「くらし」一覧
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
21.「除夜の鐘」を生配信――コロナ禍で……
除夜の鐘に復帰 そして、コロナ禍のなかで迎えた初めての年末。 2020年12月31日、大晦日の除夜の鐘。 シングルファザーになって以降も、可能な範囲で浄土宗の総本山……
-
- こころ
- くらし
- ことば
- エッセイ
6.相手を信用するとは?——プール理論
話すのが怖いと感じても、相手を信用して出してみる。自分から先に出すことで信用していることを証明する。するべきこと自体は明確だが、人を信用するというのは目に見え……
-
- たべる
- くらし
- エッセイ
第26回 志村けんの水割り――酒とコント……
ただ「酔っ払いたい」だけ なぜ酒を飲むのか――。 そんな本質的なことを考えないまま、日頃から私は酒を飲んでいる。問いの答えは、強いて言えば「酔っ払いたいから」……
-
- まなぶ
- くらし
- 評論
第2回 階層や地域をのりこえて
ハラスメントの可能性 家を出て、わすれものに気がついた。いそいで、とりにかえる。あわてていたので、靴をぬがず、そのまま玄関からなかにあがった。土足で床の上をあ……
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
さようなら、ハリー
突然のことで驚かせてしまうかもしれないが、愛犬ハリーが亡くなった。 今年2月に癌が発覚した時点ですでに末期で、手の施しようもなく、余命はわずかだろうと獣医師に……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
20. 息子、YouTuberデビューす……
初めてのYouTube撮影 そんな生活を1か月も続けているうちに、朝の勤行の時間が活気づいていった。 特に成長に目を見張ったのが長男だった。離婚して早々の時期、就学前……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
19. 緊急事態のひとり親家庭
コロナ禍の逆風 離婚から2年余りが経った2020年春。 生活のリズムはだいぶつかめていた。 シングルファザーの日々は、たとえていえば、テトリスやぷよぷよのような「……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
野池政宏に聞く、住まいの省エネとは? 後……
(前編はこちらから) AIと省エネ住宅 堀部 野池さんは省エネ住宅の方法論についてはかなり確信を得ていると思うのですが、そうした間違いのないエコハウスをつくるための……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
野池政宏に聞く、住まいの省エネとは? 前……
私は建築設計を30年以上やっていますが、建築学科出身ではなく筑波大学で環境デザインを専攻していました。学生時代はバブル経済の最盛期であったものの、筑波という土地……
-
- まなぶ
- くらし
- 評論
第1回 ベッドで靴をぬがないで
ブラジルの病院では 外国の病院で、手術をうけたことがおありだろうか。私はある。 二〇〇四(平成一六)年のことであった。場所はブラジルのリオデジャネイロ。私は街……
-
- こころ
- くらし
- ことば
- エッセイ
5.なぜ話せないのか?——自信と信用につ……
飲み会の帰り道の虚しさ 友人が数人集まる飲み会に行って、近況報告などをあれこれ話して、たくさん笑って楽しい時間を過ごせた。それなのに、帰り道になんだか少し虚し……
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
祝100回!
様々な事件が勃発する村井家、ハプニングの神様に愛されている村井家、大ピンチなのになんとなく逃げ切る村井家……そんな村井家の日常を綴ってまいりました『村井さんちの……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
18.孤独と仲良くつきあう
学校からの呼び出し かくして、悪戦苦闘しながらも私なりに工夫してユーモアのある子育てを試み、なんとか親二人分のしつけを果たしていたのだが、これが実は後年に思わ……
-
- たべる
- くらし
- エッセイ
第25回 パンと親父と満腹社会
朝の親父の絵ヅラ 実のところパンが好きではなかった。 現に今も好きではない。というか、パンのことが“頭にない”と言うほうがしっくりくる。普通「好き」ならば、何か……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
17.住職、堪忍袋の緒が切れる
素直すぎる長男 私への愛を叫んだあたりに如実に表れているが、長男はあまりに素直である。YouTubeがのびのび育ててくれたおかげなのかもしれない。しかし、これも手放し……
-
- たべる
- くらし
- エッセイ
第24回 私のモスバーガー物語――土俗の……
帰郷してすぐに副店長 モスバーガーで働いていたことがある。 今から30年前のことだ。 前回に引き続き、「自分の料理遍歴」のようなものを書こうとしている。ファス……
-
- こころ
- くらし
- ことば
- エッセイ
4.よい雑談とは?——「ひとりで考える」……
「考えすぎちゃう」は本当に考えているか 「考えすぎちゃうんです」と言う人がいる。 わたしも子供の頃から間違いなく「考えすぎ」の部類に入る人間だ。例えば、誰かに何……
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
私が認知症になったら
昨年まで、義母は週に三回、デイサービスに通っていた。三回とも、義父の通うデイサービスとは別の場所で、過ごす時間の長さも、受けるサービスもまったく異なる施設だ。……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
16.親ひとりで子供を叱る難しさ
怒るときは「一人二役」 私は、子供を怒るときには3つのルールを決めている。 一つ目が、逃げ道を用意することである。娘が学校を休みがちだった小学校低学年の頃、「……
-
- たべる
- くらし
- エッセイ
第23回 歌舞伎町のつくね煮――土俗の料……
我、いかにして料理を始めたのか 編集者から「マキタさんはいつから料理をするようになったのですか?」と訊かれたので考えてみた。 プロの料理人でもない私がそのよう……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
15. 哀しい住職の朝寝坊
朝の訃報 さて、「シングルマザーよりシングルファザーのほうが孤独だ」という愚痴の根拠についてさんざん書き綴ってきたが、現実の生活をワンオペで回さなければいけな……
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
フードファイター義父
義父が元気だ。年始から大変めでたい。もうすぐ91歳にもなろうかという彼だが、確かに体力は落ちたし、足腰は弱ったものの、「死ぬかもしれない」と弱音を口にしつつ、非……
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
14. 別れた妻との面会
シングルファザーがもっとも困ること 世の中のシングルファザーがどうしても悩むのが、子供たちの「お母さんと会いたい」願望ではないか。私のなかでのシングルファザー……
-
- こころ
- くらし
- ことば
- エッセイ
3.「よい雑談」とは?――「あなたとわた……
「よい雑談」とは、いったいどんなものだろうか。言葉を使って人と関わるシーンを、過去に遡って思い出してみることで、「よい雑談」になるための条件を見つけてみよう。 ……
ランキング
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥