シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「こころ」一覧

講談師とドキュメンタリー監督が考える「伝える力」
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【後編】「コンプラ社会」で伝統文化を伝え……

「もっと〝死〟に向き合いたかった」 伯山 新刊『それでも息子を日本の小学校に通わせたい』の中で、小学校は日本の公立、中学からはインターナショナルスクールというご……

講談師とドキュメンタリー監督が考える「伝える力」
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【前編】AI時代に伝えたい「生身の人間」……

山崎 みなさんこんにちは。普段はドキュメンタリー監督をしていて、こういった場で話をさせてもらうことも多いので、あまりもう緊張しなくなってきたんですけど、今日はさ……

「答え」なんか、言えません。
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二十二、危うい湖

 ここ最近は、戦争や紛争、天変地異の頻発するご時世だが、例の「インバウンド」と呼ばれる動向は、思ったほどの影響を受けていないらしく、どこに行っても、それなりの数……

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子育てのゴール、どう考える? 「マニュア……

ドキュメンタリーとバラエティ―― 「仕掛ける」か「待ち続ける」か 鈴木:制作の話を、もっと深く伺いたいな。山崎さんの映画を観ていて一番驚くのは、その「引いた視点」と……

村井さんちの生活
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義実家の片付け、いよいよスタート!

 最近、グループホームに入居している義父から頻繁に電話が入るようになった。本人はケータイを持っていないので、義父担当の職員さんに頼みこんで、私に連絡をいれてくる……

ニューロダイバーシティ
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2.左右盲――右と言われて左に曲がる

  「次の信号、右に曲がって!」。助手席の友人にそう言われた瞬間、手がフリーズする。頭の中で「右」という音が聞こえてはいる。でも、どちらへ動けばいいのか、一……

「答え」なんか、言えません。
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二十一、ヒーローは「仕方なく」戦う

 国産テレビアニメの草分けと言うべき、「鉄腕アトム」と「鉄人28号」が初放映されたのは、私が4歳の時で、文字どおり白黒テレビに噛り付くようにして、見ていた。  これ……

村井さんちの生活
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義母の友、遠方より来たる

 GWに義母の幼なじみで親友のYさんが、グループホームに入居している義母に会うため、和歌山県からやってきた。Yさん長女とその夫、そして長男が彼女に付き添っていた。私……

ニューロダイバーシティ
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1.はじめに――脳の多様性と見えない壁

 「次の信号、右に曲がって!」と言われた瞬間、頭の中が真っ白になる。「右」という音は聞こえているのに、身体がどちらへ動けばいいのかわからない。  目を閉じて、昨日……

「答え」なんか、言えません。
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二十、「サザエさん的家」の崩壊

 福井の寺の住職になってしばらくしてだから、かれこれ30年近く前の話である。  戸や窓を開け放って、本堂の掃除をしていたら、 「あ、いたあ!」  いきなりの甲高い声……

村井さんちの生活
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この介護は、終わるのですか?

 夫の話によると、義父、物盗られ妄想が始まっているらしい。私は昨年末に発生したメンタル崩壊大事件「おとうちゃんを捨てないで」以来、義父には一度も会っていないので……

「答え」なんか、言えません。
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十九、右腕がけの修行

 当時は「豪雪地帯」と言われた北陸山中の修行道場に私が入門したのは、極寒の二月下旬である。山門で上山の許可を待って立ち続けている間に、履いている草鞋が凍り付いて……

村井さんちの生活
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介護は傷つく

 先日、数か月ぶりに義母に面会するため、グループホームに行ってきた。最後に彼女に会ったのは、年末に義母が搬送された総合病院の病室だった。穏やかな表情はしていたも……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
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最終回 昭和20年生まれ、団塊世代が「友……

 老いたとき、人は「友達」の存在をどう考えるようになるのだろうか。健康寿命を超え、一人、また一人といなくなっていく友達。かつての友情、若かりし日の思い出は美しく……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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嶋田俊平に聞く、地域をワクワクさせるには……

(前編はこちら) 移住のしやすい地域とは? 堀部 地方へ移住してみようと考える際、最大のハードルは人なのではないかと思うのですが、そのあたりはいかがですか? 既得……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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嶋田俊平に聞く、地域をワクワクさせるには……

 若松英輔さんと中島岳志さんがコロナ禍のときに行った対談をまとめた『いのちの政治学』は大変興味深い本でした。世界中の人々が無力を感じ、困惑し、苛立ち、悲しみ、苦……

「答え」なんか、言えません。
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十八、「諸行無常」の民主主義

 およそひと月前、「厳冬期の短期決戦」と言われた例の選挙で、「中道」を名乗る急ごしらえの政党が、それまでの議席の3分の2以上を失う破局的な負け方をして、メディアは……

ロビンソン酒場漂流記
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第19夜 ゆずの里でタレを纏えば

 坂なのである。とにかく坂なのである。  編集Mさんと待ち合わせたのは横浜の南部、港南区にある上大岡駅である。下大岡駅などはないので間違えようがないが、学生時代、……

村井さんちの生活
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末期がんの実母に、私は何ができたのか?

 義父母の介護を経験してからというもの(一応継続中)、認知症関連のご質問を頂く機会が増えた。それも最近は認知症のスタート、つまり初期の症状がどんなものであったか……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
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第12回 わが家の中学受験体験記 〜夢中……

 今年も首都圏では5万人以上の児童が「中学受験(中受)」に挑戦した。受験熱を加速させるのは、教育環境へのニーズと、「わが子に最良の人生を」という親心。そんな熱量……

『それがやさしさじゃ困る』&『介護未満の父に起きたこと』W刊行記念
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自分と他人の境界線、そのあいまいさをどう……

  自他の境界線をしっかり引く ジェーン・スー(以下スー) もともと鳥羽さんと私は、鳥羽さんがBTSのファンで、「推し活とファンダム」の危うさについて書いていら……

「答え」なんか、言えません。
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十七、AIに「意識」が生じる条件とは?

 今やコンピューターの進化はAIに達し、さらに生成AIが登場するに及んで、人間の振る舞いに比して、遜色ない会話や行動をするものまで現れている。    その上、世間には……

村井さんちの生活
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おとうちゃんを捨てないで……!

 昨年の年末、義父の入居しているグループホームから連絡が入るたび、ドキドキしていた。もしかして年末年始のことを聞かれるのではないかと恐れていたのだ(年越しは家で……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
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第11回 BFFってなに? 中2の娘に学……

 “BFF”は、ベスト・フレンド・フォーエバーの略語。SNSで普及し、特にティーンエイジャーの女の子たちが「親友」という意味で使う。思春期の一人娘をインターナショナルス……

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考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


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