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「世の中のうごき」一覧

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  • まなぶ
  • 世の中のうごき
  • 評論

トランプとロベスピエール――狂気に通ずる……

髙山裕二『ロベスピエール――民主主義を信じた「独裁者」』刊行記念エッセイ

現代世界の「専制化」の傾向  2022年5月、本サイトの連載「ロスベピエール 民主主義の殉教者」、第1回「真の民主主義を求めて」の冒頭で、わたしは次のように書いている……

河合隼雄物語賞・学芸賞
  • 世の中のうごき
  • しごと

第12回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞作決定

2024年6月3日、一般財団法人河合隼雄財団の主催(協力:新潮社)による「河合隼雄物語賞」「河合隼雄学芸賞」の第12回選考会が開催され、授賞作が決定しました。 第12回河……

河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」
  • ことば
  • 世の中のうごき
  • 対談

後編 政治家が高学歴化しないのは日本の知……

尾原宏之『「反・東大」の思想史』刊行記念

(「前編 東大の学費は値上げすべきなのか?」はこちらから) 日本の知的伝統は「反・科挙」? 森本 アメリカの反知性主義には、「神の前ではみな平等である」というキリ……

河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」
  • ことば
  • 世の中のうごき
  • 対談

前編 東大の学費は値上げすべきなのか?

尾原宏之『「反・東大」の思想史』刊行記念

日本における「反知性主義」? 河野 尾原宏之さんの『「反・東大」の思想史』(以下、『反・東大』と表記)を読んで、この本をめぐって対談をするなら、ぜひ『反知性主義……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

最終回 同姓同名ワンダーランドへ、ようこ……

 名前とは、他ならぬ「このわたし」と「わたしたち」をつなぐために、たまたま選ばれた偶然の記号だと考える。同姓同名の集まりのような「偶然の共同体」は、誰でも実践で……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

11.「田中宏和」という自分の名前さえフ……

 前回は人類学の研究に導かれ、ヒトの名前の起源をインセスト・タブー(近親婚や近親相姦の禁止)に見てとり、世界各地の名づけの慣習や規則を追ってみた。今回は、さらに……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

10.わたしたちに名前が必要な理由。名づ……

 前回は、世界の名づけ事情を追ってみた。各国の事情を垣間見ることでわかってきた、現生人類であるヒトの名前が帯びる「共同体性」。その正体を明らかにするために、そも……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

9.世界は広く、所変われば名も変わる。1……

 前回は日本社会における名づけの流行を追った。今回は世界に眼を向け、各国の名づけ事情から考えてみたい。同姓同名ワールドでは、イギリス発祥の「スミス」が気になる。……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

8.ビタミン型からスポットライト型へ――……

 前回は同姓同名が生まれる前夜、国民を管理する戸籍制度から「氏名」の人名表記システムを確立させた明治時代を振り返った。なぜか気になる他人の名前、現在に至るまでの……

戦争と音楽
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 対談

前編 音楽家は「時代の予兆」を表現するピ……

反復する歴史 吉田 今日はこんなに大勢の方に集まっていただいて、本当にありがとうございます。  岡田暁生さんと片山杜秀さんのお二人は、言うまでもなくクラシック音楽……

戦争と音楽
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 対談

後編 ウクライナ戦争における「音楽的事件……

(前編はこちらから) リュビモフの「命がけの音楽」 岡田 さて、今ロシアとウクライナの音楽シーンで何が起きているのか、ネット上で拡散された2つの動画を参考にしなが……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
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  • ルポ

7.近代国家は「氏名」からはじまった

江戸時代のネーミングに二大派閥があった  これまでわたしたちの同姓同名運動の歴史を振り返ってきた。自分が「田中宏和」という名前で生きてきた原点を探ると、明治時代……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

6. 全国大会開催から初のギネスチャレン……

14人の田中宏和著『田中宏和さん』を出版する  2009年にTBSのテレビ番組でのV6との共演で起こった、田中宏和運動第2次ビッグバンは、オリジナルソングのリリース、田中宏……

河合隼雄物語賞・学芸賞
  • 世の中のうごき
  • しごと

第11回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞作決定

2023年6月6日、一般財団法人河合隼雄財団の主催(協力:新潮社)による「河合隼雄物語賞」「河合隼雄学芸賞」の第11回選考会が開催され、授賞作が決定しました。 第11回河……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
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5. 21世紀になり、運動はビッグバン……

2008年には6人の田中宏和集会に増加  1994年にはじまった田中宏和同姓同名収集活動は、2003年に初めて別の田中宏和さんと出会い、一大転機を迎えた。30年を迎えようとする……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
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4. 別の田中宏和とのファースト・コンタ……

同姓同名年賀状を世界に送り出した  同姓同名年賀状を1995年から送り続けてきた。転機が訪れたのは、2002年の末のことだ。  Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
  • まなぶ
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

通史の味わい方を教えてくれる10冊

(17)中国史家・岡本隆司の10冊

 昨年『明代とは何か』(名古屋大学出版会)という書物を著した。一地域の一時代に焦点をあてた著述ながら、全体を視野に入れたつもり、世界史上の「明代」を問いなおす通……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

3.わたしが同姓同名収集家になった訳

田中は京都に掃いて捨てるほどいる  わたし、田中宏和は、昭和44年、1969年の1月21日に京都市に生まれた。生家は、南北に走る木屋町通り沿い、二条通りと御池通りの間にあ……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

2. 98日天下が、国際平和のNGOを生……

「自分で選んだわけじゃない」運命   仏壇の前でギネス世界記録公式認定証を持ち、84歳の母と一緒に京都の実家で記念写真を撮ったのは、記録達成から62日後のことだ。なに……

#タナカヒロカズを探して
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • ルポ

1. タナカヒロカズ を探しています。

ギネス世界記録に挑戦!  ハロウィンを控えた週末、夕暮れ時の渋谷。2022年10月29日のことだ。いよいよギネスブックにタナカヒロカズの名前が躍るのか。貸し切った映画館……

國分功一郎『目的への抵抗 シリーズ哲学講話』試し読み
  • まなぶ
  • 世の中のうごき
  • 評論

目的に抗する<自由>

國分功一郎『目的への抵抗―シリーズ哲学講話―』 2023/4/17 公式HPはこちら。 はじめに――目的に抗する<自由>  自由は目的に抵抗する。自由は目的を拒み、目的を逃れ、目……

考える四季
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

四国遍路を世界遺産に!――札所住職の考え……

白川密成『マイ遍路』 2023/03/17 公式HPはこちら。 四国にある八十八の霊場を巡礼するお遍路。本書は、そのひとつ第五十七番札所・栄福寺の住職が、六十八日をかけてじっ……

黒川創×行司千絵 「性」をどうやって生きてきたか
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 対談

前篇 「フリーセックス」という時代の合言……

「フリーセックス」というものがあった 黒川 京都新聞文化部の記者、行司千絵さんにお相手いただき、僕の新しい小説『彼女のことを知っている』について、お話しすること……

黒川創×行司千絵 「性」をどうやって生きてきたか
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 対談

後篇 若いころの「無為の時間」こそ今の財……

(「前篇 「フリーセックス」という時代の合言葉」はこちらから) はずかしいけど、実践するのが思想 行司 「♯MeToo運動」のことも今回盛りこんでおられます。女子高生が……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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