シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「エッセイ」一覧

安田菜津紀の写真日記
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「大義」と「リスク」

 迫害から日本へと逃れ、難民認定を待つ女性を取材した時のこと。個人が特定されないよう、家族の職業を極力ぼかしたつもりだったものの、連携して取材している支援団体か……

よりみち日記2
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13. 社会の保健室

お坊さんらしく、ない。
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二、お似合いの場所――「霊場恐山」につい……

 俗に「マサカリの形をした」と言う青森県下北半島の真ん中、そこに霊場恐山がある。その院代(住職代理)を務めて、丸15年が過ぎた。  ありがたいことに、講演などで全……

没イチ、カンボジアでパン屋はじめます!
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19. 行く人、来る人、戻る人――私のベ……

病み上がりのスレイモンと突然辞めたボニー、戻る  バンデス邸から店を新しい場所に引っ越してすぐ、スレイモンに移転したことを聞いたのか、ボニーから、「戻りたい」と……

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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8.あきらめるところ、あきらめないところ……

 父の家にあるテレビは朝から晩まで付きっぱなしだ。意識的に観ているのは、決まった時間のニュースと朝のワイドショー。それ以外は、スッキリと片付いたリビングに置いた……

村井さんちの生活
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遊びじゃねえんだよ~認知症の義母、ワクチ……

 後期高齢者である両親のワクチン接種、義父に続いて義母の一回目。間違いなく死闘。報告します。  正直な話、私にとっては義父よりも義母の方がよっぽど楽だ。認知症と……

没イチ、カンボジアでパン屋はじめます!
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18. さらば、バンデス(2)――良くも……

野党派陣営から与党派陣営へお引っ越し  野党救国党の元国会議員だったバンデスの家を出るため、次の貸店舗を見つけてくれた友人バナリーは、「今度の家主はフン・セン側……

村井さんちの生活
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義父、ワクチンを接種する

 先日、義父の新型コロナウイルスワクチン接種1回目が無事終了した。予約段階から1回目接種終了まで死闘続きだったので、その詳細を報告したい。  義父は現在87歳で、滋……

お坊さんらしく、ない。
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一、「老師」はつらいよ

 お坊さんに呼びかけるとき、どう言ったらいいのかというのは、一般の人には結構悩むところらしい。 「どう言えばいいんですか? 和尚(おしょう)さんでいいんですか?」 ……

没イチ、カンボジアでパン屋はじめます!
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17. さらば、バンデス(1)――亡命中……

逮捕? 射殺? クーデター!? 膨らむ妄想  自称コンサル、バンデスのおかげ(?)で、素性が分からないスタッフがどんどん集まった。高校卒業試験に落ちてぶらぶらして……

おかぽん先生青春記
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博士研究員と余剰博士

 紆余曲折の末、俺は人生で3か所めのポスドクを、母校の慶応義塾大学でつとめることになった。給与をもらう境遇はありがたかったが、先が見えないのは厳しかった。当時、……

おかしなまち、おかしなたび 続・地元菓子
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ご縁をつなぐ涅槃だんご(下)

富山県八尾

 尼寺での涅槃会の翌日、餅店のおばさんに教えてもらった、もうひとつのお寺の涅槃会に行く。14時開始と書かれた山門前の案内を前日のうちに確認しておいたので、15分ほど……

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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7.2デイズのクリーニング公演

 前号では、フジロック公演(介護未満の父の生活をつつがなく回すこと)の下準備とも言える、家の大掃除開始直後の様子を記した。今回は作業の流れに沿って、イベンターで……

安田菜津紀の写真日記
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生きた証を遺すこと

 小さな靴の先には、わずかに擦れた跡が残されている。1歳2か月であれば、きっとまだおぼつかない足取りで、けれども懸命に、歩く練習をしていたのだろう。  2016年3月11……

没イチ、カンボジアでパン屋はじめます!
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16. スタッフ希望の若者たちを通して見……

彼女たちに利用された私 「スタッフはもっといた方がいい。知り合いや友だちに声をかけて!」と、バンデスがスタッフに言っていたようで、スタッフの従兄弟やら、同郷の友……

Superfly ウタのタネ
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映像監督・越智志帆

約一年間、文章を書くというお仕事を体験させていただきました。 最初は指定された文字数に驚愕し、たじろぎ……心の中にじんわりと不安を抱えたままのスタートでしたが、今……

おかぽん先生青春記
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ポスドクは続くよいつまでも

 1993年春、紆余曲折の末、俺はまだポスドクであった。つげ義春の「李さん一家」みたいだな。「この奇妙な一家がそれからどこへ行ったかというと……実はまだ二階にいるので……

村井さんちの生活
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不安を先取りして抱える

 とうとう恐れていた日が来てしまった。わが家の息子たちが揃って中学三年生に進級した。私はこの日が来るのをもう何年も前から恐れていて、できればこのまま何ごともなか……

よりみち日記2
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12. あたらしい居場所

おかしなまち、おかしなたび 続・地元菓子
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ご縁をつなぐ涅槃だんご(上)

富山県八尾

 富山の八尾を訪れたのは、まだ道の脇に雪の塊が残る頃だった。おわら風の盆でつとに有名な八尾で、お釈迦様の入滅を法要する涅(ね)槃(はん)会(え)が行なわれることを知り……

没イチ、カンボジアでパン屋はじめます!
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15. ダメ! 食品ロス!! 試食受け入……

「冷蔵庫開けっ放しにするな」って何回言えば分かるの!  自称コンサルタントのバンデスによるスタッフ採用や引っ越しの中、肝心の店の方はと言えば、そもそも儲けを出す……

よりみち日記2
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11. こどくな日々

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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6.大掃除のために重要な二、三の事柄

 半年前の父の住まいを一言で表すなら、「汚部屋寸前」だった。どこもかしこもものだらけで、掃除をしようにも満足にできない。よくある実家の姿ではあるが、ここに越して……

没イチ、カンボジアでパン屋はじめます!
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14. ぶきっちょスレイモンの入院と剛腕……

杜撰なカンボジア医療体制に驚く  スレイモンの入院の知らせを受け、状況を聞き出すうちに、カンボジアには日本のような医療保険制度がなく、治療費を支払える能力がなけ……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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