シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「エッセイ」一覧

おかぽん先生青春記
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歌文法の発見

 俺の居室は、学生がたむろしいろいろな動物をめでる憩いの場となったが(たむろする学生たち)、同時に研究成果を議論する場でもあった。「ジュウシマツの歌をどう分析す……

村井さんちの生活
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義父が暗い

 後期高齢者には、「介護を受けるのが上手な人」と「介護を受けるのが下手な人」がいると私は思う。わが家の場合、前者が義母、後者が義父だ。  私の勝手な基準で申し訳……

よりみち日記2
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27.出版記念イベント

村井さんちの生活
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「もうこんな生き方辞めます」宣言

(前回のつづき)  義父母の介護で頼りにしていた若き看護師が去り、新たな看護師さんと顔合わせをするタイミングで、私はPCR検査を受けることになった。なぜPCRなのかと……

よりみち日記2
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26. あたらしい自転車

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6月16日「和菓子の日」のルーツ、嘉祥と……

 6月16日は和菓子の日。語呂合わせになっていないので「なぜこの日が?」と思う方もいらっしゃるでしょう。謎めいていますが、かつてこの日に、菓子を食べて厄を祓い、福……

よりみち日記2
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25.あたらしい診断

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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最終回 ひとまず上出来(父親編)

 困ったことが起きた。予想外だった。連載を2か月も休ませてもらったのもそのせいだ。  なにが予想外って、父がまったくもって元気なのだ。年相応の老いはある。数年前よ……

村井さんちの生活
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あの真面目そうな青年が

 事件勃発である。どれだけ事件勃発するんだよと言われそうだが、実際に勃発である。  この連載でも何度か書いてきたことではあるけれど、義母の認知症の症状には浮気妄……

おかぽん先生青春記
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たむろする学生たち

 久しぶりのおかぽん先生だ。私事ながら、とはいえこのエッセイは基本私事なわけだが、この4月に東大から帝京大に異動した。異動の辞は駒場の教養学部報を見てくれ。異動……

村井さんちの生活
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「お客さん」になった義母

 去年の年末から最近まで、多忙を極めた。いつも遅れ気味の原稿だとか、なかなか減らない原書のページ数だとか(一応、翻訳家なので)、そういった問題には慣れているが、……

よりみち日記2
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24.ちば先生との再会

村井さんちの生活
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動物好きのパン屋さん

 十年ほど前、わが家の近くに小さなパン屋がオープンした。本当に小さな店舗で、店舗というよりはむしろ、自宅の一部を改装してとりあえずパンを置くスペースを作ったよう……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
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「怪異猟奇文化」を身近に愉しむための10……

(15)幻想文学研究家、翻訳家・風間賢二の10冊

 1997年に刊行した拙著『ホラー小説大全』(角川選書)が翌年に日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」賞をいただきました。望外の喜びであり、同時に恐縮もしました。……

よりみち日記2
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23.LIFE IS VERY SHOR……

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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17.フレイルとサルコペニア

 介護経験がある女友達に、玄関の見知らぬ靴に怯えた父のことを相談したら、かかりつけ医に認知症の症状が出ていないかをチェックしてもらう案を提案されたのが先月のこと……

村井さんちの生活
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少しずつ、でも確実に変わりゆく日々

 デイサービスが苦痛だと義父に訴えられ、苦肉の策で正月明けからお休みして、しばらく経過した。しっかり休んで自宅での自由時間を満喫した義父は、再びチャレンジする気……

最後の読書
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36 わが人生の映画ベスト10 その3(……

 前回が(6)の『突然炎のごとく』で終わったので、今回は(7)の『屋根の上のバイオリン弾き』から。前者の製作年は1962年で、後者が71年。私の年齢でいうと24歳から33歳にか……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第16回 餃子を“何個”食べたら食べ終わ……

餃子は重さで注文する   昔、大学の学園祭で中国人留学生会が水餃子を売っていた。「皮から手作り!」と宣伝していたが、よく見ると皮だけそこで作っていて、中身は留学生……

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22.ネタ作りの日々

おかぽん先生青春記
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鳴くのは鳥だけじゃない

 実験室拡張に気を良くした俺は、前からやってみたかったことを始めることにした。ハダカデバネズミの鳴き声を調べてみることにしたのだ。ポスドクの頃から鳥のさえずりと……

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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16.「いざ」という時に必要なこと

 ある日のこと。珍しく、朝から父が電話を掛けてきた。出ると、やけに怯えている。聞けば、玄関に知らない人の靴があると言うではないか。もちろん、来客はない。  父の……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
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音楽のように心に共鳴する10冊

(14)編集者・木村元の10冊

 突然だが、みなさんは「音楽書」というものを読んだことがおありだろうか。厳密には「音楽書籍」といったほうがいいのかもしれない。平たくいえば「音楽について書かれた……

村井さんちの生活
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辛いなら、やめてしまえばいいんじゃないか……

 今年のお正月は、村井家恒例「なぜだが義理の両親がわが家で宿泊&年越し」という私にとって地獄イベントが開催されなくなって三年目ということで、穏やかに、楽しく、自……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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