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プロローグ――それは瓶ビールから始まった
『義父母の介護』試し読み村井理子
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第11回 「ありがとう」が湧き出すとき
私の同行二人――ふたたびの四国遍路黛まどか
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第29回 愛と屈折のコロッケ
土俗のグルメマキタスポーツ
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第12回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞作決定
河合隼雄物語賞・学芸賞考える人編集部
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第5回 日本の風俗とむきあって
土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか井上章一
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第10回 口実ではない、発心を探し求めて
私の同行二人――ふたたびの四国遍路黛まどか
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認知症を少しでも避けたいのなら
村井さんちの生活村井理子
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8.「自分」を多面的にみる――わたしの中の鬼コーチ問題
あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ桜林直子
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第9回 母のこと、父のこと
私の同行二人――ふたたびの四国遍路黛まどか
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第28回 「淡さ」論――「味巧者」への道
土俗のグルメマキタスポーツ
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- 対談
後編 政治家が高学歴化しないのは日本の知的伝統?
河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」河野有理
森本あんり
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前編 東大の学費は値上げすべきなのか?
河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」河野有理
森本あんり
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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