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「日本語」一覧

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第22回 中国小説に現れる長い文の「ふし……

キーワードは「並列」  前回、予告した通り、中国語に現れる長い文の「ふしぎ」について解き明かしていこう。  まず、次の日本語を見てほしい。  ぼくは黒板の前の教卓……

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第21回 中国語の「一つの文」とは

高行健『霊山』の長い文の謎  大学院の博士課程に在籍していた2010年の9月、モロッコの旅行から帰国したばかりの私は、空港で一通のメールを受け取った。差出人は指導教員……

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第20回 学習者を悩ませる謎の“是~的”……

「東京で車を売っている人です」 “是”を使う文で、特に学習者を悩ませるのが、“是~的”構文である。この構文、非常によく使われるのだが、よくわからないという人が多い。……

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第19回 中華圏エンタメ・武侠小説から「……

人気作家・金庸の『笑傲江湖』  中華圏の王道エンタメと言えば、武侠小説である。「侠」とは、通常の社会には属さないアウトロー的存在であり、各地を放浪し、剣を握って……

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第18回 “是”は「コレ」である

“是”はbe動詞?  漢文を学習すると、“是”という字は「コレ」と読むことを学ぶ。「コレ」と読むことからもわかる通り、もともと指示詞である。しかし現代中国語を勉強し始……

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第17回 小説文における「た」と“了”の……

「故郷へ帰っていった」時、私はどこにいる?  今回は、魯迅の小説「故郷」の冒頭を取り上げてみよう。まず、中学の国語教科書にも長年収録されていた竹内好訳である。  ……

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第16回 餃子を“何個”食べたら食べ終わ……

餃子は重さで注文する   昔、大学の学園祭で中国人留学生会が水餃子を売っていた。「皮から手作り!」と宣伝していたが、よく見ると皮だけそこで作っていて、中身は留学生……

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第15回 「過去形」はなくても問題ない

時制が存在しないなんて  私は子供のころから時間が流れていくことが怖い。時間が流れて、やがて死ぬのが怖い。  中国では昔から不老不死の思想があって、物語の中では仙……

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第14回 『パソコンがフリーズした』から……

「パソコンが壊れた」は“死机”  大学生のころ、北京大学に留学した。寮に入ってほどなくして、パソコンが突然動かなくなった。ウイルスにやられてしまったのである。なく……

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第13回 「汚名挽回」の名誉を挽回するは……

汚名は「返上」?  よく誤用だといわれる日本語に、「汚名挽回」という表現がある。挽回するなら「名誉」なはずで、「汚名」を取り戻してどうするのだ、「汚名返上」とい……

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第12回 語形変化のない中国語に「文法」……

中国語には品詞がない?  最近、英文法の本が売れていると聞く。  ひと昔前は、「文法はわかるのに喋れない日本人」などと言われた。喋れないのは事実であり、喋れるよう……

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第11回 犬は「細長い」のか

なぜか多い“犬食い”小説  中国はかつて「飛ぶものは飛行機以外は何でも食べ、四本足のものは机以外なんでも食べる」などと揶揄された。これはかなり失礼な言い方であるが……

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第10回 『三国志演義』はどうしたら原文……

 私が中国に興味を持ったきっかけは、中学生のときに「三国志」にはまったことである。横山光輝の漫画からスタートして、シミュレーションゲームで遊び、吉川英治の小説『……

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第9回 アメリカはなぜ「美しい国」なのか

なぜ「美国」と「法国」なのか  中国語を勉強し始めると、アメリカが“美国”で、フランスが“法国”となっていて、日本語の「米国」「仏国」とは異なっていることに気づく。……

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第8回 キューバで「幽默大師」に出会った……

ハバナで出会った「幽默大師」    私はラテン・アメリカ文学を愛好している。とりわけガブリエル・ガルシア=マルケスと、レイナルド・アレナスが好きである。ガルシ……

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第7回 「頭痛」と「腰痛」は一つの単語?

人間には「嘴」と「牙」がある  言葉は変化するものである。  現代中国語の“嘴巴”は「口」の意味。「嘴(くちばし)」が口の意味に転じている。「歯」は現代中国語では“……

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第6回 字源と語源のはなし

「語源」と「字源」の違い  私は言語の語源的なつながりを知るのが好きである。日本語でも、たとえば「村」と「群れ」、「群がる」などがその根っこのところでつながって……

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第5回 日本語の漢字音と現代中国語音の関……

昔の中国語の発音  私の研究室があるお茶の水女子大学の建物は、だいぶ老朽化が進んでいる。特に授業の行われる教室が並ぶ3階はなぜか吹きさらしになっており、ひときわ傷……

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第4回 ピンインは如何にしてできたか

尚古主義にもとづく注音字母  中国語は漢字で表記されるが、漢字を見ただけではどのように発音するかよくわからない。そこで使われているのがピンイン(拼音と書く)で、……

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第3回 日本語とまぎらわしい簡体字

厄介な「まぎらわしい漢字」  前回は簡体字の簡略化システムについて紹介した。初学者は、見慣れない字形にとまどうところだ。とはいえ、日本語の漢字と大きく異なるもの……

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第2回 簡体字はどのように簡略化されてい……

簡体字には法則がある  高校生の時に中国語を学び始めたころ、簡体字がぜんぜん読めないのに面食らった。なんとか楽をして覚えたいので、法則性を知りたいと思ったものだ……

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第1回 簡体字ができるまで

はじめに  日本にとって、中国語は縁の深い言語である。「漢文」(古典中国語)はかつて、必須の教養であった。  しかし、「漢文」が教養とされた時代は過ぎ去り、中学・……

分け入っても分け入っても日本語
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「ホルモン焼き」

 ブタなどの内臓を切って焼く料理を「ホルモン焼き」と言います。この「ホルモン」は、ドイツ語のHormon(内分泌物質)から来たと考えられます。ところが、「実は日本語だ……

分け入っても分け入っても日本語
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「シルバー」「シルバーシート」

 高齢者に関することばに「シルバー」を冠することがあります。「シルバー世代」「シルバー産業」「シルバー人材センター」など。その理由について、テレビ番組からコメン……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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