「こころ」一覧
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緊急で動画を回しています
「今、緊急で動画を回しています」とは、動画配信者が、急ぎのお知らせをするときとか、何か事件が勃発したときに使う言い回しだが、私は今、まさにそんな気持ちでこの原……
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はじめに――ロビンソン酒場は「個性の塊」……
どうして、ここに飲食店があるのだろう…… そんな疑問がむくむくわきあがる店に出会ったことはないだろうか。 散歩しているときでもいい。営業で住宅街を歩いていると……
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十、平たいファンがいい
私のようなものでも、それなりの年月、人前で話をしたり、本を書いたりしていると、中には「面白かった」とか、「勉強になった」と言って下さる方がいる。恥ずかしさ半分……
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外食は諦めた
先日、泊まりがけの出張があり、東京に滞在していた。息子たちはすでに19歳で手がかからなくなっているので心配はないが、子育てが終わったと思ったら急に始まるのが高齢……
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第4回 「ニューノーマル」の彼方に消えた……
<藤山家>と<田中家>は、ともに一人息子を育てる共働きファミリーで、子どもが0歳児のときからの保育園仲間。一緒に初めての子育てを楽しみながら、心地よい関係を続け……
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「賭ける」ことの意味を考える10冊
(21)文化人類学者・師田史子の10冊
私は文化人類学者で、賭博を研究している。賭博、ギャンブルと聞いて何を連想するだろうか。「オンラインカジノ」や「大阪IR」など、最近よく耳にするトピックを想起する……
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第16夜 父の背中と味を追って
豊田駅で待ち合わせることになった。愛知県の豊田ではなくJR中央線の豊田駅である。忌野清志郎の母校のあった日野とユーミンの実家の八王子の間にある駅である。 大学……
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九、小指の折れたダースベイダー
肋骨を2本、折ってしまった。面目ない話である。 この原稿を書いているのは5月15日、今のところ、額を畳に着けての、正式な礼拝ができない。情けないことである。 骨……
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親って大変だ
先日、「親って本当に大変だ」という出来事を目撃したので、今回は介護から少し離れて、それについて書いてみようと思う。 先代の愛犬ハリーが亡くなって早一年。保護……
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第3回 「優しさの毒」が全身に回るその前……
実年齢を聞いて、その若々しさに驚いた。艶やかなロングヘアが印象的な百合さんは55歳。現在NPOの仕事で日々忙しくしているが、結婚後は20年近く専業主婦だった。 転機……
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八、親の「良かれと思って」は逆効果?
時は5月、ゴールデンウィーク。新入社員や新入学生が、新しい環境に少しは馴染んできて、ここで一段落、と思いたいところなのだが、一昔前から言われ続ける「5月病」は今……
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義母の痛々しい傷
とにかく、大変な一日だった。 その日は京都のNHK文化センターで岸田奈美さんとのトークショーが開催された。慣れ親しんだ京都の街に久しぶりに行くことも楽しみだった……
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第2回 もしも人生をやり直せたら、親友を……
都内で企業のPR職に就いている美紀子さん(38)は、5歳の女児を育てるワーキングマザー。紺ブレにボーダーTシャツ、スカートに厚底スニーカー。すらりと背が高く、女性誌……
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最終回 雑談のススメ――他者を通して自分……
「考えるってどうやるんですか」と聞かれることがよくある。 わたしは、子どもの頃からたくさん考える人だった。いろいろなことについて「なぜだろう」としつこく考えて……
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七、ご長寿万歳!
坊さんというのは、どうしても年輩の人との付き合いが多くなる。しかし当節、いったいどの辺から「老人」「高齢者」としてよいのか、よくわからない。 私が子供時代の……
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後篇 目指すは「かわいらしい」年寄り
(「前篇 認知症になってわかった「本来の姿」」はこちら) 親の「声」を残す 村井 映画の中で、まだお元気だったころのお母さんが買い物しているところを遠くから撮影し……
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第1回 もう友達なんていらないなんて、言……
さようなら、美しきママ友よ いつからか、彼女からのLINEの返信は遅れがちになった。おやなんだか様子がおかしいな、と気づいたころには、もう手遅れだったと思う。返事……
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恐怖の電話
その日、朝早くから原稿を書いていた。前日の夕方、とある月刊誌の編集者から連絡が入り、頼まれていた原稿をうっかり書き忘れていたことに気づいたからだ。申し訳ないと……
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17.なぜ男性は雑談が苦手なのか――自分……
「男性は雑談が苦手だ」という話をよく耳にする。もちろん人によるというのが大前提ではあるが、あまりによく聞くので、考えてみたい。 わたしのところに雑談をしにくる……
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六、ウツってもいいじゃん
修行道場に入門して10年ほど経った時、私はそれまでの仕事の他に、この道場が管轄する別の寺の管理責任者を兼務することになった。 この寺は、宗祖である道元禅師が京……
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教えて、介護ライフハック!
村井家の後期高齢者介護は、特に大きな事件もなく、坦々と過ぎていっている(もちろん小さな事件は数え切れないほど発生しているが)。介護を経験している方々はおわかり……
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16. 努力の方向性について――我慢や無……
20代の頃の自分を思い返すと、よく頑張ったと労わりたい気持ちが大きくある。思い出そうとしても記憶がないほど、いつも何かに追われていて、いつも急いでいて、落ち着く……
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はじめに――『すごい長崎』試し読み
長崎はどこにある? 世界地図を広げると、ユーラシア大陸東岸の極東と呼ばれるエリアに、細長い島国の日本が見える。北東から南西にかけて、北海道、本州、四国、九州の四……
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五、根拠への「欲望」としてのペット
私の先輩である住職は、世に言う「ペット葬儀」を始めた草分けの一人だろう。50年近く前から行っていたはずである。 本人がやろうとして始めたわけではない。彼の妻が……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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