「くらし」一覧
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祝100回!
様々な事件が勃発する村井家、ハプニングの神様に愛されている村井家、大ピンチなのになんとなく逃げ切る村井家……そんな村井家の日常を綴ってまいりました『村井さんちの……
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18.孤独と仲良くつきあう
学校からの呼び出し かくして、悪戦苦闘しながらも私なりに工夫してユーモアのある子育てを試み、なんとか親二人分のしつけを果たしていたのだが、これが実は後年に思わ……
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第25回 パンと親父と満腹社会
朝の親父の絵ヅラ 実のところパンが好きではなかった。 現に今も好きではない。というか、パンのことが“頭にない”と言うほうがしっくりくる。普通「好き」ならば、何か……
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17.住職、堪忍袋の緒が切れる
素直すぎる長男 私への愛を叫んだあたりに如実に表れているが、長男はあまりに素直である。YouTubeがのびのび育ててくれたおかげなのかもしれない。しかし、これも手放し……
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第24回 私のモスバーガー物語――土俗の……
帰郷してすぐに副店長 モスバーガーで働いていたことがある。 今から30年前のことだ。 前回に引き続き、「自分の料理遍歴」のようなものを書こうとしている。ファス……
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4.よい雑談とは?——「ひとりで考える」……
「考えすぎちゃう」は本当に考えているか 「考えすぎちゃうんです」と言う人がいる。 わたしも子供の頃から間違いなく「考えすぎ」の部類に入る人間だ。例えば、誰かに何……
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私が認知症になったら
昨年まで、義母は週に三回、デイサービスに通っていた。三回とも、義父の通うデイサービスとは別の場所で、過ごす時間の長さも、受けるサービスもまったく異なる施設だ。……
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16.親ひとりで子供を叱る難しさ
怒るときは「一人二役」 私は、子供を怒るときには3つのルールを決めている。 一つ目が、逃げ道を用意することである。娘が学校を休みがちだった小学校低学年の頃、「……
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第23回 歌舞伎町のつくね煮――土俗の料……
我、いかにして料理を始めたのか 編集者から「マキタさんはいつから料理をするようになったのですか?」と訊かれたので考えてみた。 プロの料理人でもない私がそのよう……
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15. 哀しい住職の朝寝坊
朝の訃報 さて、「シングルマザーよりシングルファザーのほうが孤独だ」という愚痴の根拠についてさんざん書き綴ってきたが、現実の生活をワンオペで回さなければいけな……
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フードファイター義父
義父が元気だ。年始から大変めでたい。もうすぐ91歳にもなろうかという彼だが、確かに体力は落ちたし、足腰は弱ったものの、「死ぬかもしれない」と弱音を口にしつつ、非……
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14. 別れた妻との面会
シングルファザーがもっとも困ること 世の中のシングルファザーがどうしても悩むのが、子供たちの「お母さんと会いたい」願望ではないか。私のなかでのシングルファザー……
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3.「よい雑談」とは?――「あなたとわた……
「よい雑談」とは、いったいどんなものだろうか。言葉を使って人と関わるシーンを、過去に遡って思い出してみることで、「よい雑談」になるための条件を見つけてみよう。 ……
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第22回 義母が作る奇跡のお雑煮
料理と文脈 食べ物にも「文脈」がある。言わば、その料理が生まれた背景だ。元来、それはその土地の形状や土壌、また、気候だったりもするのだろう。そこで育まれた何か……
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13. 孤独なシングルファザー
シングルファザーへの偏見 この連載を読んでくれている人のなかには、これから離婚を考えている人も少なからず含まれているだろう。経験者として忠告しておきたいのは、……
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夫が介護に参加し始めた、けれど……
「そろそろ、実の子の出番ですよ」ということで、夫が介護に積極的に参加するようになって数か月が経過した。週末になると実家に行き、食料を調達し、家のメンテナンス(……
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2.なぜ「雑談」が必要なのか
雑談が足りない わたしがマンツーマン雑談の仕事を始めたのは2020年の1月で、当時は「自分の話を思いきりできる場所がないから、あったほうがいいよね」ぐらいの感覚だっ……
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12. 育児、家事、お寺の仕事――すべて……
習い事も消去法 習い事も、消去法でしか選んでやれなかった。 子供たちの将来を考えるなら、興味のありそうな習い事をいくらでも試させてやりたいが、幼い子供の習い事……
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第21回 50代からの焼肉革命
年相応の焼肉を 焼肉は無知なぐらいがちょうどいい――。 いきなり格言めいた始まりで恐縮だが聞いて欲しい。これは、別に馬鹿にした物言いでもなんでもなく、むしろ、憧……
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イタリアと日本をつなぐ貧乏料理への愛
ヤマザキマリ『貧乏ピッツァ』 2023/11/17 公式HPはこちら。 イタリア北部ピエモンテ州生まれの僕は、日本で生活し始めて20年近くになる。日伊通訳者として活動しながら……
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11. シングルファザー住職の過酷な夏休……
お盆の珍道中 家族3人が少しずつスキルアップを重ねること数か月が経ち、ついに夏が来た。 夏のお寺はハイシーズン。お盆の読経で忙しさを極めるからである。 お盆と……
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そろそろ、実の子の出番ですよ
先日のことだ。実家に両親を訪ね、戻って来た夫曰く、義父が「最近、来てくれなくなったなあ……」と言っていたそうだ。私のことである。「なにそれ! はぁ!?」と夫に言う……
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10. 小学3年生の娘が料理デビュー
子供が親を育てる 子供と一緒に仕事に出かけることには、もう一つの大切な意味がある。それは、子供と一緒にいてこそ親が育つ、ということである。 よく言われることだ……
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1.はじめに――「雑談サービス」はじめま……
1.はじめに――「雑談サービス」はじめます。 なぜ「雑談」を仕事にしようと思ったのか? 雑談を仕事にしようと決めたのは2019年の終わり頃だった。 当時のわたしは、2……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥