シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「こころ」一覧

住職はシングルファザー!
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4. 「料理」という最大の関門

新米シングルファザーの難関  もう一つ、規律正しい生活の柱にすえたのが、食事だった。  サラリーマン家庭に暮らす人には想像しがたいだろうが、お寺に暮らしていると、……

#タナカヒロカズを探して
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9.世界は広く、所変われば名も変わる。1……

 前回は日本社会における名づけの流行を追った。今回は世界に眼を向け、各国の名づけ事情から考えてみたい。同姓同名ワールドでは、イギリス発祥の「スミス」が気になる。……

住職はシングルファザー!
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3. 生活再建への第一歩

小学2年生の娘と幼稚園年長の息子  離婚してまず向き合うべきは、子供の心である。  私の心ももちろん疲弊していたが、「苦しみは糧にすべきものだ」という理解があるだ……

#タナカヒロカズを探して
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8.ビタミン型からスポットライト型へ――……

 前回は同姓同名が生まれる前夜、国民を管理する戸籍制度から「氏名」の人名表記システムを確立させた明治時代を振り返った。なぜか気になる他人の名前、現在に至るまでの……

戦争と音楽
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前編 音楽家は「時代の予兆」を表現するピ……

反復する歴史 吉田 今日はこんなに大勢の方に集まっていただいて、本当にありがとうございます。  岡田暁生さんと片山杜秀さんのお二人は、言うまでもなくクラシック音楽……

戦争と音楽
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後編 ウクライナ戦争における「音楽的事件……

(前編はこちらから) リュビモフの「命がけの音楽」 岡田 さて、今ロシアとウクライナの音楽シーンで何が起きているのか、ネット上で拡散された2つの動画を参考にしなが……

村井さんちの生活
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それが一番アカンやつ

 今回は、認知症の高齢者介護の現実のようなものに、一歩踏み込んだ内容を書くつもりなので少し気が重いが、先日起きたことを正直にお伝えしようと思う。私はこの数日、こ……

住職はシングルファザー!
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2. シングルファザーの決心

お坊さんの離婚はタブーなのか?  かくして、結婚生活は約9年で幕を閉じた。2018年の正月から、子供2人を男手ひとつで育てるという、夢想だにしなかった「シングルファザ……

#タナカヒロカズを探して
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7.近代国家は「氏名」からはじまった

江戸時代のネーミングに二大派閥があった  これまでわたしたちの同姓同名運動の歴史を振り返ってきた。自分が「田中宏和」という名前で生きてきた原点を探ると、明治時代……

住職はシングルファザー!
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1. お坊さんの結婚と離婚

お坊さん、結婚を決意する  「結婚することにした」  27歳のある日のこと。ぶっきらぼうに、両親にそう報告した。  いや、報告したというより、宣戦布告に近かった。  ……

#タナカヒロカズを探して
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6. 全国大会開催から初のギネスチャレン……

14人の田中宏和著『田中宏和さん』を出版する  2009年にTBSのテレビ番組でのV6との共演で起こった、田中宏和運動第2次ビッグバンは、オリジナルソングのリリース、田中宏……

歴史むし探偵
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台湾で見つけた、標本ラベルの謎(後篇)

(前篇はこちらから) ラベル付け替え事件の謎  1980年、国立科学博物館の黒沢良彦博士(故人)は、『素木(しらき)標本(ひょうほん)の由来と経緯を知らなくては、台湾の甲……

歴史むし探偵
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台湾で見つけた、標本ラベルの謎(前篇)

3月の下旬に台湾へ行った 「久しぶりにしがらみ無しで何も考えずに台湾でも行きませんか?」  そう誘ってくれたのは虫仲間の新里達也さんだった。環境調査会社の社長を最……

村井さんちの生活
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義父のお尻が大事件!?

 その日、私は急ぎの翻訳原稿の見直し作業に追われていた。訳しているのはとても長く、難解な一冊で、ここ数ヶ月間、ノンストップで訳し続けているがなかなかどうして手強……

#タナカヒロカズを探して
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5. 21世紀になり、運動はビッグバン……

2008年には6人の田中宏和集会に増加  1994年にはじまった田中宏和同姓同名収集活動は、2003年に初めて別の田中宏和さんと出会い、一大転機を迎えた。30年を迎えようとする……

考える四季
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日記を読むおもしろさ

他人の日記を読むこと  日記を読むのはおもしろい。そこには自分とは違う他人の生活の様子が記されている。他人の生活の様子なんか知ってなにがおもしろいんだと思う向き……

#タナカヒロカズを探して
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4. 別の田中宏和とのファースト・コンタ……

同姓同名年賀状を世界に送り出した  同姓同名年賀状を1995年から送り続けてきた。転機が訪れたのは、2002年の末のことだ。  Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する……

言葉は「間違い」の中から生まれる
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後篇 オノマトペから言語が発達した?

(前篇はこちらから) 高野 今井先生も最近『言語の本質』(秋田喜美氏との共著)という本を出されましたよね。 今井 はい。この本では、どうやって言語の多様性が生まれ……

言葉は「間違い」の中から生まれる
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前篇 AIは「ジェスチャーゲーム」を知ら……

高野 今井先生は、著者のモーテンさんをよくご存知だそうですね。 今井 友達とまでは言いませんが、すいぶん長い付き合いです。同じ分野の研究者なので、学会に行けば会……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
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広島に気づく10冊

(18)小説家・小山田浩子の10冊

 サミットもありますし広島の本を、と依頼されました。私は広島に生まれ育ちいまも住んで今年で40年、たまにこういう広島に関する依頼があります。もちろんとてもありがた……

村井さんちの生活
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歯医者に行くだけなのに

 先日突然義父から電話があり、またしても「お母さんを歯医者に連れて行きたい」と相談された。  「奥歯が痛いって言ってるんや」ということだったので、翌日、仕事を終え……

#タナカヒロカズを探して
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3.わたしが同姓同名収集家になった訳

田中は京都に掃いて捨てるほどいる  わたし、田中宏和は、昭和44年、1969年の1月21日に京都市に生まれた。生家は、南北に走る木屋町通り沿い、二条通りと御池通りの間にあ……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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  • エッセイ

若松英輔にきく、身体の内に建てる家とは?……

 建築とは言うまでもなく人の身体の〈外〉に柱や屋根を築いてゆく行為です。そして身体を覆うスケール感やダイナミックさに魅了されたのが、私たち建築を生業とする人たち……

堀部安嗣「建築の対岸から」
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若松英輔にきく、身体の内に建てる家とは?……

(前編はこちらから) 古い本と古い建築 堀部 家は人が弱くなれる場所、という話でしたが、こういった「弱い」とか、「古い」とかいった言葉に価値を見出せない日本語の状……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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