シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「くらし」一覧

土俗のグルメ
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第28回 「淡さ」論――「味巧者」への道

「淡さ」というセンス・オブ・ワンダー  「日本人っぽさ」について、「食」の観点から考えてみたい。かなり抽象的な話になると思うが、決してナショナリスティックに「日本……

土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか
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第4回 南蛮時代のミサ聖祭

畳とカトリック  天橋立は、京都府の宮津市にひろがる名勝である。そして、同市には、ヨハネの天主堂がある。こちらはカトリックの教会である。建物は1896(明治29)年に……

村井さんちの生活
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義母、はじめてのショートステイに挑戦

 愛犬ハリーが亡くなり、もう何もかも投げ出して寝ていたいと思う日々なのだが、後期高齢者介護は私を待ってはくれない。ほぼ連日、ヘルパーステーションから、デイサービ……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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田瀬理夫に聞く、良いデザインとは? 後編

(前編はこちら) ビーバー的建築、ビーバー的デザイン 堀部 最近ビーバーがマイブームなんです。 田瀬 え、ビーバー? 堀部 ビーバーって川に巣をつくるんですけれど、……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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田瀬理夫に聞く、良いデザインとは? 前編

 現代は〈デザインされたもの〉で溢れています。日用品や衣食住に関わるもの、街、旅、教育さえも商品化され、その商品の広報のためにもデザインが不可欠となっています。……

あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ
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7.思考のクセを自覚する――人生のシナリ……

 この人になら話せるかもしれない。話してみよう、といざ話し出しても、はじめからスラスラと思い通りに言葉が出てくるわけではない。  話し出してみないとわからないつ……

土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか
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第3回 住まいの近代

下駄箱と下足番  下足番という言葉がある。屋外用の履物で、なかへはいることをゆるさない。そんな施設では、外履きの靴や草履などを、入口であずかる場合がある。そして……

土俗のグルメ
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第27回 素晴らしき哉、メニュー! 

あり得たかもしれない「注文」  食堂で注文をする。今回は親子丼にした。実は前の日から生姜焼きを食べたかったのだが、嫌な予感がしたので親子丼に変えてみたのだ。  油……

住職はシングルファザー!
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22.空回りするシングルファザー

法事をすっぽかす  シングルファザー住職の生活が、空回りを続けていたのは、オンラインだけの話ではもちろんない。リアルでも、檀家さんに迷惑をかけてしまう痛恨の事態……

住職はシングルファザー!
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21.「除夜の鐘」を生配信――コロナ禍で……

除夜の鐘に復帰  そして、コロナ禍のなかで迎えた初めての年末。  2020年12月31日、大晦日の除夜の鐘。  シングルファザーになって以降も、可能な範囲で浄土宗の総本山……

あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ
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6.相手を信用するとは?——プール理論

 話すのが怖いと感じても、相手を信用して出してみる。自分から先に出すことで信用していることを証明する。するべきこと自体は明確だが、人を信用するというのは目に見え……

土俗のグルメ
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第26回 志村けんの水割り――酒とコント……

ただ「酔っ払いたい」だけ  なぜ酒を飲むのか――。   そんな本質的なことを考えないまま、日頃から私は酒を飲んでいる。問いの答えは、強いて言えば「酔っ払いたいから」……

土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか
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第2回 階層や地域をのりこえて

ハラスメントの可能性  家を出て、わすれものに気がついた。いそいで、とりにかえる。あわてていたので、靴をぬがず、そのまま玄関からなかにあがった。土足で床の上をあ……

村井さんちの生活
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さようなら、ハリー

 突然のことで驚かせてしまうかもしれないが、愛犬ハリーが亡くなった。  今年2月に癌が発覚した時点ですでに末期で、手の施しようもなく、余命はわずかだろうと獣医師に……

住職はシングルファザー!
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20. 息子、YouTuberデビューす……

初めてのYouTube撮影  そんな生活を1か月も続けているうちに、朝の勤行の時間が活気づいていった。  特に成長に目を見張ったのが長男だった。離婚して早々の時期、就学前……

住職はシングルファザー!
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19. 緊急事態のひとり親家庭

コロナ禍の逆風  離婚から2年余りが経った2020年春。  生活のリズムはだいぶつかめていた。  シングルファザーの日々は、たとえていえば、テトリスやぷよぷよのような「……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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野池政宏に聞く、住まいの省エネとは? 後……

(前編はこちらから) AIと省エネ住宅 堀部 野池さんは省エネ住宅の方法論についてはかなり確信を得ていると思うのですが、そうした間違いのないエコハウスをつくるための……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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野池政宏に聞く、住まいの省エネとは? 前……

 私は建築設計を30年以上やっていますが、建築学科出身ではなく筑波大学で環境デザインを専攻していました。学生時代はバブル経済の最盛期であったものの、筑波という土地……

土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか
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第1回 ベッドで靴をぬがないで

ブラジルの病院では  外国の病院で、手術をうけたことがおありだろうか。私はある。  二〇〇四(平成一六)年のことであった。場所はブラジルのリオデジャネイロ。私は街……

あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ
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5.なぜ話せないのか?——自信と信用につ……

飲み会の帰り道の虚しさ  友人が数人集まる飲み会に行って、近況報告などをあれこれ話して、たくさん笑って楽しい時間を過ごせた。それなのに、帰り道になんだか少し虚し……

村井さんちの生活
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祝100回!

 様々な事件が勃発する村井家、ハプニングの神様に愛されている村井家、大ピンチなのになんとなく逃げ切る村井家……そんな村井家の日常を綴ってまいりました『村井さんちの……

住職はシングルファザー!
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18.孤独と仲良くつきあう

学校からの呼び出し  かくして、悪戦苦闘しながらも私なりに工夫してユーモアのある子育てを試み、なんとか親二人分のしつけを果たしていたのだが、これが実は後年に思わ……

土俗のグルメ
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第25回 パンと親父と満腹社会

朝の親父の絵ヅラ  実のところパンが好きではなかった。  現に今も好きではない。というか、パンのことが“頭にない”と言うほうがしっくりくる。普通「好き」ならば、何か……

住職はシングルファザー!
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17.住職、堪忍袋の緒が切れる

素直すぎる長男  私への愛を叫んだあたりに如実に表れているが、長男はあまりに素直である。YouTubeがのびのび育ててくれたおかげなのかもしれない。しかし、これも手放し……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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