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「おかぽん先生青春記」一覧

おかぽん先生青春記
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そして俺の指導教員、ボブ・ドゥーリング 2

 さて、ボブのスケベ話を続けよう。ボブは年に1度、集中講義のためデンマークの大学に行っていた。以下は、ある日デンマークの同僚(ラーセン〔男性〕)とボブが夜中に急……

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そして俺の指導教員、ボブ・ドゥーリング 1

 これまでメリーランド大学における俺の恩師たち(中にはハチャメチャなのもいたが)を紹介してきたわけだが、そろそろ俺の指導教員、ボブ・ドゥーリングについても紹介し……

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シーガル先生の呪い

 俺のいたメリーランド大学心理学研究科では、社会心理学か産業心理学かどちらかを履修せねばならなかった。社会心理学のほうが少しは基礎的であろうと思い、そちらを履修……

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アフリカ砂ヘビの脳

 俺はメリーランド大学カレッジパーク校に大学院生として1983年の夏から5年半ほど留学していた。最初の3年ほど、非常によく勉強した。浪人時代、代々木ゼミナール原宿校……

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研究室での暮らし

 米国メリーランド大学の大学院生の暮らしは概ね地味である。講義はきちんと履修せねばならない。1科目でもDがつくと放校処分である。実は俺は2年目の講義でDを喰らって……

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研究の始まりと異国の初恋

 メリーランド大学附属英語学校をなんとか卒業した僕は、心理学研究科の修士の学生としてボブの研究室で研究を始めた。研究室がある動物学心理学棟の4Fには、北側に動物……

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レッドスキンハウスと英語学校

 僕はそのようにして、米国メリーランド州にあるメリーランド大学カレッジパーク校のボブ・ドゥーリング研究室にて研究を始めることになった。家業を継ぐことを放棄してア……

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メリーランド大学カレッジパーク校

 1983年の9月だった。僕はメリーランド大学カレッジパーク校に初めて足を踏み入れた。正門から入ると芝生が敷き詰められた小高い丘があり、その先には礼拝堂がある。丘の……

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番外編:嗚呼、中学同窓会

 前2回、アメリカに渡った話に入ったのだが、今回は突然番外編だ! みんな、いいか? 先々週、中学時代の同窓会があり、同学年約200人のうち、約半数が集まった。来年……

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なのに俺はアメリカへゆくのだ(2)

 日本から米国に向かう飛行機は当時、ソビエト連邦上空を飛ぶことができず、北極圏を経由してアラスカ州のアンカレッジで給油してからアメリカ各地に向かった。燃料タンク……

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なのに俺はアメリカへゆくのだ(1)

 そもそも俺はアメリカに憧れなど持っていなかった。太平洋戦争における日本の敗戦が完全に見えていたにもかかわらず広島と長崎を原子爆弾の実験場にし、その後は世界がな……

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そしてアメリカへ

 大学3年の12月にギター部を退いた俺は、その後の1年を動物心理学者としての修行に邁進し、カナリアが短調と長調の区別が出来ることを示す研究を卒論としてまとめた。研……

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大学の講義で学んだこと

 大学では最初の2年半はギター部、後の1年半は(実は事情があって2年になったが)研究室で過ごした僕であったが、そうは言っても大学生だったのでたまには講義に出た。た……

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研究室というところ

 生物心理学のゼミに入った俺は、秋葉原に通い詰めて偽アップルIIを作り、それで小鳥の条件付け実験を制御できるようにした。カナリアを使って長調と短調の聞き分けができ……

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アップルII(偽物)と緑のカナリア

 大学3年12月のギター部定期演奏会をなんとか弾き抜けると、俺の右手は腱鞘炎になっていた。表向きはそれを理由に、俺はギター部に出て行かなくなっていった。当時、多く……

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本を読ませすぎてはいけない

 慶応義塾大学文学部では、1年生は日吉キャンパスで一般教養を学ぶが2年生になると田町の三田キャンパスで専門課程に進む。日吉と三田とは徒歩も入れると1時間以上かか……

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純粋な動機

 1980年代前半、学生の政治意識は低く、学生運動は沈静化しており、大学は社会人になるためのモラトリアム期間であることがほぼ公然と認められていた。これを「大学のレジ……

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不純な動機

 前回の予告通り大学時代の読書の話をしよう。代々木ゼミナールで有意義な時間を過ごした僕は、慶応義塾大学に補欠合格し、クラシカル・ギタークラブに所属した。ギター部……

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そして、あの頃の歌たち

 僕らのギター部はあくまで「クラシカルギター・クラブ」だったから、ナイロン弦を張ったなで肩のギターを持ちより、18-20世紀初頭までに作られた曲の合奏や独奏をするの……

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「パンダ」という名の喫茶店

 僕が入学したのは1979年だった。大学に入り早々に酒の洗礼に会い、またギター部の美しい先輩方と土曜の練習のあと珈琲タイムがあり、僕の青春はようやく青春らしくなって……

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酒・珈琲・女学生、時々ギター

 ようやく大学に入り、念願の動物心理学を学ぼうと思っていた俺だが、人生にはもっといろいろ楽しそうなことがあるのであった。桜の花びらが散る中、俺はクラシカルギター……

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親父とギターと発情と

 慶應義塾大学の教養課程は、日吉(神奈川県)にある。東横線は、今では地下に潜ってしまったが、俺が大学生だったころは、渋谷の地上にあった。俺は恵比寿から中目黒まで……

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大学入学前後のこと

 僕が浪人中に祖母が死んだ。心筋梗塞であった。すると父は、「人間いつ死ぬかわからない。好きなことやれ」と言ってくれた。これにより僕は祖母を亡くしたが未来を得た。……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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