「評論」一覧
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第21回(2022年度)小林秀雄賞 受賞……
8月25日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会と新潮社の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にて行なわれ、受賞作品が決定しましたので、……
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第2回 女性と子どもにとってのリアルなデ……
(*本連載について) SFから日常へ――ディストピアの曲がり角 ここで、ディストピアとSFの関係に少し触れておきたい。 ディストピア文学はもともと未来を舞台にするこ……
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第2回 ひとりぐらいはこういう馬鹿が
第1回はこちら 承前:連載の意図 本連載で私が試みるのは、演歌(というよりここはあえて「艶歌」と表記したい)を、「北島三郎的なもの」として再想像、もっといえば再……
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第1回 俺がやらなきゃ誰がやる
音楽学者、北島三郎に挑む これから北島三郎について論じる。 いうまでもなく北島三郎は、現在日本で活動する演歌歌手のなかでおそらく最も有名な、そして圧倒的に「大……
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「慈母としての政治家」大久保利通
瀧井一博『大久保利通 「知」を結ぶ指導者』 2022/07/27 公式HPはこちら。 旧君を裏切り、親友を見捨てた「冷酷なリアリスト」という評価は正当なのか? 富国強兵と殖産……
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第1回 ディストピア文学はなぜ長年流行し……
*本連載について わたしは翻訳業と並行して、2000年頃から新聞や雑誌で書評の執筆を始めましたが、気づいたら、書評や評論のほうが仕事の大部分を占めるようになってい……
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第1回 真の民主主義を求めて
「ポピュリスト」以後 トランプ前アメリカ合衆国大統領がワシントンを去って1年と半年が経つ。在任中は、社会を敵と味方に分断し、議会やマスメディアに代表される既成権……
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第20回(2021年度)小林秀雄賞 受賞……
8月26日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にておこなわれ、小林秀雄賞受賞作品が決定しましたので……
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「どんなふうにマンガを描いているのでしょ……
萩尾望都『私の少女マンガ講義』 2021/06/24 公式HPはこちら。 描くペース ――次にイタリアでの講演後に行われた質疑応答の中から印象的だった質問を念頭におきながら、萩……
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音楽はなぜリベラル・アーツに含まれたのか
音楽は「生の根幹」に結びついている 音楽は、少し贅沢な、余った時間の娯楽だとみなされることがある。確かに気持ちに余裕が生まれれば、ふと音楽が聴きたくなるものだ……
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アクションとポイエーシス
1 二〇世紀を代表する哲学者のひとり、ハンナ・アーレントは、『人間の条件』という有名な著作で、人間の行いを「活動」と「仕事」と「労働」という三つの領域にわける……
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はじめて文章を読むときのように読みたい1……
(1)小説家・町屋良平の10冊
小説を読みたいけれど、なにを読んでいいかわからない。そう言われることが時々ある。けれど大丈夫。自分もまだなにを読んでいいのか、よくわかっていない。なにを読んで……
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7 神話学からみる『バーフバリ』5
バーフバリについて、神話から考察を続けてきましたが、その締めくくりとして、男性の登場人物に注目していきたいと思います。 (以下、映画『バーフバリ』に関するネタ……
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6 神話学からみる『バーフバリ』4
インド映画『バーフバリ』には、実は豊かに古代の叙事詩のモチーフが表現されていることが、前回までのお話で明らかになってきたかと思います。今回は、映画のデーヴァセ……
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5 神話学からみる『バーフバリ』3
前回は、マヒシュマティ王国の王権を掌握するシヴァガミと、神話の王権の女神との関連について取り上げてきました。 今回のテーマは、シヴァガミの嫁、デーヴァセーナ……
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4 神話学からみる『バーフバリ』2
今回は、前回に引き続き、映画『バーフバリ』の神話的な読み解きを進めましょう。 (以下、映画『バーフバリ』に関するネタバレが含まれています。ご注意ください。) シ……
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3 神話学からみる『バーフバリ』
今、大流行しているインド映画『バーフバリ』(二部構成、「伝説誕生」「王の凱旋」。2017年公開。S・S・ラージャマウリ監督)。日本では熱狂的なファンが多くうまれ、……
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第1回 「東大的なもの」との戦い
「東大的なもの」の進化 これから書こうとするのは、「反東大」の思想史である。ただし、東京大学という教育・研究機関の批判ないし誹謗中傷をもくろむものではない。学……
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プログラミングは数学だ!
長きに亘ったこの連載もいよいよ最後である。まとめに入るとしよう。 いまさらだが、そもそもコンピュータ・プログラムとは「何」なのか。その本質に迫ってみたい。 ……
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新たな成功への道(その2)
『Most Likely to Succeed』(新たな成功への道)という教育ドキュメンタリー映画についての続きである。 ネタバレになってしまうので(DVDも出ていることだし)、詳し……
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新たな成功への道
先週、妻と二人で渋谷のグローカルカフェ(三修社という語学出版社がやっているカフェで、物凄い数の辞書が置いてあったりする)を訪れた。アメリカで製作された『Most L……
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ウーバー(UBER)の死亡事故が意味する……
AI時代とプログラミングの話を書こうと思っていた矢先、大事件のニュース速報が飛び込んできた。 現地時間2018年3月18日の夜、アメリカのライドシェアリング大手ウーバ……
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クラシック音楽の指揮とAI
またもや小休止というか番外編である。 先日、六本木のアカデミーヒルズにおいて、東京交響楽団・正指揮者の飯森範親さんと、「人工知能(AI)は指揮ができるか?」と……
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AIと英語の未来(その2)
英語をやるメリット 先日、ある人から「英語は、日本語がきちんと固まってから習ったほうが良い」という意見を頂戴した。英語の早期教育は、母国語である日本語の習得を……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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