シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「仏教」一覧

お坊さんらしく、ない。
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  • エッセイ

五 親しき仲にもポリティクス

 別に募集しているわけではないのだが、私は自分と話をしてみたいと言う人とは、基本的に会うことにしている。今はウイルス禍で中止しているが、それ以前には月に2、3回く……

お坊さんらしく、ない。
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四、行き先の心配

 我々には、どうしても知りたいけれど、他人に訊くのが憚られる、あるいは恥ずかしいと思うことがあるものだ。自分に対する上司の評価とか、好きになった人の胸の内、大そ……

横田南嶺ほか『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』試し読み
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人生に夜があるように

横田南嶺、細川晋輔、藤田一照、阿純章、ネルケ無方、露の団姫、松島靖朗、白川密成、松本紹圭、南直哉『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』 2021/07/19 公式HPはこちら……

お坊さんらしく、ない。
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三、見かけは問題

 師匠に正式に弟子入りする前、いわば「弟子見習い」のような期間がひと月ほどあった。  その初日、「替えの下着だけ持って来れば、あとは何も要らん」  と言われて、小……

お坊さんらしく、ない。
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二、お似合いの場所――「霊場恐山」につい……

 俗に「マサカリの形をした」と言う青森県下北半島の真ん中、そこに霊場恐山がある。その院代(住職代理)を務めて、丸15年が過ぎた。  ありがたいことに、講演などで全……

お坊さんらしく、ない。
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一、「老師」はつらいよ

 お坊さんに呼びかけるとき、どう言ったらいいのかというのは、一般の人には結構悩むところらしい。 「どう言えばいいんですか? 和尚(おしょう)さんでいいんですか?」 ……

おかしなまち、おかしなたび 続・地元菓子
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ご縁をつなぐ涅槃だんご(下)

富山県八尾

 尼寺での涅槃会の翌日、餅店のおばさんに教えてもらった、もうひとつのお寺の涅槃会に行く。14時開始と書かれた山門前の案内を前日のうちに確認しておいたので、15分ほど……

おかしなまち、おかしなたび 続・地元菓子
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ご縁をつなぐ涅槃だんご(上)

富山県八尾

 富山の八尾を訪れたのは、まだ道の脇に雪の塊が残る頃だった。おわら風の盆でつとに有名な八尾で、お釈迦様の入滅を法要する涅(ね)槃(はん)会(え)が行なわれることを知り……

釈徹宗『天才 富永仲基 独創の町人学者』試し読み
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序 早すぎた天才

天才の条件  富永(とみなが)仲基(なかもと)は天才である──。  それを最初に言ったのは内藤湖(こ)南(なん)でしょう。内藤は仲基のことを「日本が生み出した第一流の天才」……

高村薫×南直哉(1280x720)
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髙村薫・南直哉『生死の覚悟』試し読み

「住所不定住職」 南:  大変ごぶさたをしております。 髙村:  こちらこそごぶさたをしております。 南:  本日はわざわざご足労いただき恐縮です。 髙村:  いえいえ……

「仏教伝道文化賞 沼田奨励賞」受賞記念インタビュー
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  • インタビュー

第1回 カッコいいものは少数である

「仏像ブーム」を牽引 ――このたびは「仏教伝道文化賞 沼田奨励賞」ご受賞おめでとうございます。  ありがとうございます。でも、まだどんな賞なのかよくわかっていなくて……

みうらじゅん『マイ仏教』試し読み
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  • 内容紹介

みうらじゅん『マイ仏教』試し読み

まえがき 人生で大切なことはすべて仏教が教えてくれた   あれは小学六年生のときのことでした。  私は門前のみやげ物屋で親に買ってもらった仏像を床に落としてしまい……

考える四季
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  • 世の中のうごき
  • エッセイ

こころソリューション

 東京の通信会社で会社員をしていた14年前、お寺に戻るかどうか考えていた。山間にある寺に次男として生まれ、寺を継ぐこともなく、関西の大学を出て会社員となった40歳過……

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南直哉『超越と実存 「無常」をめぐる仏教……

プロローグ――私の問題  修行僧になって五、六年経った頃、師匠が突然言った。 「直哉、お前、誰かに随身するつもりはないか」 「随身」とは、力量のある高僧に仕え、寝食……

五木寛之×中島岳志特別対談 親鸞思想の危うさをめぐって
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「戦前」は一日にして成らず

五木 私が生まれたのは1932年、5・15事件や満州建国があった年です。そういえば先日読んだ『「天皇機関説」事件』によると当時、陸軍パンフレットというのがあって、大量……

五木寛之×中島岳志特別対談 親鸞思想の危うさをめぐって
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民衆の情念、思想の煽動

五木 ここまで思想の問題に重心を置いて伺ってきましたが、それだけではなく、いわゆる思想などとは無縁の民衆のエネルギー、という面も考えなくてはいけません。  三井……

五木寛之×中島岳志特別対談 親鸞思想の危うさをめぐって
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他力思想と国体

五木 戦時教学という問題はあるとして、もっと言えば、親鸞の他力思想自体にそういう要素がある、とは考えられませんか? 中島 そこなんです。親鸞の思想と日本の国体論……

五木寛之×中島岳志特別対談 親鸞思想の危うさをめぐって
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ファシズムと宗教

五木 はじめまして。今日は私の方が色々とお伺いする側です。私は一人の小説家ですが、中島さんは学問の世界で仕事をされている。立場は違いますが、忌憚のないお話をでき……

河合隼雄物語賞・学芸賞
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第5回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞作決定

5月24日、一般財団法人河合隼雄財団の主催(協力:新潮社)による「河合隼雄物語賞」「河合隼雄学芸賞」の第5回選考会が開催され、授賞作が決定しました。 第5回河合……

河合隼雄物語賞・学芸賞
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第4回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞作決定

 第4回を迎えた今年の河合隼雄 物語賞・学芸賞は、いしいしんじさんの『悪声』(物語賞)と武井弘一さんの『江戸日本の転換点 水田の激増は何をもたらしたか』(学芸賞……

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日本仏教の底力が問われている

 本号の校了をちょうど一週間後に控え、編集作業が佳境にさしかかった三月十一日、東日本大震災が勃発しました。  本号では、二〇〇五年冬号から六年ぶりに仏教を特集し……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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