「エッセイ」一覧
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11.最後はダール
カレーマニアの入り口 ダールとはインドで“豆”を意味しますが、豆を煮込んだ料理もまたダールと呼ばれます。料理としてのダールには様々なバリエーションもありますが、……
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二十五、68年目の母子手帳
母親が亡くなった。あと1か月で96歳というところだったので、まずは天寿と言ってよかろう。 しかも、亡くなったのは、私の住職寺の大きな盆行事を終えた直後で、東京経……
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実はまた入院してました
最初に書きますが、心臓病に関する記述を読むと不安になる方は、読まない方がいいかもしれないです!(怖いことは書いてないけど) ここで引き返してください! 私自……
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13.ヴィチェンツァの米軍基地へ
晩夏の提案 9月に入り、イタリアは相変わらず暑く乾いた空気に包まれ続けていたが、社会は寝坊を怒られて無理やり起き上がった子供のように、まずは商店や会社や工場とい……
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本当の贅沢とは何かと考えさせられた。
狭くても明るく居心地が良さそうな場所作りに大成功 わが家は夫婦と成人した子ども二人の四人家族(大型犬も一匹いる)。百平米に満たない狭い家に暮らしているが、この……
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10. カレーの「汁」
「肉系カレー」の本質 今回もカレーレシピ本 “The Curry Secret” のレシピをとっかかりにして始めていきます。どんだけこの本が好きなんだよ⁉︎って話ですけど、え……
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二十四、無力の力
曹洞宗の僧侶として、道元禅師と並んで世上有名なのは、良寛和尚(1758‐1831)だろう。和尚が道元禅師の門下であることを知る人も、そう多くあるまい。 その独特の書を……
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9. オニオングレイヴィの功罪
カレーの宿命 前節を読まれた皆さんの、心のツッコミが聞こえてくるようです。 「それじゃあ全部同じような味になるのでは?」 はい、その通りです。『ザ・カレー・シ……
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実家の掃除では、コレをしろ!
義実家の片付けを本格的にスタートさせた。満を持して、という感じだ。 義父母がそれぞれグループホームに入居して、あっという間に一年近くが経過した。その間に、義……
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8. ザ・カレー・シークレット
「カレーの秘密」を暴露する一冊 ここに、“The Curry Secret”という1989年初版のペーパーバックがあります。著者はインド料理店オーナーシェフのKris Dhillon氏。これが……
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二十三、戦後への痛憤――W先生の遺言
W先生は、高名な国際政治学者で、今年は没後30年に当たる。先生は、学問的業績もさることながら、1970年代の初め、戦後一貫して外国が施政権を持っていた地域の、その施……
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義母の「助けて」が離れない
先日、義母に受診が必要になり、付き添ってきた。ものすごく大変だったので(受診後二日ぐらい使い物にならなかった)、可能な範囲で報告したい。 ここ数か月、義母は……
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12.見世物小屋の奇人
世界最古の屋内劇場 世界最古の屋内劇場とされるテアトロ・オリンピコは、今でこそ世界遺産に登録されて知名度も上がったが、私がフレッド・パイに初めて連れて行かれた1……
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6.インドカレーに落胆
名古屋の「うっすらインド」 今回は先ず、「カレースタンドのうっすらインドなカレー」の話の続きから始めます。 僕が配属で関西から名古屋に移り住んだのは1994年でし……
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二十二、危うい湖
ここ最近は、戦争や紛争、天変地異の頻発するご時世だが、例の「インバウンド」と呼ばれる動向は、思ったほどの影響を受けていないらしく、どこに行っても、それなりの数……
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5.タイカレーという文化
バブル期文化に対するカウンター 学生時代に出会ったカレーとしては、もうひとつ重要なものがありました。後に自分の人生を変えたとも言っていい、それは「タイカレー」……
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義実家の片付け、いよいよスタート!
最近、グループホームに入居している義父から頻繁に電話が入るようになった。本人はケータイを持っていないので、義父担当の職員さんに頼みこんで、私に連絡をいれてくる……
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11.「素晴らしい画家になってください」……
フレッド家での日々 フレッドの家で私が寝泊まりしていた部屋は東向きに窓があり、桟(さん)が壊れていたために鎧戸をしっかり閉め切ることができず、どんなに夜更かしを……
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4.得意料理はカレー
夢と我儘を詰めた「自炊カレー」 京都での一人暮らしが始まると、僕は意気揚々と自炊を開始しました。もちろんカレーは、真っ先に作ったもののひとつです。もちろん市販……
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表紙をしげしげと眺めたくなる10冊
(23)美学者・難波優輝の10冊
本について考える『本とは何か』(新潮新書)を書きながら、いろんな観点から素敵な本について考えていた。本とは何か。本を読むとは何か。私にとって素敵な本は、装幀を……
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3.カレー専門店の衝撃
鹿児島の「うっすらインド」 今回は、昔のカレー専門店、いわゆる「カレースタンド」の話が中心になります。始めるにあたって、ひとつ約束事を作ります。それは、小規模……
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二十一、ヒーローは「仕方なく」戦う
国産テレビアニメの草分けと言うべき、「鉄腕アトム」と「鉄人28号」が初放映されたのは、私が4歳の時で、文字どおり白黒テレビに噛り付くようにして、見ていた。 これ……
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義母の友、遠方より来たる
GWに義母の幼なじみで親友のYさんが、グループホームに入居している義母に会うため、和歌山県からやってきた。Yさん長女とその夫、そして長男が彼女に付き添っていた。私……
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2.魅惑のハンバーグカレー
幼少期の外食の頂点 幼児の頃は食事自体が苦痛だった僕ですが、小学校に上がってからは、それもだいぶ解消されつつありました。相変わらず好き嫌いは多かったのですが、……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。
目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。
当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。
まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。
あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。
創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。
読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。
「考える人」編集長
松本太郎

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