笹原を歩く達磨山縦走

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西日本最高峰の霊山、石鎚山(弥山)に挑戦……

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四国、徳島県の剣山は山歩きに最適と見た!

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標高が高い山のデビューには夏や初秋の木曽……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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