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「まなぶ」一覧

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第6回 上京・流し・デビュー

美空ひばりに憧れて  北島三郎は1936年10月4日に北海道上磯郡知内(しりうち)村(現在は知内町)で、7人きょうだいの長男として生まれた。知内は函館から50kmほど西の津軽……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第5回 「流行歌」の誕生――浪曲からロカ……

録音と実演の分裂――「はやり唄」から「はやらせ唄」へ  今回は、昭和初期における外資系レコード産業の日本市場参入と、「声はすれども姿は見えず」を特徴とする「流行歌……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第4回 「音盤=音楽」からこぼれてしまう……

「西洋とそれ以外」の再生産  前回は勢いまかせにかなり大きな話をしてしまったので、端折ったところも多く、われながら説明不足の感は否めない。先行研究と学説史の迷宮……

呉座勇一『武士とは何か』
  • まなぶ
  • こころ

呉座勇一さんの連載が『武士とは何か』とし……

「考える人」で連載されていた呉座勇一さんの「名ぜりふで読み解く日本史」が、大幅加筆のうえ、『武士とは何か』というタイトルで、10月27日(木)に新潮選書から刊行され……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
  • こころ
  • まなぶ
  • エッセイ

言語の面白さを教えてくれる10冊

(16)探検家・高野秀行の10冊

 私は20代のころから、25を超える言語を習い、実際に現地で使ってきた。なんて言うと語学の天才みたいだが、実際には悪戦苦闘の連続だった。旅や取材の必要に応じて、文字……

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」
  • ことば
  • まなぶ
  • 対談

後編 桑田佳祐は言葉にモザイクをかける

(前回の記事へ) 濡れた桑田佳祐の造語 スージー まずはサザンの代表曲である「いとしのエリー」の歌詞を見ていきましょう。 スージー 前編でも少し触れましたが、これ……

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」
  • ことば
  • まなぶ
  • 対談

前編 世界一マニアックな「勝手にシンドバ……

「恋人がサンタクロース」問題 スージー 音楽評論家のスージー鈴木です。私が今年6月に上梓した『桑田佳祐論』(新潮新書)は、桑田佳祐の歌詞を詳しく分析したものです。……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第3回 在地音楽への道――「アメリカには……

なぜ北島三郎なのか  前回私は、1960年代後半以降の新左翼的な思潮を背景に五木寛之が定式化した、「日本人の、弱さや、貧しさや、哀しさや、おろかさ」の表現としての艶……

おかぽん先生青春記
  • まなぶ
  • こころ
  • 思い出すこと
  • エッセイ

生物心理学者の誕生(最終回)

 「考える人」編集長だった河野さんから「青春記を書きませんか」と誘っていただいたのが2016年春であった。もう6年以上、青春記を書いている。当初は青春記である以上、大……

おかぽん先生青春記
  • まなぶ
  • こころ
  • 思い出すこと
  • エッセイ

歌文法の発見

 俺の居室は、学生がたむろしいろいろな動物をめでる憩いの場となったが(たむろする学生たち)、同時に研究成果を議論する場でもあった。「ジュウシマツの歌をどう分析す……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第2回 ひとりぐらいはこういう馬鹿が

第1回はこちら 承前:連載の意図  本連載で私が試みるのは、演歌(というよりここはあえて「艶歌」と表記したい)を、「北島三郎的なもの」として再想像、もっといえば再……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第1回 俺がやらなきゃ誰がやる

音楽学者、北島三郎に挑む  これから北島三郎について論じる。  いうまでもなく北島三郎は、現在日本で活動する演歌歌手のなかでおそらく最も有名な、そして圧倒的に「大……

考える四季
  • まなぶ
  • 世の中のうごき
  • 評論

「慈母としての政治家」大久保利通

瀧井一博『大久保利通 「知」を結ぶ指導者』 2022/07/27 公式HPはこちら。 旧君を裏切り、親友を見捨てた「冷酷なリアリスト」という評価は正当なのか? 富国強兵と殖産……

おかぽん先生青春記
  • まなぶ
  • こころ
  • 思い出すこと
  • エッセイ

たむろする学生たち

 久しぶりのおかぽん先生だ。私事ながら、とはいえこのエッセイは基本私事なわけだが、この4月に東大から帝京大に異動した。異動の辞は駒場の教養学部報を見てくれ。異動……

ロベスピエール 民主主義の殉教者
  • まなぶ
  • 世の中のうごき
  • 評論

第1回 真の民主主義を求めて

「ポピュリスト」以後  トランプ前アメリカ合衆国大統領がワシントンを去って1年と半年が経つ。在任中は、社会を敵と味方に分断し、議会やマスメディアに代表される既成権……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
  • こころ
  • まなぶ
  • エッセイ

「怪異猟奇文化」を身近に愉しむための10……

(15)幻想文学研究家、翻訳家・風間賢二の10冊

 1997年に刊行した拙著『ホラー小説大全』(角川選書)が翌年に日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」賞をいただきました。望外の喜びであり、同時に恐縮もしました。……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
  • まなぶ
  • こころ
  • エッセイ

第16回 餃子を“何個”食べたら食べ終わ……

餃子は重さで注文する   昔、大学の学園祭で中国人留学生会が水餃子を売っていた。「皮から手作り!」と宣伝していたが、よく見ると皮だけそこで作っていて、中身は留学生……

川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」
  • ことば
  • まなぶ
  • 対談

後編 「は」か、「が」か?――それが問題……

(前回の記事へ) 川添愛『ふだん使いの言語学』 2021/01/27 公式HPはこちら。 「語彙」に厳しくても「文法」には寛容な人々 川添 人が「その日本語はおかしい」と言って……

川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」
  • ことば
  • まなぶ
  • 対談

前編 「正しくない」方が面白い!?

「納豆(ナットウ)」には方言がない 川添  (画面に高野さんが映るなり)ああ、高野さんだ……! はじめまして、きょうは対面でお会いできれば嬉しかったんですけれど。あ……

ヤマザキマリ×清水克行「歴史は民衆によって作られる」
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • 対談

後篇 『テルマエ・ロマエ』と『タイムスク……

(前回の記事へ) タイムトリップの楽しみ 清水  『プリニウス』に出てくる皇帝ネロとか、ヤマザキさんが描く歴史上の人物は魅力的ですけれども、その背後にある生活文化……

ヤマザキマリ×清水克行「歴史は民衆によって作られる」
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • 対談

前篇 室町時代は「自習の時間」?

日本中世の「ステイホーム」 ヤマザキ まさか自分の人生でパンデミックを経験することになるとは思いませんでした。 清水 疫病なんて歴史の年表の中の話でしたよね。皆が……

おかぽん先生青春記
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鳴くのは鳥だけじゃない

 実験室拡張に気を良くした俺は、前からやってみたかったことを始めることにした。ハダカデバネズミの鳴き声を調べてみることにしたのだ。ポスドクの頃から鳥のさえずりと……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
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音楽のように心に共鳴する10冊

(14)編集者・木村元の10冊

 突然だが、みなさんは「音楽書」というものを読んだことがおありだろうか。厳密には「音楽書籍」といったほうがいいのかもしれない。平たくいえば「音楽について書かれた……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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  • エッセイ

第13回 「汚名挽回」の名誉を挽回するは……

汚名は「返上」?  よく誤用だといわれる日本語に、「汚名挽回」という表現がある。挽回するなら「名誉」なはずで、「汚名」を取り戻してどうするのだ、「汚名返上」とい……

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考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


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