考える人

シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「ことば」一覧

古井由吉×蓮實重彦「終わらない世界へ」
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第2回 驚くべき方法的な賭け

(前回の記事へ) 古井 僕はドイツ文学の翻訳をやっていて、いつのまにか作家になった人間なんですが、ドイツ文学を訳している時に感じたのは、ヨーロッパの近代の散文っ……

古井由吉×蓮實重彦「終わらない世界へ」
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第1回 「この人枯れてない」

古井 蓮實さんとは初めての対談になりますが、大学では同級生ですね。 蓮實 そう。東大では駒場の二年間同じクラスだったわけだし、立教大学では紛争中に教員として同僚……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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  • 文学

(21)創作科元学科長と地球物理学科長の……

 Your Fault(君のせいだ)と題されたこの小説は、各章に年号が付いている。第1章は1962年、章題は‘your earliest memory’(君の一番最初の記憶)。最終章は1973年、章題……

最後の読書
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30 落ち着かない日々

 この年始めに、ほかの人はどうあれ、私にとっては依然として若いままのふたりの友人――坪内祐三の急死と黒川創の「大佛次郎賞」受賞というできごとが、たてつづけに生じた……

やりなおし世界文学
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(16)旅と尻たたきの果てのカンディード……

 表紙がいきなりしりを蹴られている人としりを蹴っている人なので、なんだこりゃと思うのだが、読んでみるとまったく偽りはないことがわかる。なんだったら自分が読んでき……

小さい午餐
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イギリスでサンドイッチと機内食

 2月にイギリスにいった。初めてのイギリス、文学など日本文化を紹介するイベントに参加するためだ。コロナウィルスの件があってどうなるか心配だったが中止という話はな……

にがにが日記―人生はにがいのだ。
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  • エッセイ

第13回 2020年3月18日

(登場人物一覧はこちら) 3月18日(水)  いろんなひとと飲んでるといろんな話を聞けてとてもおもしろい。  先日『ヤンキーと地元』という素晴らしいエスノグラフィを出版……

菅付雅信×山本貴光「AIを魔術化しないために」
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後編 コンピューターに田舎道を歩かせるこ……

(前回はこちら) AIの「権内」と「権外」 菅付 先ほども話に出ましたが、AI 肯定論者には果てしない全能感があります。本の中にも書いたエピソードで、レイ・カーツワイ……

菅付雅信×山本貴光「AIを魔術化しないために」
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前編 アルゴリズム・リテラシーを高めよ

『動物と機械から離れて AIが変える世界と人間の未来』刊行記念対談

山本 『動物と機械から離れて』は、数あるAIに関する本の中で、あまり類のない一冊です。アメリカだけでなく、中国やロシアまで、多くのAI研究者らを訪ね歩き、彼らの楽観……

柴崎友香×滝口悠生「作家が街に滞在するということ」
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第3回 青森県八戸に作家を集めるために

(前回はこちら) 誰もが自由に過ごせる場所があること ――この八戸も、市長が「本のまち八戸にする」と公約に掲げたところから八戸ブックセンターという場所が誕生し、様々……

安田菜津紀の写真日記
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自分の「加害性」と向き合うとき

 3月11日、東日本大震災から9年。この日を過ぎるとぱったり、東京のメディアでは東北の被災地のニュースを目にしなくなる。地続きの街と街の間に、まるで見えない亀裂が幾……

柴崎友香×滝口悠生「作家が街に滞在するということ」
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第2回 その町にいること自体に価値がある

(前回はこちら) ――IWPのプログラム内容に関しておふたりの本を読んでいて思ったのですが、3カ月の滞在期間に「何かこれをしなさい」ということは特に決められているわけ……

柴崎友香×滝口悠生「作家が街に滞在するということ」
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第1回 突然届いたアイオワ大学からのメー……

――今日は、一昨日から八戸にお越しいただいている作家の柴崎友香さんと滝口悠生さんを迎えて、アメリカのアイオワ大学が主催するIWPという、世界中からアイオワに集まった……

千葉雅也×保坂和志「響きあう小説」 『デッドライン』刊行記念トークイベント
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第3回 「支配しなければいけない」という……

(前回はこちら) 保坂 『デッドライン』そのものに戻ると、登場人物がめちゃくちゃ多いのはいいことだと思います。「純平」のようにちょくちょく出てくる人もいるし、出……

千葉雅也×保坂和志「響きあう小説」 『デッドライン』刊行記念トークイベント
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第2回 言葉をまともに使う危うさに気づい……

(前回はこちら) 保坂 それにしても、ゲイの世界を描くことも含めて、とても勇気に溢れた小説だと感じます。物を書くということは、実際にひとりひとりが何か自分の立場……

千葉雅也×保坂和志「響きあう小説」 『デッドライン』刊行記念トークイベント
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第1回 小説を書くのに、説明は要らない

千葉 今日は保坂さんが、『デッドライン』を読んでメモをされた資料を用意してくださっているんですよね。昨日ツイートされているのを僕も拝見して、ああ、こういうことが……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
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(20)ブランズウィック・シチューの作り……

 レイチェル・クッシュナーのThe Mars Roomは、女性刑務所の話である。当然ながら半端でない悲惨と怒りと哀しみがあるが、と同時に何度も笑ってしまう。悲惨のあいまに笑……

最後の読書
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29 かれが最後に書いた本(読書日記)

 白内障手術の結果、裸眼で、つまり眼鏡なしでも新聞が読めるようになった。老眼鏡をかけはじめたのが40歳代の前半だから、ほぼ40年ぶりの快挙ということになる。すでに歯……

やりなおし世界文学
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(15)配られた人生に恩寵を――ディーネ……

 ノルウェーのフィヨルドの山麓にある、おもちゃのような家が建ち並ぶ町ベアレヴォーに、もう若くはないけれどもとても美しかった姉妹が住んでいた。姉はマチーヌ、妹はフ……

小さい午餐
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ラーメン店のラーメンライス

 いつ前を通っても閉まっているラーメン屋があった。やっていないのではなくて、日々営業している空気があるのに私が前を通る時には閉まっている。私がそこを通るのは月に……

安田菜津紀の写真日記
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今の恐怖にとらわれそうなときほど、過去の……

 「ま、コロナかしら?」  スーパーで買い物をしようとレジで会計を待っているとき、軽く咳き込んでしまった私の後ろで、ひそひそと話すそんな声が漏れ聞こえてきた。新型……

分け入っても分け入っても日本語
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「のら猫」「どら猫」

 夕食時、テレビをつけると、たまたま語源に関する番組を放送していました。テーマは「のら猫・どら猫」。野外にいる猫をなぜ「のら猫」と言うのか、が問題です。  そり……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(19)Brian Evenson sa……

 2017年に伊藤比呂美、小山田浩子、マシュー・シャープ、ブライアン・エヴンソンというメンバーで英語文芸誌Monkey Businessの刊行記念イベントをボストンとニューヨーク……

小さい午餐
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回転寿司の寿司

 回転寿司を食べてきた。1人で行くのは初めてだ。回転寿司というのは、寿司がレーンを回っていたり注文した寿司が自分の真ん前で止まったりするというギミックにどうやっ……

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初公開! 天童荒太さんの創作の舞台裏(No.785)

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹

  • 津野海太郎「最後の読書」読売文学賞受賞


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