シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「エッセイ」一覧

山野井春絵「友達になって後悔してる」
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第1回 もう友達なんていらないなんて、言……

さようなら、美しきママ友よ  いつからか、彼女からのLINEの返信は遅れがちになった。おやなんだか様子がおかしいな、と気づいたころには、もう手遅れだったと思う。返事……

村井さんちの生活
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恐怖の電話

 その日、朝早くから原稿を書いていた。前日の夕方、とある月刊誌の編集者から連絡が入り、頼まれていた原稿をうっかり書き忘れていたことに気づいたからだ。申し訳ないと……

マキタスポーツ『グルメ外道』試し読み
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はじめに――胃袋の夜明け

自分が“主役”  大事なことは、私が「美味い」と思うかどうかだ。話題の行列店やグルメ情報、識者による評価は重要ではない。  それが私の本音で、上等だの、下等だのと、……

「答え」なんか、言えません。
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六、ウツってもいいじゃん

 修行道場に入門して10年ほど経った時、私はそれまでの仕事の他に、この道場が管轄する別の寺の管理責任者を兼務することになった。  この寺は、宗祖である道元禅師が京……

村井さんちの生活
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教えて、介護ライフハック!

 村井家の後期高齢者介護は、特に大きな事件もなく、坦々と過ぎていっている(もちろん小さな事件は数え切れないほど発生しているが)。介護を経験している方々はおわかり……

料理は基準
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最終回 日常の料理(12月28日筆)

 日常の料理はレシピに頼らない。それじゃ現代人は何もできないという人があるが、私たちはそうして、何かに託してばかりいたから、何にも自分でできなくなった。人間は料……

下妻みどり『すごい長崎』試し読み
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はじめに――『すごい長崎』試し読み

長崎はどこにある?  世界地図を広げると、ユーラシア大陸東岸の極東と呼ばれるエリアに、細長い島国の日本が見える。北東から南西にかけて、北海道、本州、四国、九州の四……

「答え」なんか、言えません。
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五、根拠への「欲望」としてのペット

 私の先輩である住職は、世に言う「ペット葬儀」を始めた草分けの一人だろう。50年近く前から行っていたはずである。  本人がやろうとして始めたわけではない。彼の妻が……

料理は基準
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第24回 餅つき(12月14日筆)

     餅はつくもの。米の心白と言われる芯部を杵でつきこむことで、粘りやコシが出るので、断然だ。今では、機械で餅にしたもので済ますことも多いよう。でも、杵で……

料理は基準
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第23回 菜っ葉は冬(12月7日筆)

 白菜、葱、ほうれん草、キャベツ、小松菜。これらは気温が下がるほどにうまくなる。冬は菜っ葉の季節だと知っておれば迷いはいらない。  それぞれの土地に独特の菜っ葉……

村井さんちの生活
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正月から大変だな、介護って

 村井家の年末年始といえば、義理の両親がなぜだか大晦日にわが家に布団と共にやって来て、数日宿泊していくというのが恒例だった。しかし、義母が認知症になってからとい……

料理は基準
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第22回 蓮根(11月30日筆)

 蓮池の水が凍るくらいになると、蓮根は糸を引くように粘りが強くなる。  そういえば、蓮根は根っこだと思っていたが、地下の茎らしい。茎の穴に空気を入れて、美しい花……

料理は基準
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第21回 サラダ(11月23日筆)

 この頃、夜の食事を軽くしたいと思って、サラダをよく作る。  片っぱしから野菜を切っていく。清潔なまな板、よく切れる包丁で、胡瓜やパプリカ、人参、トマト、キャベ……

「答え」なんか、言えません。
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四、生涯最高の「説教」

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。  とはいえ、これを書いているのは、旧年の12月下旬である。これから1月上旬まで、私は福井の住……

村井さんちの生活
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村井はもう詰んでいる

 連日、やることが多すぎて、人生が辛くなってきた。仕事だけならまだいいけれど、18歳の双子の息子たちにはまだまだ気が抜けないし、なんといっても義理の両親の問題が山……

料理は基準
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第20回 料理の極意(11月16日筆)

 北大路魯山人は料理ができたのだろうか。  大正から昭和にかけての時代、赤坂の料亭、星岡茶寮のお料理やサービスを、魯山人は監修、指導していた。食通の財界人、文化……

料理は基準
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第19回 料理は構想と実行が分離しない(……

 学問と生活が乖離している。栄養士や管理栄養士の免許をもっていても、料理をしたことがなければ、調理者を指導し、食の教育を子どもにするのは無理だろう。  今は建築……

料理は基準
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第18回 鰯(11月2日筆)

 鰯(いわし)を塩焼きにして大根おろしで食べる。鰯の腸(はらわた)は何度か食べてみたが、頭を落として腹を切り、内臓を除いた方が食べやすい。よく焼いた丸干しは腸もろと……

「答え」なんか、言えません。
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三、修行をなめるな!――「厳しさ中毒」と……

 今もそうかどうかは知らないが、「禅」とか「修行」とか言うと、それなりの年齢の日本人には何か響くものがあるような気がする。そしてそれは、ご多分に漏れず、世上に流……

料理は基準
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第17回 自然と東アジアの孤島の人々(1……

 私たちは、大自然を中心に物事を考えてきた。自然は私たちに豊かな恵みを与えてくれると信じ、疑うことがなかった。この自然の豊かな列島は、ホットスポットといわれるほ……

料理は基準
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第16回 味見(10月19日筆)

 「おぜんざい」は、小豆が柔らかく煮えたら、砂糖で吸い加減(すいかげん)に整える。小皿に小豆の茹で汁をとり、味見する。「吸い加減」とは、飲んでちょうどいいなと思……

村井さんちの生活
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大きな声では言えない、介護費用の話

 大きな声では言えないが、地味に私を追いつめつつある問題がある。ずばり、どんどん高額になってきた介護費用だ。  わが家のケースは、なかなか複雑だ。まず、義母の認……

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第15回 新小豆(10月12日筆)

 北海道、美瑛のマーケットで新小豆を見つけた。関西よりひと月くらい早いだろうか。新物だとすぐにわかるのは、ピカピカに光ってきれいだから。求めてすぐ煮た。  朝ご……

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第14回 ご飯をおいしく(10月5日筆)

 新米だ。山間の田圃は水が冷たくて収量が少ないがいい米がとれる。そんなお米をいただいた。こういう特別なお米を炊くときは、夕食でも、主役になるおかずを作らない。ご……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
 「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
 どうして自分が「考える人」なんだろう―。
 手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
 それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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